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二子玉川 de ぼちぼち絵日記

二子玉川在住主婦の好きなモノ絵日記。街歩きやスイーツ、エンタメ、昭和レトロ等 コメントお気軽に!☆

2018年1月営業終了・箱根ホテル小湧園

2017-10-13 13:00:41 | 旅行


老朽化のため 2018年1月10日で営業終了する「箱根ホテル小涌園」に寄って来ました。

吉村順三設計。1959(昭和34)年に開業。客室は224室で大浴場を備えており、国内の団体客や家族を中心に人気が高い。箱根駅伝の実況中継地点としても知名度があるが、施設は約60年間の営業で老朽化していた。跡地の活用は未定。同社は箱根地域で新たな旅館やレストランの開業を進めており、2017年4月には旅館「箱根小涌園天悠」が開業した (source: 日本経済新聞より)


↓ 隣接する「ユネッサン」(写真)や箱根小湧園天悠は引き続き営業するそうです。


ラウンジ アゼリアで「箱根スイーツコレクション2017」をいただく










日帰り温泉で「せせらぎの湯」を利用したあと庭園を散歩 
東京でいうと八方園のような雰囲気。やたら広いです。




蓬莱園。3万株のツツジとサツキで日本有数のツツジ園とか。


ライブラリーでは「思い出の小湧園」展開催中で、創業当時の写真を数多く展示していました
(開催期間)平成29年8月1日〜平成30年1月10日

温泉茶屋と遊園地入口


山の遊園地(昭和30年)


昭和32年頃の小湧園正面 看板には「百円で一日楽しい入浴休憩施設」とある


娯楽センター 昭和35年オープン。当時としては最新のゲームや乗り物で大変賑わっていた


ポリネシア風呂 


屋外プール


「天悠」は行ってみたいと思っていたので 小湧園の今後の展開に期待です♪

箱根ホテル小湧園
〒250-0407 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
Tel.0460-82-4111 Fax.0460-82-4123
E-mail. info@hakoneho-kowakien.com
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秋の箱根 富士屋ホテル 花御殿に宿泊

2017-10-12 11:21:02 | 旅行


夏に続いて 箱根・宮ノ下の富士屋ホテルに宿泊しました

明治11年創業。140年の歴史を受け継ぐ富士屋ホテル。
2018年4月から2年間の改修工事に入ってしまうので あれこれと写真に撮りたくなります









前回は西洋館の部屋に泊まったので、今回はリクエストして花御殿に宿泊。
昭和11(1936)年建造、外国人のお客様には「フラワーパレス」として親しまれた富士屋ホテルのシンボル的な存在  


花御殿では部屋番号の代わりに、43室すべてに異なる花の名前が付けられています。
鍵をもらって4階の「けし」のお部屋へ。




じゅうたんも年代もの




初代の花御殿のキー 




廊下や窓もまた美しい。。。 ここら辺も変わらないでほしいけどどうなんでしょう、、
 



メインダイニング フジヤで ビーフカレーを初めていただきました。






 バー・ヴィクトリアのハッピーアワー(17時~19時)ではカクテルが半額に。
バーテンダーさんがとても丁寧に作ってくれるカクテルは ほんとおいしいです。




かつて宿泊された ジョン・レノン一家やヘレン・ケラーの写真




庭園


いまの富士屋ホテルは大浴場が狭いのですが、徒歩圏に露天風呂のある日帰り温泉もあるので そちらを利用することも。
紅葉には早かったですが カレーも食べられて、、またひとつ夢が叶った箱根旅でした♪ つづく、、


神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
富士屋ホテル

 箱根の関連記事はこちらから  
箱根スイーツコレクション2017 秋

箱根 富士屋ホテル1

箱根 富士屋ホテル2

箱根 北原おもちゃミュージアム 「ミニチュアの世界」展
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箱根スイーツコレクション2017 秋 に行ってきました

2017-10-10 11:08:44 | 旅行


先日、また箱根に行きまして「箱根スイーツコレクション 2017」を廻りました 

毎年、春と秋に開催している「箱根スイーツコレクション」。この秋はついに20回目!
2009年秋の開催時にいろいろなスイーツを食べさせてもらったなぁ。。 
時は過ぎ、すっかり箱根の春秋の風物詩として定着したようすでうれしい限り。
ハッピー満載のスイーツたち 今年は37種類が登場しています。


チケットを2枚プレゼントされたこともあって 3つのスイーツを食べました 

ひとつめのは 小田急ロマンスカーの中にて。
ティラミスモンブラン 450円 (監修:山のホテル)
上品な甘さのティラミスに、秋の紅葉をイメージしたモンブランをのせて一度にふたつのスイーツが楽しめる♪


いつもお弁当を食べるほどお腹はすいてないのですが、車内販売の可愛いスイーツで「これから旅行するぞー」と気分がアップ


今回は小田原駅までロマンスカーを利用して快適な旅でした


二つめのスイーツは 宮ノ下 富士屋ホテル(ラウンジ・オーキッド)にて 
エスキス~富士屋ホテルのスケッチ~ 1000円 (飲み物付 1800円)
130年以上の歴史を持つ富士屋ホテル。明治、大正、昭和とそれぞれの時代に建てられた建物をスイーツで表現! もはや芸術品。。


