ゴールデンウィーク2日目は家にいてゆっくりしました。
久しぶりのいい天気と暖かな日和でした。
今回は古伊万里の豆皿です。
私の手許に来て2年ぐらいです。のみの市でいろいろ回っていましたらテーブル
の足元の木箱に古い雑多なものが入っていました。ゴソゴソが大好きですから
いつものとおり中を物色していますと豆皿が3枚ほど絵具に使っていたのでしょうか
古い群青の岩絵具がびっしりとこびりついていました。
裏を見るとこれは古いと直感しました。さっそく値段を聞くと300円ぐらいとの
こと間髪をおかず財布からお金出して持ち帰りました。1枚だけ購入です。
他の2枚はカケの状態が悪すぎました。なんとか自分で金継ぎをして見れる
限界がこの1枚でした。
家に帰って漂泊してみると思った以上の染付ではっきり言って驚きました。
この絵付けは竹でしょうかこの季節生き生きと目を伸ばすその瞬間を染付
でとらえています。なんと植物が今が芽吹くその時、生命力をうまく表現した
絵付けでしょうか。
私の古伊万里の収集の中でもかなりお気に入りの染付です。
拾って良かったな~。そうでなければ捨てられていたかも知れません。
時代は江戸前期頃だと思います。生掛けで釉薬が厚くかかっているため染付が
少しぼやけますが、かえって味になっていると思います。
口径6.5cm
綺麗にしてご自分で金継ぎされて、よみがえりましたね。
とてものびやかな雰囲気のあるの竹笹文豆皿、素敵です。
ナイス!
300円で手に入れたとは、また、素晴らしい思い出になりますね!
ナイス!
このサイズで生がけとは、中々憎い!
こんな物を掘り出し物と言うんでしょうね。
ナイス!
これは古道具のクセです。小物を探すためです。
この古伊万里は本当に偶然ですね。めったに無いこと
でした。
もどうしても自分で治せるため手に入れてしまいます。
骨董屋は扱わないものだと思います。
それでもこの染付は抜群でした。
そうですねこの皿との出会いは良い思い出となりそうです。
もっとこれ以上の出会いを期待してしまいます。
探す時間を楽しんでいるのと財布の指示で動いています。
今回は絵具で図柄が分からなかったのであまり目にふれな
かったことと絵具の皿ということで気にも止められなかった
のでしょう。
岩絵具の中に隠されていました。
絵付けはまさに無心の境地と言いますか、身近な自然の
うつろいをおもむくままに書き留めたといった感じでしょうか。