雲南網等に拠れば、8月3日16時30分(北京時間)に雲南省昭通市魯甸県でマグニチュード6.5の地震が発生したとの事ですが、今回の地震では、8月3日23時55分の時点で、死者は221名に達したとの事です。
また、行方不明の数も180数名に上るとの事。被災地の魯甸県では、倒壊家屋は12000間に及ぶとの事です。震源地魯甸県で死者、行方不明の数が一番多いとの事ですが、今回の地震で、昭通市巧家県では、49名の死者、行方不明1名、曲靖市会澤県でも4名の死者が出たそうです。
今回の地震の震源地の昭通市魯甸県は、2010年の統計に拠れば人口は約42万人で、漢族、回族、イ族、苗族等9の民族が居住する県で、平均海抜は1917メートルで、農業を主な産業とする農業県の一つの事です。
雲南信息港(電子版)等に拠れば、今日の雲南省の気象予報では、被災地を中心に大雨も予想されるとの事ですが、地震に拠る土砂崩れで一部の河川も塞き止められており、それが決壊する恐れもあるとの事です。震源地の昭通市魯甸県では、既に4000名の人員が救助作業に臨んでいるそうですが、更に2000人が被災地に救援に向かっているそうです。