ことじのブログ

趣味で集めている骨董・古道具の収集を綴ります。
2019年春にYAHOOから引っ越してきました。

バザーの皿

2014年11月30日 08時05分16秒 | 日記
数年前に商店街のイベントでバザーがありました。
女性会の主催で服や日用品をテントで売っていました。
その中に段ボールの箱に沢山の皿が入っていました。
紙に書かれていたその値段がなんともなものでした。
幕末の古伊万里の6寸皿が10枚あり紙に「1枚10円」でした。
つまり10枚で100円です。
どこにでもあるような古伊万里なんですが100円だったので
つい買ってしまいました。
それがこれです。
しかし値段は恐るべしバザーですね。
 

 

 
それと洋皿が2枚すっきりとしたラインが良い感じでした。
普段使いで使えるものですね。
ニューヨークのデザイナーの監修による新しいものです。
これも2枚で500円
ダイアン ヴォンファステンバーグ
 
 

 

 



酒の器23

2014年11月24日 09時01分44秒 | 酒の器
今回は酒の器から京焼です。
一見出石焼のような彫と染付が見えます。
染付は京焼らしい筆に勢いがあり雰囲気があります。
裏には作者らしい銘がありました。「永翁」
調べてみるとやはり京焼の明治の陶工のようです。
この磁器と釉薬は厳選されていて綺麗なものです。
そこでキズものだったのですが直しで使っています。
買ってから調べて所在がわかるとまたうれしいものです。
木米に師事していたらしくそういう雰囲気も持っているかなと思います。
端反りで飲みやすい器です。煎茶碗の離れなんですが。
 

 

 




古伊万里 色絵 猪口

2014年11月21日 20時14分37秒 | 古伊万里
今回は古伊万里だと思っているものから猪口です。
なんとも色絵の花が大胆です。
赤絵の氷裂紋に描かれています。
見てのとおり大キズものでしたがインパクトがありました。
そこで金継ぎにて自分で直してみました。
見込みも面白い文様だったのと銘が大明成化は
あまりみかけないものですね。
ある意味物珍しさが見どころの猪口です。
清朝の影響も受けていそうです。もしかすると古伊万里ではないかも?
時代は中期から後期にかけてと思っています。
 
 
 

 

 




古道具 小さな引き出し

2014年11月18日 18時26分56秒 | 古道具
今回は古道具から小さな引き出しです。
漆が塗られたもので磨くと随分光沢が出てきました。
特に漆は根気強く磨くと光沢が蘇ってきます。
使い古された木の味ですが光沢が再現されるとうれしくなります。
こういう道具は手入れをすると見違えるようになる事があります。
 
漆の刻苧(こくそ)で欠損を埋めようかと考えていましたが未だに
修理まで至っていません。
 
2段の引き出しで摘みは1個は後でつけ直しています。
右下も一部欠損部分がありますがこれだから安く手に入りました。
 
小物などいれて机の上に置いて使えそうですね。
こういう小さな小箱も好きで集まってきます。
 
江戸ぐらいあれば良いのですがまあ~明治といったところでしょうか。