にっち・自然に囲まれて

多様な生きものといっしょに生きる雑貨店。

アディロンさんの絵画展、8月6日(月)まで♬

2018-07-31 09:03:03 | イベント案内
台湾のアディロンさんの絵画展(カフェくるみ)、
台湾の絵本展(にっち)、

どちらも、8月6日(月)までです!



7月31日(火)の岩手日日新聞に、
展覧会の記事がのりました!





↑ 日本は4度目、そして岩手は初めて! というアディロンさん。
 明るくて、とっても温かな感じの方でした。


この記事にも書かれていますが、
「銀河の里」では、アディロンさんの絵本の原画が壁に展示されました。
その原画をファイルに入れて、現在は、にっちで見ることができます。


「ママがオバアチャンになっちゃったら・・・」

おもしろいタイトルですね!

ページをめくる度に、笑ったり、じ〜んときたり、
カラフルで、パワフルな絵本です。

そうそう、絵画展、絵本展をご覧になった、パン屋ルーツさんが、
ブログで紹介してくれました!

どうぞ、あと1週間なので、ぜひ足をお運びくださいね。



さて、その次の展覧会の予告です。





カフェくるみは、一転して、モノクロの世界に!





こちらも、どうぞお楽しみに!

ノウゼンカズラが咲く夏。 アイスもなかも、どうぞ☺️

2018-07-29 09:19:45 | 東和&土沢ニュース
ノウゼンカズラの花は、熱帯という感じで、
まさに、夏の盛りにふさわしい・・・
南国の花とばかり思っていたので、
もう30年ほど前になりますが、
岩手で最初に見たときは、ほんとうに驚きました。


その花が、にっち、くるみがあるこっぽら土澤からすぐの、
上町商店街の駐車場にあります↓




↑ 南国の花、ノウゼンカズラ


ヤマナシの木にのぼっているのですが、春にはこんな感じでした↓




↑ ヤマナシの白い花が咲いています。
 数件先に見える、山のような形の屋根のところが、こっぽら土澤です。
 商店街とは反対側(南側)の小さな通り。





↑ ヤマナシにのぼっているノウゼンカズラ。




↑ 梢のほうに、伸びています。


この駐車場は、車は4〜5台しかとめられない、
せまいところなのですが、木陰になっていて、
ちょっとほっとする駐車場です。


商店街にいらっしゃるときに、いちばん大きな駐車場は、
花巻市東和総合支所の駐車場。(お買い物の方も、とめてOKです)

そして、その前の、アイリス駐車場。

さらに、商店街をこっぽらの方に向かって歩く右側にも、
中町ドキドキパーキング、があります。


駐車場に車をとめて、ゆっくり散歩、というのがいいですね!


そして、夏といえば、アイス!

アイスもなか、各種ありますよ。





 バニラ、ベルギーチョコ&くるみ、宇治抹茶&大納言
        マスカルポーネチーズ、メープル&くるみ

 


 そして、新潟茶豆アイス!(あっ、写真に入っていない。すみません)

 さらに、少し小ぶりな、 つぼみシリーズ。
   
  大福最中アイスバニラいちご、大福最中アイス抹茶あずき

  
 そして、大人の乙な味、ゴルゴンゾーラチーズ&はちみつ
 (つぼみ、の上のもの。地味な包装ですが、いやあ、ほかにはない味、おいしさです。
  6個パックになっています。が、もちろんばら売りしています)
 


どれもおいしいので、ぜひ、食べてみてくださいね!

カフェくるみ、にっち、どちらの店にも置いています。

アディロンさんの絵画展、始まりました♬

2018-07-25 22:37:01 | イベント案内
阿緹蓉(アディロン)絵画展 「命のかたち」

カフェ「くるみ」で、始まりました!

