中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

大理古城に出来たスターバックス

2016年09月21日 | 中国事情

私が今滞在中の大理古城に、9月20日にスターバックスが新規開店しました。開店日の20日に行く予定でしたが、20日は一日中雨が降っていたので諦め、開店二日目の今日、新規開店したスターバックの店に行ってきました。以前からスターバックスが大理古城に店を出すとの噂は流れていたのですが、昨日遂にスターバックスが大理古城に店を構え、営業を開始しました。

大理州の中心地の大理市下関の新しく出来る商業地にスターバックスが店を出すと云う様な噂は、2,3年前から流れているのですが、確かな事はわかりません。大理市の中心地の繁華街よりも、先に大理鎮にスターバックが出来たと云う事は、如何に大理古城が観光客で賑わっているかの証明でもある様に思います。大理市内の一鎮にスターバックスが出来た事は、大理古城を訪れる観光客が近年如何に増えているかを如実に示している様に思います。現時点では、雲南省の省都昆明市には、当然スターバックスはありますが、雲南省では昆明市以外では麗江市に次いで3番目に出来た都市が大理市の様です。

新聞の報道等に拠れば、麗江市には、2015年9月に一号店が出来たそうです。昆明市にスターバックスが一号店が新規開店したのは、2011年5月の事ですが、昆明市内には、既に15店舗あるとの事。また、以前私が滞在していた貴州省貴陽市にスターバックス一号店が開店したのは2014年6月の事です。

 

大理古城内に開店したスターバック一号店。この日は1日中雨だった事もあり、意外にお客は少なかったです。


大理古城のスターバックスの店舗は、二棟に’分かれておりますが、内部は、かなり広い。

昆明市に立ち寄った際には、必ずの様に昆明市内のスターバックスに立ち寄るのですが、昆明市内の中心だけでも私が知っているだけで7.8軒のスターバックの店があり、店により何時行っても混雑している店舗も多い様です。スターバックで私が何時も注文するのは、「美式珈琲、小杯」です。美式とはアメリカンの事で、小杯とはショートサイズの事で、24元です。今日時点での円換算では約366円ですので、日本よりやや高いのかもしれません。昆明市のスターバックスには、以前は18元の珈琲もあったのですが、今年から一番安い18元珈琲は、メニューから消えており、一番安いのが24元となって居ました。

 

私はスターバックで注文するのは何時も決まっており、「美式珈琲小杯」(アメリカンショートサイズ)で24元。メニューは他の店舗と同じ様です。

 

以前ネット上で雲南省産の珈琲を主に中国国内の店で出しているとのニュースを見た事があるので、雲南産の豆を使用した特別の珈琲「雲南精品珈琲」が、あるか聞いたところないとの答えでした。

 

2016年5月の時点で、中国でのスターバックの店舗数は約2060店舗との事で、今では日本の第三位の約1173店舗を追い越し、アメリカに次いで世界第二位の規模になっているとの事です。スターバックは、中国国内に2016年度だけでも500店舗を新規に出店する計画との事ですので、店舗数でアメリカを追い越すのは無理にしても、世界第二位の位置は今後も揺るぎないと思われます。中国では1999年1月に北京市にスターバックスの一号店が出来たとの事ですが、約15年程で2000店舗を超えた訳ですから、如何に中国で成長しているかが分かると思います。

中国での珈琲の消費が伸びる事を予想して、元々スターバックは雲南省産の珈琲豆の買い付けを増やしていたそうです。雲南省で珈琲豆を調達する事で、経費の削減を図るとともに、中国でも珈琲の栽培に適した雲南省での珈琲栽培面積の増やす計画との事です。また、ネスレ等の珈琲関連会社も雲南省での珈琲豆の買い付けを今後も増やして行くそうです。現時点では雲南省普洱市や保山市等が雲南省では珈琲栽培地として知られているとの事です。

中国のスタバの珈琲は一杯27元で世界一高い

スターバックスの珈琲報道その後



最新の画像もっと見る