日暮らし通信


その日暮らしの生活でも、感謝しています

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どうした? 稀勢の里

2016年09月12日 13時49分27秒 | ちょっと一言

日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

キバナコスモス

空堀川沿いにて
(撮影: H280912)



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 「大相撲春場所」 が始まった。しかし、日本人横綱誕生と期待されている稀勢の里が初日に黒星。稀勢の里にとってはまた先行き不安な場所になってしまった

結果論で言う訳ではないが、私は初日に稀勢の里と横綱のどちらかが負けると予想していたが、その通り稀勢の里と鶴竜が敗れた

私は相撲通ではないが、場所前行われる 「稽古総見」 で稀勢の里が日馬富士に八番負け続けたと聞いた時、稀勢の里が持つべき闘争心が失われてしまったのではと、一抹の不安を感じたからだ

初日の取り組をテレビで見ていたが、上体が浮き上がって相撲の基本が疎かになった時を実力者・隠岐の海は見逃さず、あっさりと前頭筆頭の力士に寄り切られてしまった。それはあたかもも隠岐の海が大関であるかのように、立場が逆転したような勝負だった

それと制限時間前にアップで映し出される稀勢の里の表情からは勝負に対する真剣な闘争心を見ることは出来なかったから、さらに負けることを予想してしまった

 「横綱には勝つが、平幕にはあっさりと負ける」 ことの意味を稀勢の里は理解していないようだ

私は残念な言い方だが稀勢の里は優勝できない、即ち横綱には昇進できないのではないかと思い始めている。それは横綱になるには沢山の試練があるが、横綱になったらそれ以上の試練があるはずだが、稀勢の里はそのどちらも超える実力があるのに、それを発揮できないメンタル的は弱さがあるように思えてならないからだ

 「俺は絶対に横綱になる」 との信念を持っていたらもっと実力以上の強さで戦えるはずだが、今の稀勢の里からはそれを見ることができない

今日は先場所敗れた栃煌山(とちおうざん)戦、稀勢の里がどのように気持ちを切り替えて臨むのか? いつも期待されながら結果を残さないとファンにも飽きられてしまうことをよくよく肝に銘じるべきだろう

それといつも立ちはだかる白鵬が休場したが、それも稀勢の里にとっては有利なはずだ。 それだけに稀勢の里にとっては特別な場所になるはずだ。白鵬休場が稀勢の里にとってどのような意味があるのかを理解できなければ優勝など程遠いことを何よりも本人が自覚しなければならないだろう

後14日ある。私の懸念など吹き飛ばしてひたすら前に進んで横綱を目指す相撲を見せて貰いたいものだ





遺跡発掘調査

2016年09月11日 13時57分38秒 | 日暮らし通信
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■□ 写真タイトルと撮影場所 □■

遺跡発掘調査現場

自宅入口にて
(撮影: H280910)






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昨日、自宅前の分譲地の北西部で 「遺跡発掘調査」 が行われた。当市の指定地域内に建造物を建てる場合はこの 「遺跡発掘調査」 の実施が条例で定められており、調査の結果では更に詳細な調査も行われる

15時過ぎ、市教育委員会の調査員が到着すると、それまでブロック塀工事をしていた作業員が重機で調査抗を掘り出した。調査抗は幅は正方二メートル、深さも二メートルだが、重機で全く見事にあっという間に写真のように掘ってしまった

調査では遺跡も無かったのですぐに終わってしまったが、調査員の方に幾つか質問したら快く応対してくれた

まずは 「その調査抗の地層から何が判るのでしょうか?」 と、聞くと 「そこには関東ローム層の赤土もあるが、その他には富士山、箱根の火山からの降灰による地層がある。それと土地の所有者が盛り土をした形跡もあります」 とのことだった。かつて富士山が噴火した時にここまで噴煙が届いたことを証明していた

次に 「空堀川はいつ頃からあったのでしょうか」 と、訊ねてみた。その答えは 「旧石器時代から存在したと思われます」 との答えだったが、私は空堀川は江戸時代あたりから存在したと思っていたから、その答えにびっくりしてしまった

さらに私が 「その旧石器時代はいつごろでしょうか?」 と聞くと 「空堀川は約一万年前には既に存在していたようです。だが空堀川の名があったのかどうかは判りません」 と教えてくれたが、縄文や弥生時代より遠い時代に空堀川はあったとのことで、私も大いに勉強になりました

