秘密保護法と共謀罪を考える四日市の会

秘密保護法・共謀罪に反対し、その廃止を求めましょう!

日本ビジュアル・ジャーナリスト協会の緊急声明が再度でていますー署名など  

2015年01月28日 | メッセージ
後藤さん、湯川さんの救出と解放を心から願います。
以下、守田敏也氏のブログ「明日に向けて」よりご紹介させていただきます。
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日本ビジュアル・ジャーナリスト協会が再度声明を出しています。
後藤健二さんの解放を求める緊急声明です。

どうか御覧ください。

http://www.jvja.net/JVJA_IS_Statement.htm

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ヨルダン国民と国王に、ヨルダン空軍パイロットと後藤さんを救うための嘆願署名が行われています。

 親愛なるアブドゥラ二世国王陛下
 ヨルダン国民の皆様

 ヨルダン空軍パイロット;ムアーツ・アルカサスベ中尉と日本人ジャーナリスト後藤健二氏救うための嘆願書をお届けします。
 この2人の命を救ってください。皆様の意志で2人を救うことができるのです。どうか政治的な事情を越えて二人の命を救ってください。
 イスラムの人々と日本人は友人です。どうか友人同士助けあってこの苦難を乗り越えましょう。
 https://www.change.org/p/his-majesty-king-abdullah-ii-of-jordan-and-the-good-people-of-the-kingdom-of-jordan-we-humbly-request-your-majesty-king-abdullah-ii-of-jordan-and-the-good-people-of-the-kingdom-of-jordan-to-do-your-utmost-to-help-with-the-saving-the-life-of-1st-lt-mu?recruiter=50897116&utm_source=share_petition&utm_medium=facebook&utm_campaign=autopublish&utm_term=des-lg-share_petition-reason_msg&fb_ref=Default

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こちらは後藤健二さんの友人たちよりという署名です。英語の次に、日本語でも書かれていますのでぜひ文面をお読みください。

 日本からイスラム国へのメッセージ: イスラム国により人質となった日本人ジャーナリスト、後藤健二さんの友人たちより
 https://www.change.org/p/respected-leaders-of-the-muslim-faith-persuade-the-islamic-state-to-release-two-japanese-hostages?recruiter=50897116&utm_source=share_petition&utm_medium=facebook&utm_campaign=autopublish&utm_term=des-lg-share_petition-reason_msg&fb_ref=Default



湯川さん、後藤さんの救出を祈ります。

2015年01月23日 | メッセージ
イスラム国により拘束され、殺害警告を受けているお二人に関して、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会が声明を出していますので転載します。この声明は英語、アラビア語でも発表されており、下記にあるようにイラクのテレビでも放映されているということです。これらのメッセージがイスラム国で2人を拘束している人々の心に届きますように。

お二人の救出のために知恵と力を尽くしている方々がいます。湯川さんと後藤さんの解放と救出を切に祈ります。以下は守田敏也さんのブログ「明日に向けて」1021号より、転載させていただきました。


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 IS(イスラム国)による日本人人質事件に対する声明
 http://t.co/jz0OKQ74ou

 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)はフォトジャーナリストやビデオジャーナリストの団体です。
 私たちは、イラク戦争とその後の占領下において、米英軍を中心とした有志連合軍による攻撃がイラク市民にどんな災禍をもたらされたかを取材、テレビや新聞などで報道してきました。また、イスラエルのパレスチナ・ガザ地区への無差別攻撃に晒された市民を取材し、テレビや新聞等で報道してきました。私たちの報道はけっしてアメリカやイスラエルの攻撃を肯定するものではありませんでした。
 私たちジャーナリストが、現場での取材を通して理解した戦争下の住民の現実だったからです。同時に、報道を通して私たちはあらゆる暴力を批判してきました。日本政府の戦争政策に対しても批判してきました。イスラエルのガザ攻撃に対しても、私たちは強く批判してきました。私たちは現在の安倍政権の戦争を肯定するかのような政策を、報道を通して批判しています。
 現在、IS(イスラム国)が拘束している後藤健二さんには、取材の現場で会ったことがあります。後藤健二さんもまた、イラクやシリアでの戦火に苦しむ市民の現状をテレビやインターネットで報道してきました数少ないジャーナリストです。湯川遥菜さんは、私たちと直接の接点はありませんでしたが、報道によると個人的な興味から「イスラム国」に入ったようです。
 私たちは、暴力では問題の解決にならないというジャーナリズムの原則に立ちます。武力では何も解決されない現実を取材をとおして見てきたからです。「交渉」を含むコミュニケーションによって問題解決の道が見つかると信じます。
 私たちは、IS(イスラム国)の皆さんに呼びかけます。日本人の後藤さんと湯川さんの2人を殺さないように呼びかけます。人の命は他の何ものにも代え難いものです。イスラムの教えは、何よりも平和を尊ぶことだと理解しています。
 私たちは、同時に日本政府にも呼びかけます。あらゆる中東地域への軍事的な介入に日本政府が加担することなく、反対し、外交的手段によって解決する道を選ぶようにと。
 
 2015年1月20日
日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)

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イラクのテレビ局で二人の解放に尽力している同志社大学の中田考氏の記者会見の様子とJVJAの声明が流されたそうです。
かつてイラクで人質になり解放されたものの、その後、「自己責任論」バッシングの猛攻を受け、大変辛い中から再度、ジャーナリストとして起ちあがって奮闘してきた高遠菜穂子さんの尽力によるものだそうです。
これは非常に大きい!間違いなく「イスラム国」の眼にも触れるでしょう。
https://t.co/2MxxnJ0phB

秘密保護法に反対するピースアクション・よっかいち行動開始

2015年01月10日 | メッセージ
久しぶりの更新となりました。皆さん新年おめでとうございます。
「秘密保護法を考える四日市の会」と同じく、秘密保護法、集団的自衛権をはじめ、日本を戦争のできる国にすることやひとつひとつのステップに否をとなえたい四日市市内・近郊の団体や個人有志が繋がって、「秘密保護法に反対するピースアクション・よっかいち」が発足しました。呼びかけ人は当会です。これから仲間を増やしていきます。是非応援してください!

今日はその活動一回目で、近鉄四日市駅前で15時から街頭活動を行いました。昨年12月6日と同様、賑やかに元気よく秘密保護法廃止、戦争をする国づくりはいや!と訴えました。チラシ配布、シール投票、プラカードなどです。

秘密保護法は施行されたと言ってもあきらめてはいけないーと私たちはこの一年学んできました。
やっぱりおかしいことはおかしいのだから。いけないと言っていかなければならない。

風通しの良い、自由に意見の言える社会、求めれば情報公開に応じてくれて、その情報を元に一人ひとりがすべて真実なことは何なのか考えあうことのできる社会が、当たり前の民主主義の国なのですから。人権が、ひとりひとりの人間が人間らしくあるためにかけがえのないものだと、先人が多くの犠牲を払って私たちに伝え残してくれたのだから、それを権力者が合法的に奪う、抑圧するようなことを許してはならないのです。

一人ひとりの力は微力でも、無力ではない。

この法律の運用をよく監視し、乱用、暴走を止め、情報公開を求め、廃止に追い込むこと、これがとても大事です。繰り返しますが、秘密保護法はその精神も憲法違反であり、国際基準に程遠い内容であるし、第三者機関も実際的にはない、嘘と暴力に塗り固められた法律です。今からでも、知らなかった人もその内容を知って欲しいと強く望んでいます。

活動を一緒になさりたいかたは当会までご連絡ください。