今日は実家の母を月1回の検診に、病院へ連れて行く日でした。
母は病気の宝庫ですが、一番の元凶である糖尿病の専門外来です。
糖尿病専門研究病院ですが、所在地が、東京駅徒歩3分の大きなオフィスビルの中なのです。
2フロアーを病院が使っていて、他は普通の企業なので、当然エレベーターに乗ればサラリーマンやOLさんばかり。
知らない人は「老人がここに何の用があるの?」と思うでしょう。
ものすごく場違いを感じます。
地下駐車場には黒塗りの社用車が並び、運転手さんたちの控え室もあります。
そして私、ほぼ1年を通してジーンズの人なのですが、ここの病院へ行くときだけは妙に気を使うのです。
いい年をしてTシャツにジーンズのおばさんがいると変なんですもん。(かっこいいシャツに高級ジーンズなら多分OKかもね)
で、仕方がないから多少まともそうに見えるパンツに、高級じゃないけどプレス済みのシャツかなんかでお茶を濁すわけだけど、外出前に仕度を始めると、野生の勘なのかいつも以上に小僧がまとわり着いてくるのです。
「今日はいつもと違うぞ、どこかへ出かけるようだぞ、 長い留守番の予感がするぞ!」って感じなのかな。
そうなるとこちらも「私だって行きたくないんだよ〜、らーすけと遊んでたいんだよ〜」と言いたいのをぐっとこらえ、小僧をなるべく見ないようにして、もう心を鬼にして家を飛び出します。
実際病院の日は長く留守にすることが多いのです。
毎日留守番させてるけど本当は1日だって離れたくないんだよー。
でも犬を連れて行けるところは少ないのが現実。
連れて行く必要もないしね。
実はもう1か所、月1で通う病院があって、そこも新橋のオフィス街にあるんだけど、こっちはぜんぜん気を使わなくても平気なのよねぇ。(って私が思ってるだけかしら)
やはり丸の内の人々はオーラが違う気がします。(新橋の人、ごめんなさい)