前回宿泊してすっかりファンになってしまったので 今回もこちらでの宿泊です。


ラウンジ・オーキッド 利用したのが夜になってしまいましたが富士屋ホテルの庭園を眺めながらお茶できます。




富士屋ホテルには喜劇王チャーリー・チャップリンも訪れていて(1932年)ラウンド・オーキッドでは CHAPLIN'S PUDDING なるスイーツもあるので それも食べてみたいなぁ~と思っております) 


3つめのスイーツは箱根ホテル小湧園(ラウンジアゼリア)にて 
モンブラン トリコロール 1200円(ドリンク付 1815円)


箱根ホテル小湧園は 老朽化のため来年2018年1月に営業終了が決まっています、、、
おぼろげな記憶ながら子どものとき遊びにきたなぁ、、
訪問して写真を撮っておきたかったホテルです(箱根ユネッサンは引き続き営業とのこと)
泊まらずして 気になるホテルでお茶を楽しめるのも「箱根スイーツコレクション」の魅力♪


ラウンジ・アゼリア


モンブラン トリコロール
10回目記念のときに作り、過去19回の中で1番人気だった3点盛りスイーツをアニバーサリーとして復刻!
ホテル定番の栗、そば、かぼちゃの3つのプランを並べたスペシャルプレート。


最初に食べたかぼちゃのモンブランが衝撃的においしかった、、、オススメです。


小湧園に来たかったという理由でしたが、このスイーツ絶品です。ぜひ機会がありましたら~


せっかく小湧園にきたので日帰り温泉に入浴したり庭を散策したり、そして小湧園のすぐ近くの岡田美術館へ。

岡田和生氏のコレクションを展示する私立美術館。
2017年10月29日まで 「歌麿大作 深川の雪と吉原の花」展示中


初めて行きましたが 全5階、約5000㎡の広い展示室に 尾形光琳、伊藤若沖、喜多川歌麿らの名品など常時約450点を展示。
圧倒されました、素晴らしかったです 

箱根、子どもの頃から来てはいるのですが、実際どこに行けばいいんだろう~、っていうときに「スイーツコレクション」があると 選択肢のひとつで楽しかったです

秋の箱根の話題、もう少し書きますね

箱根スイーツコレクション 2017 秋
2017年9月1日~11月12日
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ユーミンが世田谷区名誉区民に! &松任谷由実ライブツアー「宇宙図書館」に行ってきました

2017-10-10 09:42:18 | LIVE・エンタメ など


わが街のスーパースター・松任谷由実さんが! 

平成29年10月8日(日曜日)に世田谷区民会館で実施する区制85周年記念式典において、大村智氏、鈴木忠義氏とともに世田谷区名誉区民として顕彰されました。
式典は、関係者のみの入場で入れなかったのですが 名誉区民か~~♪
なにか区のイベントに参加してくれる機会があるのかしら、楽しみです 

今年はチケットが取れて 松任谷由実 コンサートツアー 宇宙図書館 2016~2017 に行ってきました。
ツアー千秋楽の9月22日(金)東京国際フォーラム。


合計42都市80本、自己最長、最多本数の超ロングランツアー。
とてもパワフルで ステージの美術も篠原ともえさんデザインの衣装もすばらしくて ずっとスタンディングオベーション。 
ユーミンはステージ上を縦横無尽に駆け巡り、歌い、何度も衣装チェンジし、、
なんだか全盛期の「シャングリラ」を見ているような 完璧なステージでした。ツイッター効果か若いお客さんも増えたような。

「ひこうき雲」「リフレインが叫んでる」「ルージュの伝言」「真夏の夜の夢」、、
アンコールのヒットソングメドレーに、「青いエアメール」最後は「卒業写真」。
懐かしい曲はイントロだけで泣けました、、

♪ けれどあなたがずっと好きだわ 時の流れに負けないの~」
ユーミン ずっとユーミンでいてくれてありがとう~。


☆セットリスト
01. 宇宙図書館
02. あなたに会う旅
03. 影になって
04. AVALON
05. BABYLON
06. 夢の中で~We are not alone,forever
07. ひこうき雲
08. Midnight Scarecrow
09. リフレインが叫んでる
10. 月までひとっ飛び
11. ルージュの伝言
12. 何もきかないで
13. Smile for me
14. 残火
15. 満月のフォーチュン
16. 破れた恋の繕し方教えます
17. 真夏の夜の夢
18. ダンスのように抱き寄せたい
19. 気づかず過ぎた初恋
20. GREY

○アンコール
21. 星になったふたり
22.メドレー
 DANG DANG
 14番目の月
 守ってあげたい
 埠頭を渡る風
 真珠のピアス
 オールマイティー
 春よ、来い
 カンナ8号線
 DESTINY

更にアンコール
23. 青いエアメール
24. 卒業写真
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生誕120年 東郷青児展@損保ジャパン日本興亜美術館