今日の調査では何も出なかったが、私が旧宅に住んでいた頃、ある事情があってこの 「遺跡発掘調査」 を実施してもらったことがあった。深さはやはり二メートルだが重機は入れないので調査員の方が手掘りで調査抗を掘ったが、考古学に秀でた調査員の方はこのような手掘りにも慣れているようだった

その結果、カケラが二個出てきたが、一個は4,000年前の縄文時代の土器、もう一個は奈良時代の土器とのことだったが、私が住んでいるこの場所にかつては縄文人が生活していたなんて、超遠い昔にロマンを感じてしまった

ネットで 「旧石器時代」 を検索すると、 「旧石器時代とは、ホモ・ハビリスなどヒト科による石器 (打製石器) の使用が始まった時代で、石器時代の初期・前期にあたる。年代的には200万年前に始まる」 と説明があった。そんな遠い時代にこの空堀川沿いではもうヒトの動きがあったなんて、またまた歴史の重さを感じてしまいました






ブルドーザーは凄い

2016年09月10日 13時57分23秒 | 日暮らし通信
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■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

重機 と ダンプカー

自宅二階ベランダにて
(撮影: H280906)



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現在、我が家の南側に六棟の分譲住宅建設が始まったが、目の前だから嫌でもその工事を毎日見ることになった。だが、空地から住宅が建設される全過程が見られるとは私にとってはいささか興味のあることでもある

6日に重機が入って作業が始まったが、まずは全ての土を約30センチ以上ほど削る作業に入った。重機で土を削っては中型のダンプカーに降ろしては何処かへ持って行く作業が続いたが、その搬出された土の量は膨大な容積でもある

素人考えだが 「何でそのままの高さで住宅を建てないのだろうか?」 と疑問があったので重機の若いオペレーターに訊ねたら、いろいろと理由はあるようだが 「簡単に言えば周囲の道路の高さに合わせるために土を削っている」 そうだ。そう言えばその分譲地の周囲の道路に比べたら少し高さがあることが判った

それにしても関東ローム層の肥沃な土が削られて、何処かの埋め立てに使われているのは何とも寂しい限りだ。先日のブログでも述べたが、ここは江戸時代から続いた畑だから何とも惜しまれる。ローム層特有な黒い土は農作物を造るには絶好の地力豊富な農土だったのだ

でも重機のパワーとは凄い迫力だ。写真の重機は中型ブルドーザーのようだが、一回パケットで掬いあげる土の量は人間がシャベルを使ったら何回分に値するのか判らないほど多量だ

写真は6日、作業を始めた頃の様子だが、一体何日かかるのだろうか? と思ったが、三日間で終わったのはやはりこの重機のお陰だろう

この分譲住宅建設、今後はどのような作業が行われるのであろうか? 閑人(ひまじん)の私にとっては当分見続けることになりそうです





激しい雨でした

2016年09月08日 16時16分48秒 | 日暮らし通信
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■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

ニラバナ

街中にて
(撮影: H280907)



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今日の予報では、8日未明に台風13号は温帯低気圧に変わったが、関東地方でも大気が不安定だから大雨には要注意とのことだった

今日、私は街の総合病院へ通院する日、この天気には困ったが、いつもの通り自転車で行くことにしたが、雨合羽を着て9時過ぎ家を出た

10分ほど走ったら突然激しい雨が降ってきた。合羽を着て良かったと思ったが、この雨は半端な降り方ではない。家に引き返すことも考えたが、いつか止むだろうと走り続けた。だが、こんな激しい雨の中を自転車で走るなんて私の記憶には無いが、この雨では自転車操作も要注意であまりスピードも出せずにゆっくりと走ることにした。幸いにも降り出してから10分ほどで小降りになった

途中からは市内を流れる北川(きたがわ)沿いを行くのだが、流れる水量も少ないようなので、やはりこの辺りでは雨は小降りだったのだろう。それにしても経験のない激しい降り方の雨だった

病院から帰る頃は、雨はポツリポツリと小降りだったので、大気はだいぶ不安定のようだ

このような激しい雨は午後14時過ぎにも降ってきた。ベランダの軒下に干していた洗濯物を取り込むのが少し遅れたので、戸を開けると激しい雨と風によって水滴が部屋の中に吹きこんできたのでこの勢いにびっくりしてしまった

