今月の先生オリジナルの条副課題。
私にとっていつもより書き易く感じるのは、
いつもより米芾の要素が強いためだろうか。 . . . 本文を読む
榴花満地風簾静 槐影横階午簟涼(流詵)
榴花地に満ちて、風簾静か
槐階に影を横え、午簟涼し
石榴の花が地面をうめつくし
簾は静かに揺れている
槐(えんじゅ)の木の影が階段に横たわり
昼下がりの高筵は涼し
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6月の条副課題を軸にしてもらいました。
秋に自治会文化祭がありますので、その対策です。
意味は
行く険道を究むれば、たちまち平地
立って飛泉(滝)を見れば、断崖傾く
険しい道をすすんでいったら、行き止まりかと思えば、急に平地が開け、
滝のところにたってみると、下は切り立った崖であった。
険しい道を行くと平地に立った、滝が . . . 本文を読む
今の書道会に入ってもうすぐ1年になる。
「字が大き過ぎ」ということで、
次に小さめの書くと「小さすぎ」と返ってくる。
墨量にしてもしかり、
「墨量もっと要ります」ということで
自分なりに墨を入れると
「墨量入れ方が甘い」
「潤渇の変化をつけてください」と来る。
まったく要領を得ない。
そういう程度のものをこうやって公衆の目に晒しているわけである。
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世の中は沼である
入りすぎると溺れる
人は一人では生きていけないけれど、
また、時として、
世間の自分への評価が気になったり、
色々人の思惑に振り回されたりして、
生きづらく感じることが、ある。
現在の私の心境は、
と言うと、
このように深刻ものではないけれど・・・
なぜか、この言葉が
浮き上がって、立ち上がって見えた。
境野勝悟 ゆっくり読む、ゆっくり生きる「道元『禅』の言葉」三笠 . . . 本文を読む
先生の兄弟子に当たる方が主幹をせれている競書誌には、
先生の書かれた隷書字典から集字して、
条幅手本が載っている。
ちょっと前の号から、
木簡でのお手本。
木簡はお習いしていない。
おとなしく入って、
途中から大波が来て、
パワーが注入されたような横画が楽しい。
昨日は定休日だったので、
休み休みながら、
久々に12時間ほど、
西分堂にこもった。
壁に前回選書して頂いたものを貼る。
重力を感じ . . . 本文を読む
最近の出来事である。
私の先生が主幹をされる競書のようなものできた。
今まで、競書はいらない、
展覧会で腕を磨け,と言われてきたのに・・・・・
いきなり、そんなもの出来ても、
変な感じ・・・・・
ちょっと、今更、という気もしないでもない。
もうすぐ、入門して4年だから、
初めから競書があれば、師範はとれていたころだと思う。
先生の生徒さんは、多くの方が他で基礎をやって、
競書の師範位はこなして . . . 本文を読む