新しい風を 起こそう!   ~日本をよい国に~

一人ひとりの願いを大きな風に変えて・・・
今 動き出そう!



 

お酒? お湯?

2010-01-23 21:55:39 | 日記
昔の話。
恒例の新年会をやることになり、酒はめいめいが持ち寄ることになりました。
昔のことで、首を縄でしばった徳利。
みんなが持ち寄った酒を集めて、燗をつけて飲んだところ・・・

「これだけ大勢いるのだから、俺ひとりぐらい水を持っていってもわからんだろう」
「たくさんの中に少し水を混ぜても、そう薄まることもあるまい」

全員がそう思い、結局“お燗”は“お湯”だったという笑い話。



でも笑い話で済まない“私一人ぐらいは・・・”の話はたくさんあります。
タバコやゴミのポイ捨て。
電気や水などの無駄遣い。
そして、政治も。

私たちひとりひとりの思いと行動が社会を変えるのです。
“私一人ぐらい”ではなく、“せめて私一人だけでも”の思いで行動しようではありませんか。


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七つの教え

2010-01-22 09:19:43 | 日記
福沢諭吉(七つの教え)

 一 世の中で一番楽しく立派な事は 生涯貫く仕事をもつ事です
 一 世の中で一番みじめな事は 人間として教養のない事です
 一 世の中で一番さびしい事は する仕事のない事です
 一 世の中で一番みにくい事は 他人の生活をうらやむことです
 一 世の中で一番尊い事は 人のために奉仕して決して恩にきせない事です
 一 世の中で一番美しい事は すべてのものに愛情をもつ事です
 一 世の中で一番悲しい事は 嘘をつく事です




※※※


小さな駅に ひっそりと
“福沢諭吉 七つの教え”が書かれた
看板がありました。

電車を待つ間に メモをして
何度か読み返しました。

嘘をつくことを
“一番悲しい事”と表現した福沢諭吉。

今の日本を
思いました。

偽装 詐欺 
そして平然と語られる嘘の数々。

そんな生き方を選んでしまう人が多い日本の社会に
悲しみを感じます。
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志を立てざるべからず

2010-01-19 16:53:45 | 日記
道の精なると精ならざると
業の成ると成らざるとは
志の立つと立たざるとに在るのみ

故に士たる者は
其の志を立てざるべからず

夫れ志の在る所
気も亦従ふ

志気の在る所
遠くして至るべからざるなく
難くして為すべからざるものなし




『吉田松陰 一日一言』
本日のことば。

佐藤一斎、二宮尊徳、松下幸之助など様々な“一日一言”が書棚にある。
直感で、その内の一冊を手にとる。
そして、その日のことばを読む。
どんなことばに出会えるか・・・それが朝の楽しみの一つ。

今日は吉田松陰のことばだ。
いいことばだ。
しみじみとかみしめた。




////////

人としての生き方が正しくてすぐれているかそうでないか、また、仕事や勉強などがうまくいくかいかないかは、心に目指すところがきちんと定まっているかいないか、つまり志があるか否かによる。だから、士たる者は志を立てない訳にはいかない。つまり、志があればやる気もまたそれに従うものである。志とやる気があれば、目標が遠すぎて至らないということはなく、また難しくてできなということはない。
           (吉田松陰一日一言 1月19日より)


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一枚の絵

2010-01-18 17:55:32 | 日記
カナダであったお話。
ある男性が車を運転していました。
橋の上に差し掛かったところで向こうから車がやって来ました。
対向車を避けようとハンドルをきったところ、車は橋の手すりにぶつかってしまいました。
その橋の手すりは腐っていて、車は川に落ち男性は亡くなってしまいました。

“手すりさえ丈夫だったら怪我することはあっても、命を落すことはなかったはずだ”
と、亡くなった男性の奥さんが裁判を起こしました。
奥さんの訴えは通りました。
一市民といえども、主張が正しければ勝つことができる・・・というわけです。



一方日本ではこんなことがありました。
ある絵描きさんの子どもが橋で遊んでいるとき、手すりが腐っていて川に落ちて亡くなってしまいました。
絵描きさんは大変悲しみ、そしてこう考えました。
“いま私がすべきことは、二度とうちの子供のような事態を起させないことだ”
そして、直接市長に自分の気持ちを訴え、市長の心を動かし、手すりの修理が行われたのです。

絵描きさんは、市長の厚意に感謝し、何とかそれに報いたいと思いました。
そしてまた考えました。
“死んだ子供は帰ってこないが、絵の道で死んだ子供を生かそう”

それからは寝る間も惜しんで絵の勉強を始めました。
やがて展覧会にも入選するようになりました。
そして、何年か後、一枚の絵を市長に届けたのです。
「お忘れになっているかもしれませんが、私は市長さんに感謝のしるしとして絵を贈りたいと思い続けてきました。死んだ子供のおかげで、私にもこのような絵が描けるようになりました。どうぞ受け取っていただけませんか」



正しさとは・・・
幸せとは・・・
豊かな生き方とは・・・
貴い心とは・・・

あなたならどんな生き方をしますか?

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危機報道

2010-01-17 08:17:37 | 日記
年に一回、書棚から取り出す本がある。
1月17日・・・震災のあったあの日を思い出し、ページをめくる。

  『危機報道』
  著者  宮田 修 

地震発生直後から7時間以上実況を続けたNHKのアナウンサー。
覚えておられる方も多いことだろう。

10年以上も前になる。
仕事の関係で、直接宮田氏にお会いすることができた。
NHKの待合に現れた宮田氏。
穏やかで、誠実そうな印象。
そして今でも強烈に覚えているのが、キチッとしたネクタイの結び目だ。
こんなにも丁寧に、誠実にネクタイを結ぶ人がいるのか・・・
そんな印象を受けた。そんな方だった。

先日ニュースで宮田氏が神職につかれたことを知った。
人の死を報道することも多かったであろうアナウンサー。
今度は魂を鎮める人生を歩まれるのだ。

1月17日、カメラの前で職務を全うした宮田氏。
後にたくさんの手紙が届いたそうだ。

“感動をありがとう”
“ニュースを伝える中に被災者の悲しみも一緒に伝わってきました”
“必死の報道こそアナウンサーの使命と本分であると頭が下がる思いで家内とともに、なぜか涙を流しながら感謝とともにお礼申し上げます”



“あの日”のことが、ゆっくりと静かに思い出されてきた。
忘れることのない“あの日”・・・



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