中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

「両会」で温水便座をめぐる話題

2015年03月17日 | 中国事情

先週の日曜日迄、中国北京では所謂「両会」が開催されていました。その両会では、中国人旅行客の日本での温水洗浄便座等の「大量買い」が議論の対象、話題となった様です。それで中国中央テレビ等の中国のメディアも、改めて中国人の消費行動が問題となっている様です。特に中国人観光客が、大量に買う物の一つが 「温水洗浄便座」と云う事で、余計にマスコミ等でも注目を集めている様に思います。3月10日に放送された中国中央TVのニュース専門番組では、「両会でも日本の便座が話題となった事」を取り上げ、ニュースとして流していまた。

そのニュース番組に拠れば、ある中国人は5日間日本滞在した内、半分は電気街を巡り、買い物をして、3個の電気釜と5個もの温水洗浄便座を買ったとの事です。また、番組の中では、秋葉原で電気釜等電気製品を買う中国人にインタビューして「何故日本の電気釜を買うのか」と質問していましたが、当然にその中国人は「日本の製品は品質が良い、また、より美味しく炊ける」ので等と答えていました。

このブログでも触れましたが、中国の電気釜と日本製電気釜とを使い炊き比べ何方が美味しく炊けたかの実験結果を中国の中央TVのニュース番組で流していましたが、余り効果は無い様で、依然中国人の電気釜、温水洗浄便座等の大量買いは今後も続く様です。

私もかなりびっくりしましたが、ある省の地方紙の新聞の電子版では、中国と日本では電圧が違うので日本の電気製品も中国に持ち込んでも、そのままでは使えない、変圧器が必要だ等の全く、的外れた報道をしている事です。云うまでも無い事ですが、最近は日本の電気製品は世界中どこでも使える様になっており日本製の電気製品も中国でもそのまま使えます。90年代初めの頃迄は未だ変圧器が必要でしたが、、、今時こんな報道をするかと余計不信感をあおるようです。

中国語表示が無いので使用に際しては何かと不便とか、中国の水は硬水なので日本の便座は目詰まりを起こして半年もすると使えなくなる等といろいろ中国の消費者に注意喚起して、日本の製品を買わないように仕向けている様ですが、余り効き目はない様です。現在では、当然中国語表記もある電気製品も多いと思います。何度も日本へ足を運んでる人達には、そのような報道は逆効果と思いますが、、、、。

 

 

 

 



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