レッズ対ベルマーレ in埼玉スタジアム

思えばベルマーレは、1999年に一緒にJ2に落ちた友のような存在。
レッズは順当に1年で復帰し、J２にいたことなど今となっては思い出のかなたに追いやられてしまったような出来事ですが
かたやベルマーレはずっとJ2にくすぶり続け、今回10年ぶりのJ１復帰。
さあそんな2チームの9年ぶりの対戦は、どんな戦いになることでしょう。






レッズは、これまでの横パスの連続のイライラサッカーから抜けだし
それがフィンケの思うところかどうかは別として、前へ前へのスピードあるドリブルサッカーを展開。
昔からのサポなら、これぞレッズらしいと思わせてくれるシーンがいっぱい。






圧倒的なボール支配率と度々のシュートシーンに、大量得点の予感を抱かせてもらいましたが
結局は達也が倒されて得たPKを、ポンテが職人技でゴール左隅に決めて先制した1点のみで前半終了。










後半もボールをキープし続けゲームを支配し、11分に阿部のFKが直接決まって2点目。




その後も大量得点の気配を感じさせる、シュートシーン炸裂のゲーム展開に
わくわくの時間帯もありましたが、シュートは打てども打てども枠の外・・・
前節までは、外してもいいからシュートで終わろうよ・・・と思っていたけど
これほどまでに、むやみに枠を外れたシュートを量産してもね・・・・途中からはもう呆れ果ててしまうほど。

ボール支配とゲームコントロールだけでは、補いきれない決定力。
ここまでシュートの精度を欠くということは、どこまで続く得点力不足。
ある意味、前節までよりも心配が募る展開。
実際のところどうすれば、得点につながるの？


結局追加点ならず、時間稼ぎにも似た適当なパス回しをしていたところを突かれ、終了間際に失点。
大いに反省の余地ありで、試合終了。










達也が原口に代わった途端に、展開が一変。
元気は途中交代の割に、運動量が足りないと思います。
2年目のなんとやら、でしょうか？・・・心配。　　
この日はポンテの好調に救われましたが、ポンテにこれ以上頼るより新しい展開も必要。

徐々に良くなってきたというべきなのでしょうが、相手が弱かったのも確か。
21本のシュートを放ちながら、結果はセットプレーからの2得点のみは悲しすぎます。
せめて流れの中からのゴールが、1点でもいいから欲しかったですね。
それでも勝つことが薬と言うなら、次につながる大きな勝利ですから
少しずつ少しずつ、よくなっていってくれれば嬉しいです。　　

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