台湾の花連市にお住いのアディロンさん。
天真爛漫、明るくて、ユーモアに溢れ、
今回は、息子さんと一緒に来日されました。




↑ 独特の、柔らかで、おおらかな線が特徴です。





↑ 印象が異なる絵画が、コーナーごとに展示されています。


「自分でも、来年はどんな絵を描いているかわかりません」

と語るアディロンさんですが、彼女の中から
どんな発想、どんな色彩、どんな形が沸き起こってくるのか・・・
気になりますね。


ご案内のポストカードにした絵のタイトルは、

「生命的種種樣態」


「わたしの体は、わたしたちの命」という意味が込められているのですが、
アディロンさんの描く絵は、
この言葉に集約されるのかもしれません。


そして、ふくよかな女性の身体が、拘束されることなく、
伸びやかに心身ともに解き放たれるときこそ、
命が輝くときかもしれません。




↑ BODY というタイトルの、連作です。





↑ 「藍色女人」のタイトルがついた絵。シルクスクリーンです。
  この絵のみ、販売可能です。







そして、「にっち」では、「台湾の絵本展」を開催しています。


ふだん目にする機会の少ない、台湾の作家、画家が手がけた絵本の数々。
台湾には、多くの少数民族が暮らしており、その絵本もあります。




↑ ゆっくりと座って見ることもできますよ。


台湾では、日本の翻訳絵本が数多く出版されています。
それに対し、日本で出版されている台湾の翻訳絵本は、
ひじょうに少ないのです。

今回の絵本コレクションは、
舞踏家、太田直史さんご夫妻のものです。

展示も、太田さんご夫妻が丁寧に準備してくださいました。


この貴重な機会に、ぜひ「にっち」で
台湾の絵本にじかに触れてみてくださいね!








夏です! 帽子です! ポインティさん? です!

2018-07-22 13:54:56 | にっち&くるみ:店情報



夏です! 小ぶりだけれど、ヒマワリも咲きました!






↑ 夏に帽子は欠かせません。熱射病、熱中症、「熱」から頭を守りましょう。


内側のひもでサイズ調整できる帽子が多いので、
どんな頭のサイズにも、合わせられると思いますよ。





↑ 最近、にっちの店に出没している、ポインティさん。
 海の日には、なんと、水着まで着てました。
 帽子のパラソルの下で休む、ポインティさん。


「今日はお出かけ♬」と、お出かけバッグを持って、
 トナカイくんに、のってます↓





最近、にっち店内のあちこちに出没していますから、
探してくださいね!



にっちには、新しい一筆箋も入っています。

こんなのも↓





こんなのも!







ところで、「ああ、暑い!」という日には、塩分も必要。
英国製のポテトチップ3種。
さっぱり塩味、ペッパー味、そして、ヴィネガー味もおいしい!





夏の太陽から身を守りながら、夏を楽しみましょう♬

夕暮れ時には、ヒグラシの鳴き声も聞こえてきます・・・






土沢商店街にも、お立ち寄りくださいね!

スタッフ一同、お待ちしております。

夏です。ブッドレアとオニヤンマ!

2018-07-14 21:59:46 | 生きものあれこれ
梅雨明けがまだだというのに、
太陽が出ると、ギラギラと輝いて、
まさに、夏そのものです。

チョウが集まるブッドレアの花が、
あちこちで咲き始めました!




↑ 咲き始めの花穂がもっとも大きく、みごとなんです。


あちこちに挿し木もしましたが、
こぼれ種からも、よく生えてきます。
とくに、砂利が敷いてあるような駐車場のような場所で。
乾燥したところが好きです。


カフェくるみの窓際のブッドレアも、
いっせいに咲き始めています。

見に来てくださいね♬




↑ アカタテハがよく来ています。アゲハも、ヒョウモンも、
 そしてハチドリのようなホウジャクも!


さらに、カフェくるみの前を流れる用水からは、
トンボが羽化してきます。

今日は、羽化したてのオニヤンマが、
ブッドレアの茎のところで、ず〜っと羽を乾かしていたそうです。

くるみのスタッフが撮った写真です↓

どこにヤンマがいるか、わかりますか?




ほんとうにきれいですよね↓




↑ 初々しいというか・・・水中のヤゴの暮らしから、空中の世界へ。


くるみでは、暑い日には、
アイスティー、アイスコーヒーのほか、

きりりと冷やしたシードル(これ、おすすめ!)

アイス柚子、赤ジソジュース、
イタリアンソーダ各種、
そして、アイス最中などで、

ほてった体をやさしく静かに、
いたわってくださいね。


ツバメたちの巣立ち、続きです♬

2018-07-12 14:15:47 | ツバメの家
毎日、不安定な気候が続いていますが、
皆さま、お元気ですか?