2017-10-08 13:24:03 | 美術館・ART・博物館


東郷青児記念 損保ジャパン 日本興亜美術館 で2017年9月16日から11月12日(日)まで開催中の
生誕120年 東郷青児展 抒情と美のひみつ 内覧会に参加させていただきました。
◇写真は内覧会用に美術館の許可を得て撮影しております

 二科展を中心に活躍した洋画家・東郷青児(1897-1978)の生誕120年を迎えるにあたり、初公開のプライベートコレクションを含む貴重な作品を全国から集めた特別回顧展。

憂いをおびた女性画で有名な東郷青児ですが、以前 同館で見た欧州の風景画が素敵だったので、東郷青児の他のジャンルの絵画も見たいと思っておりました。
各地の希少な作品が一堂に。「東郷様式」が出来上がっていく過程を4つの年代を追ってみていくことができて とても興味深く大満足でした

第1章 内的生の燃焼 1915~1928年
鹿児島出身の東郷が二科展で国内で最初の前衛画家として認められ、その後に長期滞在したフランスで独自の方向をつかむまでをたどります。

東郷青児(19歳)第2回個展会場の京橋・読売新聞社で 1916年
若いときの写真は初めて見ましたが、女性がほっとかなさそうな美青年!


1916年『パラソルさせる女』(右)初出品にして二科賞を受賞

左:『彼女のすべて』 1917年 鹿児島市立美術館 右:『パラソルさせる女』1916年 一般財団法人陽山美術館

損保ジャパン日本興亜美術館主任学芸員 中島啓子さんによるギャラリートークより

『サルタンバング』 1926年 油彩・キャンヴァス 東京国立近代美術館
東郷が欧米にいるときに「自分らしい絵が描けた」と嬉しくなってピカソに見せた作品。東郷自身はこの作品が自分のスタイルに確信を得た作品と位置づけている。ピカソ自身は『自分の絵を見ているようだ』と言われぎゃふんとなった、と書かれています。

第2章 恋とモダニズム 1928~1930年代前半
1928(昭和3)年に帰国してからの作品。
東郷は帰国後すぐに他の女性との心中未遂や 作家宇野千代との同姓生活、とスキャンダルが多かったのですが、それさえも自由な恋愛として女性たちにある種「憧れ」と受け止められたそうで 婦人雑誌の表紙を受け持つようになります。 
・・・ ここらへんの話は一番 興味深いところでした   

前年にシュルレアレスムが紹介され 不思議な感じの絵が描かれた頃の作品

『超現実派の散歩』 1929年 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館


『手術室』1930年 大分県立美術館

第3章 泰西名画と美人画 1930年代後半~1944年

1930年~ 出版社が文学全集、美術全集を出す時代になりこれまで一部の人にしか楽しむことができなかった芸術を一般の人が楽しむことができるように。
この頃欧州から帰国した藤田嗣治との交流を通じて 百貨店の壁の絵などを受け持つようになります
百貨店は当時富裕層のお出かけの場だったので 欧米の雰囲気や美人画が好まれたそう


公共の場で家族に好まれて見られるのが女性画だったのと、この時代から家に洋間ができるようになりそこに飾る小さい絵として東郷の女性画が人気となり「青児美人」と呼ばれてひとつの到達点にいたります。


「ホームライフ」
富裕層のライフスタイルを紹介する大阪発の婦人グラフ誌。表紙画を担当




第4章 復興の花 1945~1950年代
1945年の終戦直後から東郷は二科展の再開に向けて奔走するとともに各地の施設や店舗の装飾を手がけていきます。

今回一番自分が目を惹かれたもの。京都市中央区河原町通三条の旧朝日会館の壁画のための下絵。
実際は縦28m、横23m で10階ほどの足場が組まれるなど当時最大規模といわれた。
東郷はフランスで装飾美術を学んだこともあって 空間を飾るときに描く女性の描きかたに優れていた… 実物を見てみたかったなぁ! 

『平和と団結』1952年 京都朝日会館の壁画 朝日新聞社

浴場のタイル画なども。

裸婦 1952年 モザイクタイル絵 INAXライブミュージアム

左:日本国際美術大賞の大衆賞 『望郷』

『望郷』1959年 第5回日本国際美術大賞大衆賞

最後に終戦後に描かれた珍しい現実的な絵を紹介。
「占領中ももちろん感じてはいたんだが、独立してみると、いまさらながら、戦争の残していったものがひしひしと痛感されてくる」

『渇』 1953年 第38回二科展 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

ミュージアムショップで特別に販売されていた池袋タカセのクッキー
時代の要望に応える形で大衆に愛され続けた東郷青児の世界は デザイン性の高さにもあったのだなと感じ入りました。


生誕120年 東郷青児展 抒情と美のひみつ
会期:2017年9月16日(土)~11月12日(日)
休館日:月曜日(ただし9月18日、10月9日は開館、翌火曜日も開館)
会場: 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
〒160-8338
新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階
開館時間:午前10時-午後6時(入館は午後5時30分まで)
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