秘密保護法と共謀罪を考える四日市の会

秘密保護法・共謀罪に反対し、その廃止を求めましょう!

板谷信彦さんコンサート

2014年05月01日 | メッセージ
 板谷信彦さんのコンサートは近鉄四日市駅にほど近い中部地区市民センターで行われました。鈴鹿の会の皆さんや四日市近郊の面々が集ってくれました。大きい規模とはならなかったものの、熱気あふれたコンサートとなりました。もっとたくさんの人に聞いてもらいたかった、惜しい!

 準備した者たちが大いに喜ぶ、それは一番のことではないかと思います。当会の3人のメンバーによる訴えのあと、いよいよ1時間の演奏です。題して、「安倍政権に、あっかんべえ~!」


 一曲目は「帰ってきたよ、べべべのべ」ー何のことかと思ったらあの方のこと!続いて「消費税の唄」、「STOP!TPP」、「村が消えた」と「NoNo原発」ー胸に染み入る悲しみと抵抗の歌、そして叫び。そのほか731部隊や沖縄の現実をテーマとした歌ー自分は沖縄に行くことができるのかという問が耳に残るー、あるいは冤罪のテーマの歌もあり、曲や表現の多彩さに驚きながらも、私たちの心のなかにある澱のようなもの、あるいはマグマのようにたぎるものが言葉となって表現される強い喜びを感じました。
 運動をやっていると自分の中に様々な気持ちを押し殺してしまい、忘れていることもあるかもしれません。でも一緒に演奏を聴きながら、楽しみ、片頬上げてニヤリ、やりきれなさにため息をつく、強い怒りをぶちまけるー怒りの矛先を間違ってはならないー私たちはこんなにいろいろのことを感じ、怒り、泣いていたのだと、気付きました。
 さて、ふだんは穏やかな人たちも特にそうでない方も大いに笑い、味わい、楽しまれ、とにかく聴いて満足!だったと思います。
 トークでは忘れがたい言葉がありました。「あきらめたらどうしていけないのか?ーそれは、そうすれば現状維持でなく、ますます(事態は)悪くなるからだ」
「秘密保護法反対の唄」は一緒に歌いました。「九条音頭」、そして最後には「いつかきっと」ーしっとりと聞き入りました。


 ポリシーをもった歌詞に終始励まされました。懇親会では貴重なお話もたくさん伺って、考えを深めることができました。
 板谷さん、本当にありがとうございました。皆さんもまた聞く機会があればどうぞおでかけ下さいね。