3月2日付の雲南網（電子版）に拠れば、雲南省昆明駅で、暴徒に襲われ28名が死亡し、113名が負傷する事件が起きたとの事です。雲南網や新華網に拠れば、3月1日夜9時20分頃、覆面をして、同じ服装をした10名程の暴徒が、昆明駅の駅前広場や切符売り場で、その場に居た人々を無差別に切付け、28名を殺害し、113名を負傷させる事件が起きたそうです。公安当局が、その場で5名を射殺したとの事ですが、残りの犯人は逃走しており、関係当局がその行方を追っているとの事。
2月27日には、以前私が滞在していた貴州省貴陽市で、公共バスが放火され、子供を含む6名が死亡し、35名が負傷する事件が起きたばかりです。都市報（電子版）等に寄れば、バスに放火した犯人も、怪我をしているそうですが、犯人の妻が浮気をしており、その恨みを、鬱憤を晴らす為バスに放火したものと見られるとの事です。
雲南網に拠れば、昆明市でも、貴陽市の事件を受け、市内を走る全ての公共バスの点検を強化するとともに、安全対策を講じていた最中でもあったそうですが、今回の雲南省昆明駅で起きた事件の背景は、未だ分りませんが大変痛ましい事件が起きたようです。
鳳凰網（電子版）に拠れば、2日の6時の時点で、死亡者は29名、負傷者は130余名に上るそうです。また、犯人と見られる4名が公安当局に射殺され、1名はその場で逮捕されたとの事。また、中国中央TVに拠れば、犯人の一味と見られる女性が当局に逮捕されたとの事。
