少し古い話題ですが、今年10月1日から、大理古城への公共バスの乗り入れが、全て禁止となりました。このため、バスで大理古城を訪れる観光客には戸惑いも見られるようですが、2015年末迄には、大理古城内からは車は全面的に締め出される様です。
春城晩報（電子版）に拠れば、2015年末迄には、大理古城への車の乗り入れが全面禁止になるとの事です。変わりに環境に配慮した電気自動車を使い、大理古城内に新しい公共交通機関網を整備するとの事です。また、大理古城内への車の乗り入れ禁止にするために、古城外の東門、西門、北門に大型の駐車場も建設するとの事です。何れ大理古城内に住む住民の持つ車も乗り入れ禁止とするとの事ですが、新たな駐車場が建設されるに伴い観光客の車は大理古城内への乗り入れは禁止となるようです。
大理古城へのバス乗り入れ禁止に伴い、10月1日からは一部の区間（西門と風花雪月酒店の間）では、電動バスが試験運行されています。料金は一元で老人、軍人、幼児は無料との事ですが、2014年迄には大理古城内に43箇所バス乗り場を設置して、電動バスに拠る交通網を整備し、完成させるとの事です。
また、現在大理古城内に2箇所ある農貿市場も大理古城内から城外へ移転させる計画との事です。さらに東門、西門、南門、北門に新たに四箇所農貿市場を建設するとの事です。現在大理古城内にある二箇所の農貿市場を移転させるのは、市場がある為に電動三輪車や車での荷物の搬入も多く、また、車での買い物客も多いため道路の渋滞や混雑を招くので移転させるとの事です。
