中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

大理の夏

2013年08月20日 | 雲南省

大理の気温は、8月になってからは、例年並になったのか、最高気温が27度から高くても精々28度程度の日が続いています。最低気温は12度から13度程度ですから、やはり大理の夏はとても過ごし易いです。8月に入ってからは、最高気温が30度を超えた日は、一日も無いようで地元の人も、日中でも長袖という人の姿が結構目に付きます。

実は、大理も6月の一時期には、とても暑い日が続きました。無論、これは大理に限った話ではなく、6月は雲南省全体が例年に無く、暑かったらしく、雲南省の気象台の話に拠れば、1961年以来雲南省の平均気温は最高を記録したとの事です。これは何でも2005年に記録した6月の平均最高気温を0.1度上回って、今年6月の最高平均気温は、史上最高の気温となったそうです。

6月の降水量も、雲南省全体では例年と比べると31%も少なかったそうで、雲南省全体では依然旱魃状態が続いていおり、地域により降水量が例年より80%も少ない所もあり、このままでは、農作物の収穫等に大きな影響が出ると予想されるそうです。

大理で生まれ、大理で育った人から、大理の夏はとても涼しく、最高気温が30度を超える事は無いと聞いていたのに、6月中旬には、今私が滞在中の大理古城でも、30度近い日が何日か続いたので、何か裏切られたように感じてがしたものですが、それも僅かの期間で終わり、7月、8月は例年並に戻ったようです。30度近い高温が続いた頃は、地元の人も、今年の夏は異常だ、こんなに暑い夏は経験が無いと話していましたが、それも左程長く続く事がなく、7月に入ると例年並の状態に戻ったようです。

今まで私が住んでいた貴州省の省都貴陽市も、夏は大変涼しく、感じとしては、大理と同じ位の気温かなと思います。が、大理の方が海抜も高いこともあり、最低気温は貴陽市の方が高いようで、貴陽市等では、夏とは言え12、13度までは下がらないようです。去年の夏は、貴州省は貴陽市も含め大変雨が多かったのですが、新聞等に拠れば、今年は一転旱魃に見舞われ貴州省内では大きな被害が出ているそうです。

 



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