今日はたぶん九谷だと思っているのですが桃に軍配の絵柄の皿です。
半磁器のような生地で柔らかな白に黒の輪郭で青の釉薬のみですが
実にシンプルな色合いで染付とは違った趣があります。
この桃と軍配は加賀友禅の着物の柄から来ているかも知れません。
昨年の秋に骨董フェアで5枚で買ったものです。
以外に青一色の釉薬の色絵はあまり見かけないですね。
あるとすれば古九谷にあったような気がするので古九谷の意匠を
真似て作ったものかもしれませんね。
口縁の金彩も目立たないですが効いています。
フェアを見て回って使ってみたいと思わせてくれた器ですね。
時代は幕末から明治といったところでしょうか。