重湯を中国語では「米湯」と言うようです。雲南省大理市の大姚県に行った際、たまたま、入った食堂で米湯を出していました。実は、ある人のブログを覗いていたら大理鎮のある村では、重湯を二元で売っていたとの記述がありました。雲南省にも地域によっては、日常的に米湯を食べるような習慣がある様です。私は、重湯は今の所、大理市大姚県で、一度見ただけです。実は貴州省でも、貴州生まれ、貴州育ちの人の話に拠ると、貴州省でも地域によっては、重湯を食べる習慣があるとの事でした。
大姚県の食堂で見かけた重湯＝米湯。
こちらが、大理市大姚県の食堂で食べた米湯＝重湯。
米湯に味付けはされていませんでした。
また、貴陽市には「米湯火鍋」という鍋もあります。私は「米湯火鍋」を、貴陽市で一度食べた事がありますが、いわば米湯が鍋のスープの代わりで、出てきた米湯火鍋の重湯に、肉や野菜、肉団子、魚等の具材を入れて、他の鍋と同じようにタレで食べるという物です。米湯火鍋は貴州省で一度食べたきりですが、ナカナカ美味しかったです。雲南省では、今の所米湯火鍋は見つけていません。貴陽市で食べた米湯火鍋がとても美味しかったので、ここ雲南省大理でも米湯火鍋があれば、是非食べたいと思いますが、今のところ昆明や楚雄市、紅河等でも米湯火鍋は、見かけません。
米湯火鍋は健康にもよさそうですので、興味ある人は一度挑戦して自分で作るのも面白いかもしれません。自宅でも、重湯さえ作れば簡単に米湯火鍋が出来ると思いますが、私はとても美味しいと思いました。
