■「芦別大橋さくらんぼ園」パンフレット
■黄色いサクランボ
友人から楽天市場からお取り寄せしていただいた北海道芦別市「大橋さくらんぼ園」の「月山錦」がクール便で送られてきました。
世にも珍しい“黄色いさくらんぼ”でした。
7月中旬でしたが、友人からのメールによると、社会人の出発地が山形であったことから、いつもさくらんぼの季節になると、学生時代にお世話になった東京の下宿のおばさん、友人、会社の同僚、自分で食べる分を含めて、春の贈答品として買っていたとありました。
「30年前は、さくらんぼ王国の山形にも品種は、佐藤錦とナポレオンの2種類ぐらいしかなかったのですが、その後、品種改良が進み、今やすごい数の品種が出回っています。
昔、ゴールデンハーフというグループが、「黄色いさくらんぼ」という歌を歌っていたのをご存知ですか。」とありまました。更に、「10年前ぐらいかと思いますが、月山錦という品種の黄色いさくらんが本当にあるということを耳にし、一度、食べてみたいものと思いながら果物屋さんを探し始めたのですが、生産量が極めて低い品種ということで口にするのは非常に困難だということを知り諦めていました。」とありました。
「6月下旬に秋田へ旅行に行った帰り、盛岡駅まで行き時間があったので構内をぶらぶらしていたところ、コンコースでさくらんぼを販売しているコーナーがあり立ち寄ってみました。偶然でしたが、黄色いさくらんぼをみつけ、「これは、月山錦だろう。」と問い、売り子からも「良く知っているね。」と言われ、4箱しか持って来ていない黄色いさくらんぼが1箱売れ、3箱しか残っていないということで、3箱全部欲しいと言って、1箱8,800円する黄色いさくらんぼを買ってきた。」とありました。
「盛岡市内の果樹園業者が販売していた黄色いさくらんぼで、盛岡でも黄色いさくらんぼを栽培しているのかと驚きました。「月山錦」を盛岡で見つけることになるとは思ってもみなかった。」と言っていました。
私からの返事は、「黄色いさくらんぼという歌は知っていました。実際、黄色いさくらんぼを見たことが無かったので、そんなさくらんぼもあるのかと思いながら深く考えたことはありませんでした。本当にあったんですね。それにしても盛岡で発見ですか。それも3箱を全部買ってきたとは驚きでした。一粒400円もする代物ですね。どんな味がしたのか一粒でも食べてみたかったです。どうでしたか、その味は。甘いのか少し酸味があったのか・・・。」でした。
そんなこともあり、友人は、私に気を使ってくれたようでした。
夏の猛暑日の季節、とうに旬を過ぎたと思われる、「月山錦」の「黄色いさくらんぼ」が、我が家に届くとは夢にも思いませんでした。
少々、濃い黄色になり、中には部分的に茶色く日焼けしたようなものもありましたが、「月山錦」は、熟すほど濃い黄色になり、部分的に茶色く日焼けすることがあり、品質には問題ないとありました。
大粒の黄色いさくらんぼは、佐藤錦の甘さ以上に糖度があり、それに食べ応えもあり、一粒一粒、もったいないと思いながらじっくりと味わいながらご馳走になりました。
めったに食べることのできない黄色いさくらんぼであったことから、我が家だけで食べるのはもったいないと思い、ほんの少しでしたが、同じ階に住んでいる日頃お世話になっている方へもお裾わけをしました。
友人へのお返しは、これからじっくりと考えることにします。貴重な黄色いさくらんぼのようなお返しができるかどうか分かりませんが、気の利いたお返しでもできればと思っています。