今回の中国における偽装羊肉の報道で良く分からなかった点の一つに、何故キツネやテンの肉を原料として使い羊の肉として売ったのかという事がありました。原料のネズミは中国のどこでも手に入るとしても、キツネやテンはそう簡単には手に入るとは思えないので、どうしてキツネやテンの肉が何故偽装羊肉の原材料として利用されたのか不思議に思っていました。
その疑問は、中国語版のウォールストリートジャーナルの記事を読んで解けました。5月5日付の中国版のWSJでも今回の偽装羊肉事件は大きく取り上げています。そのWSJの記事によると、中国の毛皮産業の発展に伴い、毛皮が剥がれた後のキツネやテンの死骸が、いとも簡単に安く手に入るように成り、それが今回の偽装羊肉のように、キツネやテンの肉が、原料の肉として利用されたとの事です。
このWSJの記事を読んで、どうしてテンやキツネの肉なのか漸く得心がいった思いです。
これは羊肉、それともネズミ、それともテン、それとも、、、、
これは正真正銘の羊肉です。貴陽市にあるとても有名な羊肉串専門店の羊肉串です。