青い空が大好きな゛bluesky531゛の徒然日記

日常の出来事を日記風に徒然なるままに書いています。

蔵王町で遊んだ1日~出演十朱幸代「燃えよ剣~生方歳三に愛された女、お雪~」演劇鑑賞~

2015-10-01 07:12:57 | 報道・ニュース

■「燃えよ剣~生方歳三に愛された女、お雪~」

 

■蔵王町ふるさと文化会館

 

■蔵王町ございん市

 

  9月27日、蔵王町へ行ってきました。

  27日に蔵王で遊んだ模様を3回シリーズで書き込みしていますが、今日のブログは、その最終回として、蔵王町ふるさと文化会館(ございんホール)で開催された蔵王町制施行60周年記念公演、出演十朱幸代・ピアノ宮川彬良(みやがわあきら)による、「燃えよ剣~生方歳三に愛された女、お雪~」の演劇鑑賞について書き込みしたいと思います。

  このイベントを知ったきっかけは、9月6日に蔵王梨まつりへ行った際、蔵王町ふるさと文化会館の受付で見たポスターでした。

  出演が女優十朱幸代、ピアノが宮川彬良というキャストにも魅力を感じていました。

  女優十朱幸代は、映画、テレビドラマ、ラジオで見たり、聞いたり、楚々として品が良く大好きな女優の一人でした。

  ピアノの宮川彬良は、NHK教育テレビの音楽教養番組『クインテット』の演奏を担当していて、孫が遊びに来た時は一緒に良く聞いていたし、優しい人柄とユニークなトークなどで大好きなピアニストでした。

  今回の公演は十朱幸代が演じる一人朗読劇で、宮川彬良が作曲し、自ら演奏するピアノ音楽という最高の演出で、生方歳三とお雪の叶わぬ恋の話が一部、二部と続き、観客を演劇の世界へと引き込んでいきました。

  最初、「燃えよ剣~生方歳三に愛された女、お雪~」の演目を見て、十朱幸代の一人朗読劇とは知らずに行きました。どんな演劇なのかも分からずに行きました。

  舞台にテーブルとイス、グランドピアノがあるだけでした。

  着物姿の十朱幸代が舞台に登場、自己紹介の後、直ぐに一人朗読劇が始まりました。

  生方歳三という人物は、過去に何度か耳にしたことがあり、どんな人物かも知っていたことから興味がありましたが、一人朗読劇の演出がどういう形で進行していくのか思いながらの観劇でした。

  生方歳三とお雪、男性と女性の会話を切り分けての朗読は、流石、十朱幸代の大女優と思わせる、迫力と妖艶さが絡まった朗読劇にすっぽり浸った感じがしました。 声色だけでなく、表情や仕草、身体の角度を変え、立ったり座ったり、時には歩いたり、結構、動きのある朗読劇でした。

  宮川彬良が作曲し、自ら演奏しているピアノのバックグランドミュージックは、十朱幸代の一人朗読を引き立たせ情景が浮かんでくるようで心を打たれました。

  一人朗読劇の面白さは、目を閉じて聞いているとその世界に入り、自分が主人公になった気持ちになり、息が詰まりそうな情景が浮かんできて迫力そのものを感じることができましした。

  芸達者な十朱幸代の舞台を堪能した2時間でした。 

  蔵王町ふるさと文化会館の広場では、蔵王町の恒例の「ございん市」が開催されていて、今が旬の蔵王梨を販売していました。

  蔵王山の麓にある蔵王町ですが、蔵王おろしの朝夕の気温の変化が美味しい果物を育ててくれるそうです。蔵王を訪れた機会に美味しい梨をお土産に買ってきました。