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遠近両用レンズと生活環境

2012年08月24日 09時40分46秒 | 眼鏡技術

遠近両用レンズ、シニア世代にとっては欠かせないパートナーです。

「遠、中、近まで全て見えます」的な事を説明するメガネ店も多い様ですが、これは間違い。

遠近両用レンズは基本的に「遠用におまけで近くが見える」といった解釈が正解。

なので現代生活にマッチしたレンズとは言えません。

殆どの方がこのおまけ部分で近くを見ています。

当然目は疲れ、眉間にシワを寄せながら睨みつけて見なければなりません。

パソコンや携帯等、中間~近見作業が多い現代に「おまけ」では対応出来ず限界です。

もちろんレンズメーカーもこの辺は理解しています。

最近では遠近両用レンズと中近両用レンズの間を取ったレンズが出てきました。

代表格はHOYA社のレンズ名JAZZ。

このレンズは中間部分を重視した設計で遠~中~近でマイルドな見方を提供しています。

メーカーの統計ではあまり売れていない様ですが、弊社では良いレンズだと解釈しています。

自分自身のライフスタイルに合ったレンズ選びを。

目にストレスを掛けない環境への第一歩です。


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