いわさきあきらの音人的生活

京都のキーボーディスト岩崎明のブログです。音楽の知識、機材の紹介、日記など。

思い出のシンセ・機材「YAMAHA KX5」

2009年07月17日 | 思い出のシンセ・機材
 YAMAHAのXシリーズをずっと書いてきました。

 実は、これだけ、ずいぶん後に買って、
 今でも持っているものなんですが、
 Xシリーズの最後に紹介したいと思います。

 YAMAHA KX5

 ショルダー・キーボード・タイプのMIDI コントローラーです。


 MIDI(ミディ)というデジタルで楽器をつなぐ方式ができたので、
 鍵盤のないシンセ、音源モジュールができた、
 という話を TX7 の回にしました。

 鍵盤のないシンセがあるなら、その逆の、
 音源のないシンセもあるわけで、
 それを、MIDI コントローラーと言います。

 MIDI コントローラーは、
 鍵盤、スライダー、モジュレーション、ピッチベンドなど、
 音源部がないので、シンセとは呼べません。
 
 つまり、これだけ持っていても、音は鳴らず、
 MIDI コードを使い、音源モジュールにつないで、演奏します。


 MIDI コントローラーの良い所は、
 自分の気に入っている鍵盤で
 自分の気に入っている音源を鳴らすことができます。


 例えば、YAMAHAのKX88は、
 ピアノ・タッチの88鍵盤のコントローラーで、
 やはり、ピアノの音色はピアノ・タッチの鍵盤で弾く方が、
 しっくりきます。

 初期のショルダー・キーボードは、
 アナログシンセの入った、クラベーターという機種が有名で、
 ハービー・ハンコック、ヤン・ハマーなどに使われていましたが、
 かなり大きく、重いものだったようです。

 それが、MIDI を使うことで、音源を切り離すことで、
 軽量で、動きやすいKX5ができたわけですね。

 ショルダー・キーボードのおもちゃっぽさからか、
 あるいは、キーボーディストのあまり前に出ないという性格からか、
 それほど、普及はせず、今では生産終了していますが、
 中古市場では、人気はあるようですね。



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