新しい風を 起こそう!   ~日本をよい国に~

一人ひとりの願いを大きな風に変えて・・・
今 動き出そう!



 

三方よし

2010-01-30 14:20:13 | 日記
時々「松下資料館」を訪れる。
松下幸之助氏の哲学や理念に触れたいとき・・・この場所を訪れる。

今年はじめての訪問。
偶然、「近江商人の経営理念」の特別展示がされていた。

『三方よし』
売り手よし 買い手よし 世間よし

売り手は、利益を得てよし
買い手は、よい商品を得てよし
そして・・その商売が社会全体のためなることを「世間よし」としている。


※※※


   「三方よし」は地域社会への貢献の精神から
    ~「地域のおかげ 社会のおかげ」を実践~

 近江商人の「世間よし」の考えを現実に実践したのが、利益の地域社会への還元でありました。橋の掛替え工事や常夜灯の設置などへの経費を負担したという事実は多く残されています。そして、有名な話としては、勝海舟が「氷川清話」の中で書き留めている塚本定次のことです。定次は思いがけなく利益が出たときに、この利益の配分に頭を痛めていました。平素より質素な身なりで贅沢もしない商人でしたが、その定次が、海舟に相談にやってきました。利益の分配については、学校への寄付、従業員への配分、そして自分の所有地に桜や紅葉を植えようと思うがどうかというのです。すこしばかりの土地を細切れにして分配するよりも、いっそ多くの人々が楽しめるものとしたい」と海舟に話したと言われます。
 利益を積極的に地域の人々に喜んでいただけるために使った定次の信条は「商いで利益を得ることができるのは、自分の努力だけでなく、ご近所の人々の温かいご理解と協力があればこそ商売ができる」というものでした。
          (NPO法人三方よし研究所資料から)


※※※


さて、今の社会を見てみると・・・どうでしょうか?
三方よしですか?
それとも一方よしですか?
もしかしたら、三方行き詰まり・・・?

コメント
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