中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

雲南省の最低賃金は、月額1670元に引き上げ

2018年04月08日 | 雲南省

3月30日付の雲南信息報に拠ると、2018年5月1日から雲南省1類地区の最低賃金は月額1670元、(現在は、1570元)、2類地区は月額1500元(現在は、1400元)、3類地区は月額1350元(現在は、1180元)にそれぞれ引き上げられる事になったそうです。

雲南省の場合、1類地区とは、省都昆明市内の官度区、五華区、西山区等を指し、2類地区とは、1類地区以外の昆明市に属する区、県、及び昆明市以外の雲南省内の各市、州を指し、1類地区、2類地区以外の地区が3類地区に属するようです。また、それぞれの時間給は、15元、14元、13元とそれぞれ1元づつ引き上げられるとの事。私が今滞在中の大理州は、2類地区に属する事になります。下記の表を見ると分かりますが、中国の場合多くの市・省・州の最低賃金は、三地区に分けられている様です。

2017最低工资标准规定 31省市最低工资排名情况:11省市上调 闽南網より

2017最低工资标准规定 31省市最低工资排名情况:11省市上调

中国の場合最低賃金の引き上げの時期については、各市省州区によってバラツキがありますが、2018年の場合、現在の時点では、上海が月額2300元で最も高いとの事で、最低賃金が月額2000元を超えるのは、上海市以外は、深圳市、浙江省、天津市、北京市の4市省だそうです。時給は北京が最も高く22元、その次が天津市の20.8元、上海は20元との事。

江西省は、1680元、深圳市は、2130元、遼寧省は、1620元、広西省は、1680元と幾つかの市・省は既に、2018年度の最低賃金は引き上げられたようです。

マクドナルドの珈琲は一杯10元。ケンタッキーの珈琲は一杯15元、スターバックスのアメリカンが24元。お米は、安い物で5キロ入りで30元位、やや高い物は40元から50元、カップ麺5元から8元、肉まん一個1.5元から2元。麺類は、一杯8元から10元。ミネラルウォーター安い物1元、高い物は、2元から3元。冷凍さんま三匹入り、9元。コカ・コーラ3.2元、公共バスは、大理市内の場合、1元から2元。昆明市内は、1元から3元。春城晩報・雲南信息報等新聞は、一部1元。私が良く買う南方週末と云う毎週出される新聞は一部、5元。ロンリープラネットのミヤンマーのガイドブック79元。(注:中国語版) 大理大学・雲南大学・雲南民族大学の学費3800元から4000元(注:文系)寮費一年間1000元から1200元。大理市内のマンションの値段1平方メートル8000元から10000元。(注:中国ではマンションは1平方メートル当たりで計算)(注:これら物の値段は、雲南省大理市及び昆明市の値段です)

2016年度中国の最低賃金

 

 



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