相撲界でまた暴力? それも世間を騒がして話題になった被害者が加害者に変身とは?
暴力が起こる度に相撲協会ではそれなりの対策を講じているのだろうが、その効果が上がらないのは対策そのものよりも、角界に蔓延る暴力への甘い考えがあるのではないだろうか?
大相撲の歴史は永いがその間にどうような暴力があったのか? なんてことは今更煎じることでも無く、いまだにその風潮は根強く残っているはずだ。
かつては当たり前のように暴力がありながら存続した角界だが、そのような環境で育ってきた親方衆の思考が 「アンチ暴力」 に積極的に切り替わるとは考えづらい。
今回の暴力の原因は付き人が 「財布を忘れたのか?」 それとも 「風邪薬を忘れたのか?」 は判らないが、そんなことは本人管理が常識なことだから、それで付け人を殴るとはあまりにも非常識なことだ。
それと 「付け人」 の制度を問題視する関係者もいるが、私も同感だ。
あれは関取の 「付け人」 では無く、「家来」 のような関係に見える。
場所中、取り組みが終って引き上げる横綱の回りには何人もの付け人が取り囲んでいるが、あの光景を見ると明らかに 「殿様と家来」 の関係だ。
それと幕下以下の力士には原則として月給は支給されず、場所毎の手当と報奨金が支払われるそうだが、幕下以上の力士と比べるとその所得は格段の低さのようだ。
相撲協会の入門検査合格で角界入りしたのだから、株式会社の社員のように明確に給料を支払うべきではないだろうか?
だが貴の岩の引退は残念な思いがする。まだ若いのだから、もう一頑張りして欲しかったが、加害者の立場はかなりのパッシングを受けるだろうから、本人の意思に任せるのがいいのかも知れない。
でも私は 「相撲界からは絶対に暴力は無くならない」 と思っている。また近々同じような暴力沙汰が起こるような悪い予感がしている。
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簡単には取り除けない、先ずは日本相撲協会の
理事長以下三役の半分は部外者から選任する
とか何らかの変化を取り入れなければ・・
いつまでも同じことの繰り返し・・
パワハラや暴力をなくしても伝統を守る相撲は
出来るはず、日本の相撲界の将来がかかります
文科省、スポーツ庁もしっかりと管理監督
してほしいものです。
何とも大相撲の世界は変わらないですね。
あの人たちは謂わば職人の人たちだから
仕事の技は高くても管理能力はとんと薄っぺらで
す。
理事クラスには高い学歴の専門家も必ず必要です。
それと「横審」は必要なのでしょうか?
それ以前に皆で改革する項目がたくさんあるのに
あの横審を「運営審議会」にして管理したらどうでしょうか?
文科省、スポーツ庁ももっと厳しく介入すべきです。