中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

建新圓の過橋米線

2016年01月23日 | 雲南省

私は、今は大理州に滞在中ですが、今でも年に何回かは昆明市に出かけますが、その際に必ず立ち寄る店があります。その店とは、過橋米線で有名な建新圓と云う店です。私が初めて雲南省昆明市を訪れたのは1989年1月の事ですが、その当時から、観光等で昆明市等を訪れた人は必ずの様に、この店で過橋米線を食べるのが慣わしの様になっていました。当然、私も昆明市に到着してから、真っ先に食べたのがこの建新圓の過橋米線です。

その後雲南省が気に入り1989年9月からは雲南民族学院(注:今は民族大学)に語学留学をしていましたが、この店は大学から近い事もあり毎週の様に、この店に通い過橋米線を食べたものです。そう云う意味では、この建新圓の過橋米線とこの周辺は私には大変に懐かしい場所でもあります。

建新圓は、現在では昆明市内は無論、省内の楚雄市等にも沢山店を展開しており、雲南省以外では最近杭州市にも店を構えたそうです。1989年当時は店は、一軒しかありませんでした。本店のある場所は、以前と同所にあります。昆明駅前や駅近くにも、建新圓はあるのですが、私は花鳥市場にある本店に行って過橋米線を食べる事が多いです。89年当時は確か一杯2元だった様に記憶していますがはっきりしません。

建新圓本店。89年当時と同じ場所にあります。一階は普通の米線で、二階で過橋米線は食べます。昆明駅を出た駅ビル一階にも建新圓の店があり、ここは24時間営業しています。

 

この本店は、2,3年前に改修されましたが全く同じ場所にあります。近くには、花鳥市場があり、89年当時と余り変わってません。そう意味でも私には大変に懐かしい場所です。、


1989年当時は過橋米線も一種類だけでしたが、今では18元から40元迄値段も様々です。最近は松茸が入った物等バカ高い値段の物もあります。80元100元と云う値段の米線もあります。


私が何時も注文する過橋米線は伝統米線と云う物で18元。昔はウズラの卵も付いてませんでした。以前も、米線以外は、湯葉、モヤシ、ニラ、鶏肉、豚肉だった様に記憶しています。私は、ウズラの卵は嫌いなので使いません。店に拠っては、米線が細い米線と太い米線から選べる店もあります。

 

熱い鶏ガラのスープに、先ず鳥肉、豚肉を入れ、その後湯葉、ニラ等を入れ、最後に米線を入れて食べる。最近では他所から観光客も多いので過橋米線の食べ方の説明もあります。場合により店員がやってくれる場合もあります。89年当時は地元の人がほとんどでしたので、過橋米線の食べ方を講釈する様な事はありませんでした。

 

今ではこの建新圓に限らず、昆明市内には過橋米線の専門の店は多いのですが、昔から食べなれているせいもあり、私はこの店の過橋米線が一番好きです。大理州下関や大理古城にも過橋米線の専門店があるのですが、私は余り美味しいとは思いません。

夏等は昆明市も暑いので、夏場には涼米線がお勧めです。これは米線に冷たいタレを掛けた物で、これも大変美味しいです。

建新園の冷たい米線。どちらかと云えば地元の人などは、夏には冷たい米線を食べる人が多い。また、地元の人は過橋米線より、普通の米線や冷たい米線を食べる人が多い様です。ここのタレはやや甘め。

 

建新園には、このような漬物類も何種類か置いてあります。量り売り。



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