元台風の影響で各地に大雨が降ったが、明日は天気が回復する予報です






分譲住宅の建設始まる

2016年09月07日 15時48分02秒 | 日暮らし通信
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■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

整地中の重機

自宅二階にて
(撮影: H280907)



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我が家の南側の空地に昨日から重機が入り、整地作業が始まった。この地に六棟の分譲住宅が建設されるようで、完成は来年二月とのことです

我が家も分譲住宅 (俗に言う建売住宅) だが、各棟決められた建蔽率(けんぺいりつ)によって敷地境界一杯に建てられるから、我が家の日照権も建築基準法の範囲内では最小限に担保されるだろうが、現在よりは大幅に減じることになるだろう

今の住宅を選んだ時にはこの空地は駐車場だったが 「いつかはこの駐車場も家が建つだろう?」 と、納得した上で転居したから、日照権についてはあまり拘るつもりはない

現在、南側は空地なので充分な日照のお陰で、日中のDKでは照明が要らないくらい明るい。だが前に住宅が建てばこのような明るさも期待できないだろうが致し方ないことだ

私はこの町内に住んでから今年が50年目になる。半世紀の間、私自身の環境も多いに変化したが、それよりも大幅な変化を遂げたのは街中の環境だ。何よりの変化はは畑 (農地) が少なくなったことで、そこには必ず分譲住宅が建てられた。そんな繰り返しが未だに続いているが、その残りの畑もだいぶ少なくなった

私が住んでいる所も前の空地も、おそらくは江戸時代から続いた畑で、農家の人たちが丹精込めて地力を増すことに汗水を流して守り続けてきたはずだ。その畑が相続などの事情で簡単に宅地に変化することを、先人たちは天国からどのような想いで見ているのだろうか?

これからはこの分譲住宅の建設で騒がしくなるが、当分はその喧騒(けんそう)ぶりを我慢しなければならないだろう





今日は妻の通院日

2016年09月06日 20時01分22秒 | 日暮らし通信
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院内にはコンビニがあります

都立病院ロビーにて
(撮影: H280906)



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今朝の起床は3時半、携帯電話の目覚ましのお陰で寝過ごさずに起きた。妻の通院日にはいつもこの時間から今日が始まる。しかし、最近、日の出は5時過ぎだから、この時間はまだ真夜中の雰囲気だ

妻と長男の嫁さんを乗せて家を出たのが6時半過ぎのことだった。9時予約だから8時に家を出ても間に合う勘定だが、その時間帯の府中街道は渋滞するから、少し早めに家を出ることにしている

今日は幸いにも9時前に診察室に呼ばれたが、今の妻は医師に特別な異常報告も無いので10分ほどで終了した

その後は 「自動支払機」 で精算すれば全て完了。再診受付から精算までは全てデジタル化されているので、最初は戸惑う高齢者も多いようだ

この都立病院は来る度に思うのは院内の広さと整った環境だ。東京都には幾つかの都立病院があるが、ここは構造的にも、設備的にも一番新しい施設のようで、最新のデジタル化によって医療行為が運営されている

それとここにはコンビニがある。いままでだと 「院内売店」 での販売が通念だったが、今はコンビニが院内にあって、かなりの賑わいを呈している

でも幾ら立派な病院でも 「私は絶対にお世話にはなりたくない」 のが本音です。そのためには健康であることが必要で、それが何よりも幸せと言うものです





久しぶりに園内を歩きました

2016年09月05日 14時52分11秒 | 所沢航空記念公園
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カンツバキの蕾

所沢航空記念公園にて
(撮影: H280905)



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今日は9時過ぎ、妻と車で所沢航空記念公園へ行き、久しぶりに園内を散歩した

()射しは強いが園内の木陰を選んでの散歩は快適だった。木陰に入るとすぐに涼しさを感じて、その上心地よい南西の風が体全体を包んで流れるようで更に涼しさが増した心地良さだった

ところでお彼岸の中日まであと17日だが、いつも彼岸花が群生している場所へ行って確かめたがまだ何の兆候も見ることができなかった。だが間違い無く彼岸花は咲く花の準備をしている筈だ

