(写真は、テクノ系に今でも人気の高い
ローランド JUNO106、DCOタイプのデジアナシンセ)
アナログとデジタル、
わかっていそうで、いざ説明するとなると、むつかしい言葉です。
大きな意味で言えば、
アナログは「量」、デジタルは「数」、です。
電気は普通、「電力量」のように「量」で表します。
これはつまりアナログです。
そして、電気を「数」として、処理するのが、デジタルなのです。
つまり、電気をいったん数字にして、
処理したり、記録したりするのが、デジタルです。
まず、アナログ・シンセから説明します。
オーソドックスなアナログ・シンセは、
基本的には、次の3つのパートからできています。
VCO(ボルテージ・コントロールド・オシレータ)
→発振器、つまり、音を出すところ
VCF(ボルテージ・コントロールド・フィルター)
→フィルター、音色を加工するところ
VCA(ボルテージ・コントロールド・アンプ)
→アンプ、音量を加工するところ
アナログ・シンセは、電圧(ボルテージ)でコントロールするために、
VCという文字が入っています。
コンセントの電気は、かならずしも一定ではないために、
ピッチ(音程)が揺れたり、
また、シンセ本体があたたまってきたら、
ピッチが高くなったりしました。
それを解決したのが、オシレータの部分だけをデジタルにした、
いわゆる、デジアナ・シンセです。
このシンセの場合、オシレータ、つまり、発振器は、
DCO(デジタル・コントロールド・オシレータ)
と呼びます。
けれど、音程の不安定さは、アナログ・シンセの
「揺れ」や音の分厚さといった長所にもなっていたわけです。
ただ、アナログの発振器より、デジタルの発振器の方が、
安く作ることができたみたいで、
このあたりから、シンセというものが、
身近なものになってきました。
次回は、デジタルについてです。
初心者のためのネットレッスン「ヤマハミュージックレッスンオンライン」
DTMの事なら石橋楽器店!
雑誌・バンドスコアも勢ぞろい!【TOWER RECORDS ONLINE】
アニメもJ-POPも洋楽もクラシックも!音楽ダウンロードは【mora】
ローランド JUNO106、DCOタイプのデジアナシンセ)
アナログとデジタル、
わかっていそうで、いざ説明するとなると、むつかしい言葉です。
大きな意味で言えば、
アナログは「量」、デジタルは「数」、です。
電気は普通、「電力量」のように「量」で表します。
これはつまりアナログです。
そして、電気を「数」として、処理するのが、デジタルなのです。
つまり、電気をいったん数字にして、
処理したり、記録したりするのが、デジタルです。
まず、アナログ・シンセから説明します。
オーソドックスなアナログ・シンセは、
基本的には、次の3つのパートからできています。
VCO(ボルテージ・コントロールド・オシレータ)
→発振器、つまり、音を出すところ
VCF(ボルテージ・コントロールド・フィルター)
→フィルター、音色を加工するところ
VCA(ボルテージ・コントロールド・アンプ)
→アンプ、音量を加工するところ
アナログ・シンセは、電圧(ボルテージ)でコントロールするために、
VCという文字が入っています。
コンセントの電気は、かならずしも一定ではないために、
ピッチ(音程)が揺れたり、
また、シンセ本体があたたまってきたら、
ピッチが高くなったりしました。
それを解決したのが、オシレータの部分だけをデジタルにした、
いわゆる、デジアナ・シンセです。
このシンセの場合、オシレータ、つまり、発振器は、
DCO(デジタル・コントロールド・オシレータ)
と呼びます。
けれど、音程の不安定さは、アナログ・シンセの
「揺れ」や音の分厚さといった長所にもなっていたわけです。
ただ、アナログの発振器より、デジタルの発振器の方が、
安く作ることができたみたいで、
このあたりから、シンセというものが、
身近なものになってきました。
次回は、デジタルについてです。
初心者のためのネットレッスン「ヤマハミュージックレッスンオンライン」
DTMの事なら石橋楽器店!
雑誌・バンドスコアも勢ぞろい!【TOWER RECORDS ONLINE】
アニメもJ-POPも洋楽もクラシックも!音楽ダウンロードは【mora】