夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

にらの秋

2016-11-13 13:41:28 | にら

お出かけ先できれいな秋を目にしたので、記念にパチリ。
今年の紅葉にらです。

『来年の、再来年の今月今夜のこの月を、僕の涙で曇らせてみせよう!』
ダイヤモンドに目がくらみ~?
そりゃ120年前の紅葉だね。
こんな恨みがましい言葉をほざく卑屈なヤツは、さっさと捨てちゃっていいよね、せいせいする。

「其れを言っちゃぁおしまいよ」
最近もストーカーとか増えてるようだけど、日本の男は明治の昔から陰湿なのが多いのかもね。
あ~やだやだ。

「ちょっとそこのおじいさん、江戸の昔はどうでした?」
江戸時代の男がストーカー体質かどうかは興味ないけど、芭蕉の『奥の細道』は45歳の出立だって。
もっともっとじいさんだと思ってたよ。
まぁ、『人間50年』の頃だから十分じいさんか。。。

「じいさんにしてはかたくしまった体つき」
それは石像だからです。
そんなに硬くちゃ歩けません。

「そうですね、こんなにかたくちゃご飯も食べられませんね」
うん、らーちゃんは石像じゃなくて良かったね。
たーんとご飯を食べられる。

「はい、ボクは石じゃなくて良かったです。。。たとえご飯がちょびっとでも。。。ご飯増やしてくれなきゃ、うらんでやる~!」
平成の女々しいオトコめ!
ま、らーちゃんはかわいいから捨てないけどね、わたしは!
ところで明日のスーパームーンは大地震に注意だそうですよ。
巷の流言飛語に惑わされちゃいけませんが、とりあえずケータイの充電だけでもぬかりなく!
チョコレートもこっそりかばんに入れましょう~!
備えあれば憂い無し。

南伊豆に行きました 3日目

2016-11-03 09:33:00 | 旅行記 伊豆

伊豆稲取、細野高原の朝です。
日曜日は夜明け前に起床。
日の出を眺めながらひとっ風呂浴びても、まだまだ朝食には時間があるので、細野高原まで車で出かけてお散歩しました。
隠れたすすきの名所だそうで、このときはすすき祭り開催中でしたが、イベント開始は10時、もちろん早朝には誰もいません。

朝日を浴びてたなびくすすきがとってもきれいでした!

山頂には風力発電の風車群。
豊かな自然とのバランスの悪さがなんとも言えず妙。

「もんちゃん曰く、自然の中に人工の建造物があるのが、ビジュアル的にはアピールするそうですよ」
と話す、人工的に刈り込まれた黒わんこは、はたしてアピールしてるのかな?

「これなんか、よくわからん」
これまた唐突に置いてあった椅子ににらを置いてみる。
これは芸術か否か。。。!?

「大げさな! へっぽこカメラマンのくせに!」
芸術を語る資格はないね。ppp
ここには広大な湿原があり、ハイキングコースになっています。
最短コースでも2時間くらい。
朝食前のお散歩にはもったいない広さでした。
一日かけて歩いてみたいなぁ。
また機会を得て、訪れたい場所が増えました。

「歩いてみたいなら、ちゃんと歩けるように準備が必要ですぞ」
体を鍛えろってか? 苦手だなぁ。。。
まずはトレッキングシューズでも買うか。。。!(形から入るタイプ)

お宿に戻って、お宿の周りを歩いていたら、やっぱりすすきがありました!
すすき好き!!

気持ちよくお散歩してお腹はぺこぺこ。
朝食はもちろん完食です!
とってもおいしゅうございました。

朝からイセエビのお味噌汁、贅沢~!
わんこにもヨーグルトがでましたよ。
にらの大好物だね、良かったね!
チェックアウト後は、いつも混んでる135号線を延々北上。
途中、伊豆高原の人気店ル・フィヤージュでパンを購入したほかは、特に物産展に立ち寄ることもなくのんびりドライブしました。
熱海のパワースポット来宮神社に寄って、ご神木からパワーを授かり、らーちゃんの健康をお願いしました。
小田原でちょっと早いけどランチ休憩することに。
以前に一度行ったことのあるきのこ苑お山のたいしょう
とても混んでいて、少々待ったから、丁度良い時間になりました。
山の幸を堪能して帰路に着きました。
(この間、まったく写真がない!!)

「楽しかったですね!」
ほんと、温泉はいいねー。
大満足のリフレッシュの旅でした!


南伊豆へ行きました 2日目

2016-11-01 13:42:50 | 旅行記 伊豆

二日目、快晴の朝を迎えました。
早朝、お宿の海の見えるドッグランでひとっ走りしました。

「走ったのはボクだけですが」
いいんです、にらが走ればそれで!
われわれは大満足です。

13歳の爆走です。ppp
らーちゃん、楽しそうだねー!

「録画係り、ヘタクソですね~」
。。。ハイ、ごめんなさい。
もっともっと修行が必要と認識いたしました。

お待ちかねの朝ごはん(の一部)がっつりいただきました、ご馳走様!
チェックアウト後向かったのは、西伊豆、松崎町
なまこ壁の町を歩きました。

「へろへろよ~」
10月とはいえ、晴れれば暑い!
にらさんにはちょっと過酷だったかも。

「怪しいオバサン。。。」
わんこ撮影中。
緊張感がまったくないね。

「そんなもの、あったためしがない!」

国指定重要文化財の岩科学校。
こんな建物で学んだら、立派な人になれそう!
その他長八記念館など軽く見学しながら移動しました。

途中、展望台から石部の棚田を見下ろす。
海越しに富士山を見ることが出来ました!
肉眼ではよく見えたんだけど写真では。。。!

