中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

中国のスタバの珈琲は一杯27元で世界一高い

2013年10月21日 | 中国事情
10月14日付の人民網(電子版)・10月18日付経済参考網(電子版)10月20日の中国中央テレビ等で中国の北京のスターバックスの珈琲が、アメリカのシカゴ、イギリスのロンドン、インドのムンバイ等の同じスターバックスの珈琲と比べて高いと批判する記事を相次いで掲載して、スターバックスが中国で高利益を上げていると報道しています。(注:中国中央TVの番組の内容は文字に起こして新聞に掲載されていますが、中国で . . . 本文を読む

貴州省の少数民族の村の湧き水

2013年10月18日 | 中国貴州少数民族の村
貴州省でも無論場所によりますが、私が今滞在中の雲南省等と比べて全体的に貴州省は雨量が多いようです。また、貴州省は雲南省のように雨季と乾季はありません。特に、私が良く足を運ぶ貴州省の黔東南地区は、貴州省の中でも年間降水量が特に多い地域の一つに属するようで、そこは年間降水量が約1600ミリメートルに達するそうです。(注:貴州気象信息網による) このように年間降水量が多いことにも関係していると思います . . . 本文を読む

貴州省の水碓磨(水力によるひき臼)について

2013年10月17日 | 中国貴州少数民族の村
米の脱穀や精米の方法としては、搗臼を使う方法以外には、水車を回し碾き臼を使い米等を脱穀、精米する方法もあるようです。中国語では「水碓磨」(shui dui mo)と呼ぶ様で、何でも中国では5世紀後半に、祖沖之と云う人がこの「水碓磨」を発明したとの事です。 但し貴州省等でも、この水車を動力として碾き臼を回して精米や脱穀をする方法は、現在ではほとんど見られないようです。私も貴州の農村部に行った際には . . . 本文を読む

貴州省の搗臼について

2013年10月16日 | 中国貴州少数民族の村
貴州省の農村部に住むトン族や苗族の村へ行くと今でも、搗臼が活躍して現役で働いているのを良く見かけます。この「搗臼」を使い今でも脱穀や精米が行われています。また、地域により「搗臼」を使いモチを搗くところも有るとの事です。「搗臼は辞書などで調べると中国語では、「搗臼」(dao jiu)と云うようですが、トン族や苗族の村では、何と呼ばれているか分かりません。私も以前から、村で何度もこの搗臼は見かけていた . . . 本文を読む

貴州黎平県肇興郷のトン族の鼓楼で食事

2013年10月14日 | トン族
貴州省黎平県肇興郷は全人口の約90%がトン族で、郷内には5つ鼓楼もあり、中国一のトン族の村としても広く国内に知られているとの事です。旧暦(中国語では農暦)8月末には、ここ肇興郷周辺の村々では二年に一度芦笙節が行われるそうですが、たまたまこの肇興郷に地元のトン族の知合いが居て、その知合いからその二年に一度行われる芦笙祭りを見学に来るよう連絡が有ったので出かけてきました。 芦笙節の前々日の夜には、鼓 . . . 本文を読む