庚寅

木火土金水

甲乙丙丁戊己庚辛壬癸

子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥


五行説や干支。
古くから大切にされている東洋の思想。


古くは聖徳太子の時代。
国を動かすときにも考慮されていたようだ。

十七条憲法ができたのは・・・
甲子（きのえね）
全ての始まりの年。
そして子は収穫を意味する年でもある。



さて今年は・・・
庚寅（かのえとら）

庚…更（あらた）まるの意味。
　　草木が成熟して行き詰まった結果、新しいものに改まっていこうとする状態。
寅…動くこと。動き始めること。生まれでること。

また、干支を一年の月に当てはめると、寅は１月になるそうだ。
子は１１月。丑は１２月。寅が１月。
収穫を意味する子（ねずみ）が１１月で、動き始める意味の寅が１月なのだ。

しかし、寅が動き始めるのは寒い冬のとき。
なかなか動こうにも動きづらい様子らしい。
では、今年も動けないのか・・・？

いや、そうではない。
こういう時に動くには、度胸と、忍耐と、工夫が必要だそうだ。
つまり、度胸と、忍耐と、工夫のある者が原動力になるということだろう。

日本の国。
日本の政治。

一人ひとりが、度胸と忍耐と工夫の人となって、動かしていこうではないか。