池の東側にあるコブシの木には少し赤くなりかけた実が陽に照らされてぶら下がっていたが、私の知る限りこの園内ではここしかコブシの木を見たことがない

コブシの実を見ているとやはり千昌夫さんの名曲 「北国の春」 の歌詞が想い出されて、思わす口ずさんでしまった

だがこの 「北国の春」 を好んで唄う人でも、もしかしたら 「コブシの実」 の現物を見たことが無いのではないだろうか? 街中でもあまりコブシの木を見たことはない

暫く歩いていると妻が小さくて丸い実を見つけた。その木の根元には樹名を示す小さな看板があり 「カンツバキ」 と記されていた

それには 「サザンカとツバキの交雑種といわれる。花は冬に咲き、紅色の八重咲き」 との説明文があったが、その冬の開花に備えてもう咲く花の準備が始まっているのだろう

公園中央に位置する時計台下のロータリーで妻と水分補給のため立ち止まると、視界の中にたくさんの赤トンボが飛び交っていた。街中ではトンボを見るのも珍しい昨今だが、ここでは多くのトンボを見ることがでる

今日は妻ペースでゆっくりと歩いたので園内では一時間を過ごした。妻もひと頃と比べると歩くスピードもやや落ちたのが気になるが、まだ可能ならばできるだけ一緒に歩くように心掛けるつもりだ





妻 と MLB

2016年09月04日 13時59分04秒 | 日暮らし通信
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キバナコスモス

空堀川沿いにて
(撮影: H280904)



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テレビではあまり日本のプロ野球の試合を見ないが、MLB (メジャーリーグベースボール) の試合は 「NHKのBS放送」 で時々見ている。このように毎日のようにMLBの試合を見られるなんてかつては思いもしなかったことだ

勿論、イチロー選手などの日本人選手の活躍を期待してのテレビ応援のつもりで楽しんでいる

私は案外テレビでスポーツ観戦するのが好きなので、勝手にテレビのチャンネルを決めてしまうが、妻も文句を言わずに一緒に見ている

どころで妻がMLBの試合を見ていると幾つか 「変だ? 不快だ?」 だと気になることがあるらしい

その一つは、カメラがベンチにいる選手を映すことが多いが、その選手たちのほとんどがガムをクチャクチャ噛んだり、噛みタバコを噛んだり、時には何かを食べている姿が必ずアップで映し出される

そしてその選手たちは 「ペエッ、ペエッ」 と所かまわずベンチの床面に向かって(つば)を吐き出す姿も映し出される。それを見た妻は 「やだねえ~」 を連発する。余程気になるらしい

このようなシーンから想像するとMLBのベンチの床面はあまり綺麗ではなさそうだと私も思ってしまう。きっと日本人ならベンチ内を掃除したくなるような状態かもしれない

二つ目はたっぷり伸びた髭面(ひげづら)の選手が出ると、妻は 「何だろうね? あの髭は?」 とこれもまた少し気になるようだ

MLBでは選手の髭面をある程度抑制しているチームもあるようだが、髭面の選手は結構多いのが現実だ。髭にもピンからキリまであるが、伸び過ぎた選手を見ると 「もう少し何とかならないか?」 と、妻共々私もあまり好感は持っていない

そんな選手が登場してくると野球では無くて、何処かの 「(きこり)たちの大会」 のようで、バットを持つより斧を持つ方が似合いそうな髭面だ

ところで妻はあのイチロー選手だけは知っているようで、私が 「イチロー選手の背番号は何番?」 と聞くと 「51番」 としっかり答えるが一体何処で覚えたのであろうか?

今日午前は 「マーリンズ Vs インディアンス」 の試合を細切れで見たが、イチロー選手は3打数2安打とバッティングの感覚が戻ったような気がしたのでさらなる活躍を期待しています

妻は何故かあの 「白鵬」 と 「イチロー選手」 のファンのようです





栗を売るおばあちゃん

2016年09月03日 14時09分54秒 | 日暮らし通信
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栗を買ってきました

自宅DKにて
(撮影: H280903)



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9時半過ぎ、妻と歩いて買い物に行く途中の道端で、自転車を止めてだいぶ高齢のおばあちゃんが何かを売っていた

