秘密保護法と共謀罪を考える四日市の会

秘密保護法・共謀罪に反対し、その廃止を求めましょう!

8月6日、広島原爆忌の日に共謀罪(法)廃止の訴え

2017年08月06日 | メッセージ
今日は8月6日、広島に原爆が投下された日です。戦争はもう、どんなことがあってもしてはならないのです。それを胸に、戦争準備法の一つである共謀罪(法)の施行に反対し、廃止を訴える行動を「秘密保護法に反対するピースアクション・よっかいち」は四日市街頭で夕方行ないました。折から四日市最大のお祭りである大四日市まつりの当日、市内中心部の繁華街ですから相当な人出がある中、10名ほどで200枚弱のチラシ配布、プラカード、廃止署名集めなどを行ないました。

おまつりのために楽しげに足早に行き交う人の装いに負けずと、お花のレイを首に掛けて気分を盛り上げ、街頭宣伝を行ないました。

支持率の急落を受けて第三次改造を行なった安部内閣ですが、森友問題、加計問題に対する説明責任も果たさず都合の悪いことを隠して逃げ回って幕引きを図り、国民の忘却を待つということは到底許されるはずがありません。共謀罪法で一般の人たちの生活やプライバシーや思想を監視するのではなく、逆に主権者である私たちがこれら国家権力が正しくあるかどうかをしっかり監視しなければならないのです。

全くこの政権のしてきたことは、民主国家が「してはならないこと」の連続でありました。政治のすべきことは、正に民を飢えさせず、命を守ることであるはずです。この政権は全くその逆を行い、先の戦争の犠牲と悲しみから得てきた人間の叡智をことごとく手前勝手に振り払い、人々の生活と命と財産を自らの道具として弄んだ最悪の内閣であるといわざるを得ません。

通りがかる方の中には手を振ってくださる方、「自分も安部政権を許さない、退陣すべきだ」といって去っていかれる方もありました。

お祭りの慌しい中、目を留め、署名に応じてくださった方、チラシを読んでくださった方、本当にありがとうございました。

このような地方都市の町並みを歩く人々は、この政権のしてきた欺瞞、私物化、ずるさ、倒錯を決して忘れてはいないのです。政権は無数のこういう人たちの極真っ当な感性によって、大変厳しい目を向けられているのだと自覚すべきです。