年に一回、書棚から取り出す本がある。
1月17日・・・震災のあったあの日を思い出し、ページをめくる。
『危機報道』
著者 宮田 修
地震発生直後から7時間以上実況を続けたNHKのアナウンサー。
覚えておられる方も多いことだろう。
10年以上も前になる。
仕事の関係で、直接宮田氏にお会いすることができた。
NHKの待合に現れた宮田氏。
穏やかで、誠実そうな印象。
そして今でも強烈に覚えているのが、キチッとしたネクタイの結び目だ。
こんなにも丁寧に、誠実にネクタイを結ぶ人がいるのか・・・
そんな印象を受けた。そんな方だった。
先日ニュースで宮田氏が神職につかれたことを知った。
人の死を報道することも多かったであろうアナウンサー。
今度は魂を鎮める人生を歩まれるのだ。
1月17日、カメラの前で職務を全うした宮田氏。
後にたくさんの手紙が届いたそうだ。
“感動をありがとう”
“ニュースを伝える中に被災者の悲しみも一緒に伝わってきました”
“必死の報道こそアナウンサーの使命と本分であると頭が下がる思いで家内とともに、なぜか涙を流しながら感謝とともにお礼申し上げます”
“あの日”のことが、ゆっくりと静かに思い出されてきた。
忘れることのない“あの日”・・・
1月17日・・・震災のあったあの日を思い出し、ページをめくる。
『危機報道』
著者 宮田 修
地震発生直後から7時間以上実況を続けたNHKのアナウンサー。
覚えておられる方も多いことだろう。
10年以上も前になる。
仕事の関係で、直接宮田氏にお会いすることができた。
NHKの待合に現れた宮田氏。
穏やかで、誠実そうな印象。
そして今でも強烈に覚えているのが、キチッとしたネクタイの結び目だ。
こんなにも丁寧に、誠実にネクタイを結ぶ人がいるのか・・・
そんな印象を受けた。そんな方だった。
先日ニュースで宮田氏が神職につかれたことを知った。
人の死を報道することも多かったであろうアナウンサー。
今度は魂を鎮める人生を歩まれるのだ。
1月17日、カメラの前で職務を全うした宮田氏。
後にたくさんの手紙が届いたそうだ。
“感動をありがとう”
“ニュースを伝える中に被災者の悲しみも一緒に伝わってきました”
“必死の報道こそアナウンサーの使命と本分であると頭が下がる思いで家内とともに、なぜか涙を流しながら感謝とともにお礼申し上げます”
“あの日”のことが、ゆっくりと静かに思い出されてきた。
忘れることのない“あの日”・・・