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冬も元気な、ヒーたん、ハタくん♬

2018-01-23 20:21:47 | 生きものあれこれ
本格的な冬らしい、雪の舞う日になってきました。
靴底のしっかりした、すべらない靴と、
頭には、暖かな帽子。これが欠かせない毎日ですね。

さて、今回は、そんな冬でも元気に活動している、
ヒーたん、ハタくん、のご紹介です。

ヒーたんとは、前にご紹介した、モグラ科のヒミズのこと!
ハタくんとは、ネズミ科のハタネズミのこと!

以前に、こんな穴↓見たことありませんか? と、ご紹介したことがありました。



↑ 直径3センチの穴で、ヒミズがつくったもの。


こちらの穴↓は、その穴をモグラが大きくしたもの。
その穴から、顔を出すヒーたん






そして、同じ穴から、顔を出すハタくん




今回は、行動が一見似ているようなこの両者の違いについて、
こまか〜く見ていきますよ♪






↑ なかなか全身を外に出さないヒーたんですが、
  手前にガラス板を置くと、トンネルの延長と思ってか、出てきます。


それでも、しっぽの先がトンネルの入り口に触れているのがポイント!
この距離までは、安心、と感じているようです。
上と、手前にガラス板を置いています。




↑ ヒーたんの顔の、どアップ。前歯も見えます!

スニッフする(においをかぐ)赤い鼻先↑を見てください。
ヒミズは目で見るのではなく、繊細な鼻でにおいをかいで、行動するんです。




↑ ハタくんの顔。左手前は、毛に隠れていますが、耳です。


ハタネズミは、においもかぐし、目でもしっかり見ています。
ネズミの耳は、(ミッキーマウスみたいに?)たいてい飛び出していますが、
ハタくんの耳は、毛の中にうもれているのが特徴です。
トンネルを通るときには、そのほうが便利なのかも。





↑ ヒーたんが上半身を出して、様子見しています。
  小さな目が見えますね。




↑ ハタくんも、真剣に様子見しています。




↑ ヒーたん、乗り出してきました!

前足の爪を立てています。




↑ 後ろ足は、かかとをあげています。
  穴の前に置いた、ヒマワリの種をねらっていたんですね。




↑ ヒマワリの種をくわえたとたん、すばやくバック!


手は、トンネルの両脇について、
正確に、スピーディにバックするんです。
手前の壁がガラス板なので、手がよく見えます。



さて、こんどはハタくん




↑ しっぽをトンネルの穴に触れたまま、全身が外に出てきました。




↑ ヒマワリをくわえました!
  それにしても、トンネル歩きにぴったりの体をしてますねえ。




↑ すばやくバック!
  でも、ありゃりゃ・・毛が後ろになびくように生えているので、
  バックのときは、かなり抵抗があるようです。




↑ 毛が逆立っています。でも、手がよく見える!


ヒーたんのほうは、まるでビロードのように、毛が密にまっすぐ生えているので
前に進もうと、後ろに進もうと、問題ありません。


ヒミズは、ハンター。




↑ ヒミズは地中のトンネルで、ミミズや昆虫の幼虫など、狩りをして暮しています。
  


ハタネズミのほうは、草が主な食べもので、菜食主義者なんです。

生活によって、体や動きがこんなに違ってくるんですね!

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