「心の目で見なさい」
そんなもの、あったためしがない!
この写真の左端、にらの目の高さあたりにも、富士山がうっすら写ってるんだけどわかるかな?
更に南下して、石廊崎に到着しました。
今回の旅の一番の目的地、伊豆で2泊するなら是非ここに来たいと望んでいたところです。
駐車場からはしばしの山登りです。

灯台は立ち入り禁止。

「ボクは捕獲されました」
保護と言ってくださいね。
急峻な岩場では、にらを制御しきれないからスリングに入れました。
石廊崎は初めてで、一度訪れたかったので、念願かないました。
うわさ通り、確かに、人生観が変わる感じがしましたよー。

「手も足も出ねー」
断崖絶壁とはいえ、手すりがちゃんとめぐらしてあるんだけど、それでも私は怖くて足がすくみます。。。
これが外国だったら柵なんか設置せず、自己責任なんだろうなと。
日本でよかった。
岩の上で座ってる人たちがいたけど、とてもじゃないけど上れません。
わたしゃ瞑想どころじゃないよ。
こわごわ下を見下ろすとすいこまれそうな青い海、視線を上げれば広大な海がどこまでも拡がっている。
恐ろしいけど豪快な景色で壮観でした。
海はいいなぁー!!
はるばる来た甲斐がありました!(大げさ)
このあと下田の町を散策する予定だったけど、ここまで思いがけず時間がかかったためパスして、田午の龍宮窟へ行きました。

『海食洞の天窓、海底にたまった火山灰の地層など』
波が海岸の波にうちつけると、崖の弱い部分(柔らかい地層や断層など)が削られていき、洞窟ができることがあります。
こうしてできる海の洞窟を海食洞(かいしょくどう)と呼びます。
田牛(とうじ)の龍宮窟(りゅうぐうくつ)は、おおきな海食洞の天井が一部崩れて、直径50メートルほどの天窓が開いたものです。
龍宮窟の天窓は伊豆の各地にあるものの中でも最大級であり、道路沿いの入口から洞窟を通って天窓の下に立つこともできます。
洞窟の壁には、海底火山から噴出した黄褐色の火山れきが美しく層をなし、天窓の底を満たす青い海水とのコントラストが神秘的な場所です。
 『伊豆半島ジオパーク』サイトより


光と影の作る美しさ。
影(私)が光(にら)を輝かせるんだねー。

「なんか、よくわからないこと言ってる」
ちょっと比喩にムリがあったかも。。。

「子供らは楽しそうだなぁ。ボクもまざって遊びたい。。。」
嘘つけ、水がキライなくせに!
子供たちが波遊びするには絶好の場所でした。
神秘的な洞窟の中、子供の歓声が響き、なんとも不思議な空間でした。

お隣のサンドスキー場にも行って見ました。
強い風によって吹き寄せられた砂が積みあがってできた天然のサンドスキー場。
 風の強い冬場には
海岸から砂の丘に向かって吹き上げられていく砂を見ることができます。
吹き上げられた砂は斜面の途中にたまったり、背後の崖に吹き付けられて落っこちてきたりします。
やがて砂の丘が高くなってくると、砂つぶは斜面にとどまっていることができなくなり、転がって落ちてきてしまいます。
このように砂つぶが転がりはじめる角度(斜面の傾斜)を「安息角」といい、砂つぶの形や大きさによって少しずつ違っています。
こうしてできる砂の丘は、安息角よりも急角度になることはできませんので、サンドスキー場はいつも同じような角度の滑り台になっているのです。
 『伊豆半島ジオパーク』サイトより
下から見ると、結構な高さと角度でした。
空っぽのペットボトルが砂山を登っていくのを見ましたよ。
嘘みたいに面白かったです。
柔らかい砂の山を親子連れが懸命に登っていて面白そうでしたが、初老の一行(我々)は無茶はしません。
眺めるだけで満足です。
ここでもにらはスリングinでした。
明るいうちにお宿に到着したかったので、ここで観光は打ち切りです。
下田のドッグガーデンびわの木にてお土産を購入し、お宿に向かいました。
写真はないけど、この日のランチは下田のSpice Dogでカレーを食べました。
お昼ぐらい、海の幸を抜いておかないとね。
店内わんこOKです。
この日のお宿は福の湯さんです。
こちらも再訪、前回は2011年、今から5年前でした。
前回は新月の日で、お風呂から月を見られなかったのが心残りでした。
(もっともあの日はゴールデンウィークの大渋滞にはまって到着が遅れ、のんびりお風呂に入れなかったんだけど!)

今回は見事リベンジ!
翌日が満月ということもあり、美しい円形のお月様、薄暮に温泉につかって上る月を眺めるのは超贅沢、最高の気分でした。

おいしいお食事(の一部)

夜、もう一度温泉につかりました。
(ヨイコは酔っ払ってお風呂に入ってはいけません)
海上には月の光の路。
眼下に波の音を訊きながら、極楽を味わいました!
(国道が近いので、実はトラックとかも時々うるさいけど)
はぁーシアワセ~!
海はいいなぁ~。
このまま伊豆の子(おばさん)になってしまいたい!