よく見ると自転車の後籠(うしろかご)にはバラの 「ゴーヤ」 と 「網袋に入っている栗」 があって、四角い厚紙に 「100円」 と書いてあった

このおばあちゃんは近くの土地持ちの人だが、時々見かけているので会うと挨拶を交わす程度の知り合いだった

 
しゃがんで疲れたように客待ちの様子を見ていると、何となく気の毒になって使い道に当ては無いが栗を二袋を買った

少し話をしたが、土地はたっぷりあるがその管理は大変とのこと。最近は上等な栗が採れなくなってしまったと嘆いていた

息子さんは都内に住んでいるが、どうも農作業はしないような口ぶりだった。このおばあちゃんの連れ合いも高齢だから、時々畑仕事をしているのはこのおばあちゃんだけだ

今はこのように後継者不足で農地があってもその管理は不十分で、日本を象徴する 「農の世界」 もいささかぐらついているのは確かだ

帰ってから栗一袋の重さを測ったら450グラムあったが、それが100円なのは安いのか高いのか? それとこの栗はどのような味がするのか? は判っていない

 「さあ~て、この栗どうしようか?」 

娘に頼んで 「栗ご飯」 でも作って貰おうかと考えている





田舎の裏道

2016年09月02日 14時46分08秒 | 日暮らし通信
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■□ 撮影場所 □■

空堀川近傍にて
(撮影: H280902)


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田舎の裏道


大沼田橋




妻と買い物が終ってスーパーを出るとまず志木街道を横切らなければならない。しかし、この場所は横断歩道の白線が無いので、基本的には歩行者は渡ってはいけないのだが、誰もそれを守る者はいない。それもそうだ、白線がある交差点までは100メートルも歩かねばならないからだ

車の往来が激しい時もあるが、待てば必ず車が途切れることがあるから慌てることもなく待つことが安全だ

やっと横切ると次は空堀川沿いの遊歩道に出るには南に向かって約250メートルの田舎道 (写真) を歩く

いつもこの道を歩く度に思うのは 「何て、田舎の裏道はこのように狭いのだろう?」 と、歩行者優先で無い環境に文句を言いたくなる

この道は普通車がやっとすれ違うことができるが、歩行者用の白線の幅はいたって狭い。この道の先の空堀川には大沼田橋が掛っているが、この橋は狭い一車線なので、災害時には大型消防車は通ることができない

余計なことだが、空堀川には八十数本の橋があって車が通れない橋もあるが、一車線しか通行できないのはこの大沼田橋だけかもしれない

いつも妻と 「サイド バイ サイド (並列)」 で歩いている私たちは車が近づくと必ず路肩に寄ってその車をやり過ごす、そうしないと危険だからだ

市内ではこのように狭い裏道が至る所に存在する。今となっては拡張することは多額の費用が必要だろうが、戦後のある時期まではそれも可能な時もあったはずだが、市政者たちは 「先見の明」 に欠けていたようで、昔からの 「籠仕様」 の道路のままで 「道路の近代化」 にはあまり熱意は無かったようだ

私たちがこのような道路でも危険を感じるから、車椅子の人たちはもっと感じる危険度が高いかもしれない

世の中には弱者にとっては危険な所が山ほどあるが、意外と知られていないようだ。とにかく裏道歩行は要注意である






空堀川にも瀬音あり

2016年09月01日 16時26分28秒 | 日暮らし通信
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■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

瀬音が聞こえる曙橋付近

空堀川左岸にて
(撮影: H280901)



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今日も独りで空堀川沿いを歩いた。台風9号、10号の影響だろうか、水の流れはまだ続いている。それも清流だ

そして少し驚いたのは場所によっては 「瀬音」 がすることだ。瀬音なんてあまり使わない表現だが、川で水が流れることをどう現わせばいいのかと考えたが、ふと浮かんだのが 「瀬音」 だった

念のため辞書で調べると瀬音とは 「浅瀬を流れる川の音」 と解説してあったから、空堀川でも通用する表現だろう

ところで空堀川で瀬音が聞こえるのは珍しいことだ。大雨の直後などには流れの音がするが、それは瀬音とは言えない濁流状態の時の暴れた音、今のように晴天下での瀬音はあまり聞いたことがない。それだけ流れる水量が豊富な証拠だろう?

特に曙橋の下ではその瀬音がはっきりと聞こえて、これが空堀川? といつもカラカラ状態の川の様子が信じられないような清流での瀬音だ

川には水が流れているのが当たり前だが、その当たり前が通じないのが空堀川だ。水が流れていること自体が異常なようで、まったく不思議な空堀川だ

台風10号による東北、北海道の被害の大きさには驚くばかりだ。特に北海道では、かつて妻と道東を旅して何回も訪れた地名が被害に遭ったことを知った

あんなに雄大で長閑(のどか)だったその地が、災害に遭って一変してしまった。一刻も早く復興することを祈っています