● この項のタイトル: ストーンヘッジ ●
英国へ来ていろいろな場所を訪れたがストーンヘッジも忘れられない。
ストーンヘッジは誰が造ったのか?、何のために造ったのか判らない謎の多い円形の巨石群。
ロンドンより西へ約100キロ以上も車で走らなければならない。しばらく走るとやがて緑が多くなり牛や馬が見えるのどかな田園風景に変わる。
山らしい山は無く、緑の丘の間を高速道路が一本走っている。この風景はどことなく北海道に似ている。
やがてストーンヘッジが視界の中に入ってきた。
曇り空と巨石のコントラストは宇宙人がUFOで飛んできてもおかしくない雰囲気だ。
ただ、回りには何も無い。ただ巨大な石が積み上げられているだけだ。もし宇宙人が来てもあまりの殺風景な佇まいにすぐ帰って行くかも知れないように何もない。
手持ち無沙汰な気持ちで小さな石の上に飛び乗ってみた。
とたんに "Don't climb !!" と声が飛んできた。
気が付かなかったが警備員のおっさんがいたらしい。 "すんません" と小声の日本語で謝って飛び降りた。
我に返ってもう一度回りを見回すとほんとうに何も無い。これがストーンヘッジである。
(この項終わり)
今日も熱帯スイレンをアップしました。
表示板には白色と説明していたが、少し薄い黄色が目立つスイレンだった。
このスイレンは何とも清楚で幻想的な雰囲気があった。
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