ストップウォッチ

金曜，土曜と甲子園に高校野球観戦に行ってきました。
(今朝新潟に帰ってきました）
スコアブックとストップウォッチ（ＳＷ）持参して。
投手のクイックや捕手の盗塁時の送球など練習では活用していましたが，観戦にＳＷ持ってゆくのは初めてでした。
きっかけは，今春に小関順二さんの書いた「野球力　ストップウォッチで伸びる人材（講談社）」を読んだことがきっかけでした。
まだＳＷ観戦ビギナーの私は，打った瞬間から一塁ベース到達時間を中心に計測することにしました。（スコアに球速，球種，ＳＷと忙しい観戦で，のんきにビールなんて飲めませんでした）
つまり，打った後に一塁まで全力疾走してるかどうかに注目したわけです。
すると観戦した７試合でおもしろい結果がでました。
足の速い選手で４．１～４．３秒（左は－０．２位），平均４．６～４．７秒でした。
しかし，敗戦したチームには５秒台の選手が複数存在するという事実でした。（つまり，打ってからアウトと勝手に思い込み，失速する選手が多い）※もちろん，両チームとも５秒台がいない試合もありました。
さらに，顕著にでていたのが，日本文理高でした。（フェアフライでも一塁へ行かなかったケースもありました）う～ん・・・。
小関さんの本によれば，強豪高の選手ほど，スカウトの目に留まりたい等々の理由で全力疾走を怠らないそうですし，塁への到達時間が早ければ野手もあわててミスを誘発する可能性を高まるとのことです。
今回の計測はうなずけるものでした。（小関順二さんの本はおすすめです。）

いや～，でもこれで３年連続の観戦ですが，高速バスでの往復はやはり疲れるもんです。お金さえあれば飛行機で行きたい。（でも第１試合からみれないなぁ・・）
いつもの私の観戦コースをご紹介します。

　夜１０：００新潟発（万代シティバスセンター）⇒梅田行　夜行高速バス
翌朝０７：２０梅田着
　　０９：００甲子園着
　　　　　　　３～４試合観戦
　　大阪激安ホテル宿泊
翌朝０８：００甲子園ヘ
　　　　　　　３～４試合観戦
　　　　　　　試合観戦後　銭湯かスパで汗流す
　　２１：３０梅田発⇒新潟行　夜行高速バス
翌朝０６：３０新潟着

※高速バスはリクライニングシートである程度寝ることができます。
　大阪では１泊することおすすめです。（疲れが取れます）
　また，観戦は良い場所（１日中，日かげで見やすい）をキープするため第１試合から行くべし。
　観戦後は風呂で一汗流すことで帰りのバスは快適です。