9才の男の子。
調節緊張症(仮性近視)のためアトロピンを常時点眼。
アトロピン点眼の為、累進レンズにて眼鏡作製です。
調節麻痺剤点眼前は-8.00Dの数値が出てしまいます。
高AC/A比の場合は二重焦点レンズを使用します、しかし今回は高AC/A比ではありません。
調節麻痺剤による調節力低下の為、アトロピン使用と累進レンズ装用で治療します。
子供の調節力の強さに改めて凄さを感じた症例でした。
眼鏡処方箋値
R(右)S+0.75 ADD+3.00
L(左)S+0.75 ADD+3.00
PD59.0㎜
◎子供の視力検査について◎
アトロピンは子供の視力検査をする際にも使用します。
子供の調節力は凄まじく、調節麻痺剤を使用しなければ正しい視力検査は出来ません。
アトロピンより効力が少ないサイプレジンを使用する場合もあります。
調節麻痺剤は医師の許可が無ければ使用出来ず、眼鏡店で検査する事は不可能です。
※お子様の視力検査を希望される場合は必ず眼科を受診して下さい。
今度子供が処方される可能性があるのですがどのようなものかイメージがつかなくて・・・
よろしくお願いします。
既にお客様にお渡ししており、イメージとなる写真はございません。
二重焦点レンズでは無く、累進レンズであれば普通の眼鏡と殆ど変わりません。
見た目について気にする必要性は無いと思います。
1番大切な事は眼鏡を掛ける事です、お子様と共に治療に励んでください。