二子玉川 de ぼちぼち絵日記

二子玉川在住主婦の好きなモノ絵日記。街歩きやスイーツ、エンタメ、昭和レトロ等 コメントお気軽に!☆

日展2017 に行ってきました

2017-11-14 12:40:36 | 美術館・ART・博物館

国立新美術館で開催中の 改組 新 第4回日展(2017年11月3日~12月10日)内覧会に参加させていただきました。
今年、110年という節目の年を迎えた日本最大の公募展です。

※写真は許可を得て撮影しております
入選者一覧はこちらから 

今年も11月3日より12月10日(日)まで、国立新美術館にて日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門約 3,000 点の新作 を一堂に会する 「日展 」を開催 いたします 。
本展は 東京を皮切りに、京都、大阪、大分 、金沢 を巡回する予定です。




奥田小由女 海からの生還 2017年


土屋禮一 雄飛 2017年


寺坂公雄 山麓冬木立 2017年

日展、初めて鑑賞しましたが テーマも本当に自由なのですね。
約3000点もの作品に圧倒されながらも 気になる作品を、楽しませていただきました。

第1科(日本画)陳列点数321 1F/2F


なんとなく気になったのはやっぱりレトロな絵だったり。

一木恵里 下町慕情


加藤晋 こちらの向う側

第二科(洋画)陳列点数 640 2F






第三科 彫刻 陳列点数 246

彫刻ではこちらの美少女に一目惚れで ずっと眺めてしまいました。


特選 桑原秀栄 通り抜ける風

第四科 工芸美術 陳列点数 550 1F


第五科 書 1174
(鑑賞者が多かったので撮影なし)

これまで縁のなかった日展ですが、気楽に鑑賞に来られるんだなーという印象。
入場料(当日券)は1200円ですが、午後4時~6時限定のトワイライトチケットは300円!だそうです。

現在 国立新美術館では 
 国立新美術館開館10周年 新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで (12月18日まで)
 国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展―挑戦― (12月18日まで)

が開催中なのでご興味あるかたは一緒にいかがでしょう♪

改組 新第4回日本美術展覧会(平成29年度)
会 期: 平成29年11月3日(金・祝)~12月10日(日)
観覧時間: 午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)
※毎週火曜日は休館日となります。
会 場:国立新美術館 会場ホームページはこちら

入場料:
当日券/ 一般 1,200円 / 高・大学生 700円
※小・中学生は無料
トワイライトチケット【時間限定入場券・会場窓口販売】
/ 一般 300円 / 高・大学生 200円
観覧時間:午後4時~午後6時

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カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち@パナソニック 汐留ミュージアム

2017-11-10 15:57:21 | 美術館・ART・博物館

パナソニック 汐留ミュージアムで開催中の
表現への情熱 カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち 
に行ってきました。(※会場の写真は許可を得て撮影しています)

 抽象絵画の創始者ヴァシリー・カンディンスキー(1866-1944)と、20 世紀フランス最大の宗教画家ジョルジュ・ルオー(1871-1958)。あまり接点がないと思われていた二人の関わりを掘り下げます。
また、カンディンスキーを中心とするドイツ表現主義とルオーが共鳴するさまを探る初の試みです。

今回 カンディンスキーの表現の展開を語る重要な三作品が登場していますが、ひとつめがこちら。
チラシ・ポスターにも使われている『商人たちの到着』(1905年 宮城県美術館蔵)
抽象画に至る以前の代表作で、故郷ロシアへの情景を理想郷的に表現。
カンディンスキーが青が好きだったからでしょうか、美術館の青い壁に浮かぶ絵があまりに綺麗で しばし熟視してしまいました。
東京で公開されるのは実に30年ぶり、だそうです

◇パナソニック 汐留ミュージアム 富安玲子学芸員のミュージアムトーク


初期の頃から色に関しては研究しつくしているのですね、この作品も好みだなぁ、と思いました

ヴァシリー・カンディンスキー『夕暮』1904年 宮城県美術館蔵

撮影禁止でしたが 同時期に制作されたジョルジュ・ルオーの『後ろ向きの娼婦』(1905年)等も展示されています。

2つめの重要な作品はこちら
左:『E.R.キャンベルのための壁画 No.4』の習作 カーニバル・冬 1914年 宮城県美術館蔵
右はカンディンスキーのパートナーだったガブリエーレ・ミュンター『抽象的コンポジション』1917年 横浜美術館蔵


そして画風がどんどんと変わって 抽象画を確立したあとのザ・カンディンスキーともいえるような『活気ある安定』。1937年 宮城美術館蔵
カンディンスキー自体が「冷たい抽象」と呼んでいたクールな絵
多数の色が乗っているのにどれ一つも動すことができない考え抜かれた絵になっています。


同時期に活躍したドイツ表現主義者の作品や


パウル・クレーの作品も多く見られます。


年代を追ってカンディンスキーの絵を鑑賞でき興味深い展示でした。
もう少したくさんの作品を見たいなーと思いましたら、現在、渋谷のBUNKAMURA ザ・ミュージアムで「オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代」が開催中とのことで、あわせて鑑賞しに行きたいと思います

表現への情熱 カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち
開館期間 2017年10月17日(火)~12月20日(水)
開館時間午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
休館日水曜日(ただし12/6、13、20は開館)
入館料一般:1000円、65歳以上:900円、大学生:700円、中・高校生:500円 小学生以下無料 
20名以上の団体は100円割引。

◇相互半券割引のご案内 
~20世紀の色彩画家たちの共演!秋に楽しむ3展覧会
・BUNKAMURA ザ・ミュージアムで「オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代」
2017年10月7日(土)~12月17日(日)
・東京ステーションギャラリー「シャガール三次元の世界」展
2017年9月16日(土)~12月3日(日)

いずれかの観覧券の提示で100円引きで本展に入場いただけます。また本展半券でも上記2展が100円引きになります。(いずれもすべての入場区分、他の割引との併用不可)
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