
ショーン・ペン監督の見たかった映画です。(見たのは先月なのですが…)
「深夜特急」の沢木耕太郎さんが 朝日新聞の映画コラム「銀の街から」で取り上げたのにも 強く魅かれました。
アトランタの大学を優秀な成績で卒業した22歳のクリスは、両親の期待や貯金を捨てて単身 旅に出る。
アリゾナからカリフォルニア、サウスダコタへとヒッチハイクで移動を続け、彼が最終的に目指したのは遙か北、アラスカの荒野だった。
向こう見ずだけれど、一緒にいると好感をもってしまうような若者を エミール・ハーシュが好演(ちょっとレオ・ディカプリオ似で爽やか!)。
旅でのいくつかの出会いと別れの中でも、孤独なロン老人(ハル・ホルブック)とのエピソードには涙が止まらず。。
フィクションなので 苦い結末が待っているのですが アメリカの壮大な風景や 人との出会いが、爽やかで忘れがたく あ~、いいなぁ、と。。





いつもすいている映画館が 20代の若者で込み合っていたのも新鮮でした。
↓ 原作は ジョン・クラカワーのノンフィクション。↓
今日 文庫を買って クリスの世界に浸っております。
![]() | 荒野へ (集英社文庫 ク 15-1)ジョン・クラカワー |
20代の私のバイブル「深夜特急」
当時、第二便と第三便の間に 6年もブランクがあって 三便はまだか、まだかと待ちわびたものです。 同世代の方は そうそう、と懐かしく思われるかもしれませんね

![]() | 深夜特急〈第一便〉黄金宮殿沢木 耕太郎新潮社 |
