中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

大理古城はとても物価が高い

2019年06月10日 | 雲南省

先週訳あって昆明市に行っていたのですが、改めて思った事は大理古城は物価がとても高いと云う事です。中国では食べ物の中で総じて安いのは麺類なのですが、大理古城及び周辺では一杯15元程します。大理古城内の高い店では一杯の麺が18元位する様な店も少なくありません。また、改めて思った事は、麺の量もとても少ないです。

中国では、その昔は一般的には、麺類は小碗と大碗の二種類あり、小碗の麺の量は約100gで、大碗は150gと云うのが決まりだった様に思います。私は、当然大碗は食べ切れないので頼む事はありませんが、大理古城では、小碗では少し物足りない感じがします。腹8分目程で寧ろこの方が良いのかもしれませんが、、、、。普通の人には、小碗では満腹感には、ほど遠く麺の量も少ない様に感じます。

以前は、中国では、麺類は小碗は2両で、1両50gですから約100gで、大碗は3両で、150gと云うのが決まりだった様に記憶しています。今は地域に拠ると思いますが、可成りいい加減な感じがします。春節に広西省の柳州市に行っていたのですが、ここの食堂では小碗は、二両、大碗は3両と表記してありました。

私は、中国でも外食が多くその上一人で食事をするので、ツイツイ食べる物は麺類に成り勝ちなのですが、今回昆明市に数日滞在して改めて思った事の一つは、大理古城の食べ物は総じて高い上、不味いと云う事です。去年は上海や成都等にも度々行ったのですが、中国でも有数の大都市上海等の物価と大理古城の食べ物の値段は余り変わらない様に感じました。北京はここ数年行っていないので分かりかねますが。

中国で、良く食べられる物に、まんとうや包子と云う物があります。マントウは、小麦を蒸して作った物ですが、中には具としては何も入ってません。これに比べ、包子は、中に具として、野菜を炒めた物やニラと卵を炒めた物、肉類等の色々な餡を入れて蒸したものですが、大理古城ですと一個1.5元から 2元します。肉包と云う肉類が入った物が一番高いのですが大理古城では2.5元程します。昆明ではマントウは一個1元、包子も一番高い物でも1.5元位から2元位です。

 

昆明市内では、この様に麺類は、小碗が8元、大碗が9元です。安い店では、小碗が7元、大碗が9元と云う様な店もあります。大理古城内では、10元以下の麺類は先ず見かけません。米線饵丝とは米で作った麺で、面条とは小麦で作った麺。

 

 

水餃子、焼き餃子、ワンタンは10個で7元です。これが大理古城だと安くて10元、高いと13元程します。日本人は中国には、焼き餃子が無いと思っている人もいる様ですが、場所に拠り水餃子・蒸餃子・焼き餃子の三種類あります。

 

中国語で「餛飩」とは、日本で所謂ワンタンです。7元から9元ですから矢張りとても安いです。ワンタン等も小碗は100gの様で、これは配給制の時代や食料が十分に行き渡らなかった時代の名残かもしれません。中国では前世紀末迄は、主食のコメ、麦、油、等は配給制だったのでその影響があるのかも知れません。中国で麺類は、小麦で作った麺と米で作った麺との二種類に分かれる様です。無論蕎麦もありますが、蕎麦はどちらかと云うとマイナーな食べ腿。

 

 

炒飯とは、所謂チャーハンの事ですが、8元から10元です。私は、この店で炒飯は食べなかったのですが、量が多いので残す人も多かったです。一番高い鶏タン火腿炒飯とは、卵とハムのチャーハンの事です。揚州炒飯は中国では有名の様で一種のブランドの様になっています。但し私は本場揚州では、揚州チャーハンは食べた事はありませんが、他では何度か食べた事があります。


麺類も小碗と大碗の二種類あります。帽子とは所謂トッピングの事です。追加で、特別料金を払い牛肉等を追加出来ます。

 

蓋飯とは、ご飯にマーボ豆腐や肉とジャガイモの細切り炒め等をご飯にかけた物。量も多く、安い。そして美味しいです。この店では、スープと漬物がサービスに付きます。

 

大理古城内にある、私が時々通う店は麺類は、小碗は9元、大碗は10元と安いですが、客の多くは地元の高校生や中学生、大人で観光客は余り見かけません。店の主人も地元の人です。農貿市場等の地元の人が良く通う市場の近くにも安い店がありますが、その様な店の多く主は地元の人で、お客は地元の人が多く、観光客の多い通りの店はとにかく高いです。因みに今日昼に食べた麺は、一杯16元でした。一昨日の昼に食べた麺は18元でしたが、量がとても少なかったです。


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