商店街の方も、お天気のせいかなあ、とっても静かですよ。

ところで、元気に毎日をおくっているツバメたちの今。


先日は、最初の子の巣立ちのようすをお知らせしましたが、
その後のようす。

今回は、たっぷりと・・・たっぷりすぎるくらいに、たっぷりと
お知らせします





↑ 最初の若鳥が巣立った日の、翌朝のようすです。早朝4時。


6月17日に初めて外に飛び立った、いちばんの年長さん。
翌18日の朝にツバメの家に行くと・・・
上の写真のように、なんと、巣に戻っていました。
左から二番目が、その子だと思います。




↑ 12時40分。お昼時ですが、年長さんは、巣から1.8メートルくらいのところにある
 小さな止まり木にいました。




↑ 母さんツバメがその子の方に飛んでいくと、
 えさがもらえると思ったのか、大きく口を開けました。




↑ ところが驚いたことに、母さんツバメは、壁と年長さんの間の、
 わずかなすき間を、飛び抜けたのです。羽をつぼめています。




↑ そして急降下して、下にある小窓の桟(さん)のところにいきました。




↑ 小窓の棧にとまると、向きをかえて、年長さんに何かいうように鳴きました。




↑ 年長さんは、母さんに近づこうと飛んで、やはり小窓の桟にとまろうとしています。




↑ すると、母さんツバメは、さっと入口に向かって飛びました。
 まるで、次の進路はこっちよ、といっているかのようでした。
 




↑ 年長さんは、あとを追って入口に向かい、
 そこに張っていたひもにとまりました。




↑ 年長さんの上の方で、母さんツバメが見守っています。




↑ 父さんツバメが飛んでくると、母さんツバメは、年長さんが止まっているひもの方に移りました。



両親が、この子の動きを、ほんとうによく見守っていることがわかります。


観察すればするほど、ツバメの親の細やかな配慮に驚きます。
とにかく、子どもたちをようく見ているのです。





↑ 年長さんが飛び立つと、後を追って父さんツバメが飛び立ちました。




↑ 年長さんを最初に見つけたのは、先に外にいた母さんツバメでした!




↑ 年長さんは、ふだんツバメがとまらない斜めのコードのところにとまっていました。




↑ つかず離れず、ツバメの母子。
  この距離は、飛び立つ時に、お互いにじゃまにならない距離なのでしょうか?


この日、巣から飛び立って、外に出たのは、
この年長さんだけでした。

ほかの3羽に比べて、二日間早く、外の世界を経験したのでした♬





その翌日のこと。



年長さんではない、残りのひなのうち二羽が、
巣を飛び出して、電気の傘にとまりました。




↑ その二羽のところに、年長さんが落ち着いた静止飛行であいさつにいきました。
  すでに二日間の外出経験者です。


年長さんは、うれしくって、うれしくってたまらないようです。
なぜ、そうわかるかというと・・・




↑ 弟か妹か、その子の体に乗って、広げたつばさとともに
 体をピタリとつける興奮ぶりだったからです。


年長さんは、午前8時半頃、外に飛び出していきました↓





そして、残りの二羽は、12時半頃に、ツバメの家を飛び出していきました。


飛び出した三羽が、お休みどころとして選んだ場所は、
商店街に張り巡らせた電線でした。




↑ 親ツバメがひんぱんにやってきて、えさを与えていました。
 若鳥たちは口を開かないこともあり、満腹状態であることを示しました。


これから、自分でえさをとっていかないといけないわけですから、
束の間の、親に頼れる時間。ほのぼのタイムなのでした。





↑ 午後5時20分頃、母さんツバメが、入口外側の止まり木で
 振り返って、若鳥たちを呼びました。





↑ 鳴きながら、若鳥がやってきました。





↑ 若鳥が着地する瞬間、父さんツバメがやってきました。





↑ 父さんツバメが着地すると、若鳥はうれしそうに鳴きかけています。




↑ 父さんツバメの方も、うれしそうに鳴きかけています。



こうして、この日も飛び立った三羽は、元の巣に戻ってきました。

最後のひなの巣立ちは、この翌日になります。
長くなったので、次回に!





今年のイベントのお知らせです♬

2018-07-07 22:08:04 | イベント案内
本年2018年度、東家一太郎さんの「浪曲口演会」の
日程が決まりました!






9月28日(金) 午後6時30分〜
場所:こっぽら土澤集会室

9月29日(土) 午後2時〜
場所:東和町 谷内振興センター

9月30日(日) 
場所:権三ほうる (紫波町日詰)


詳細は、改めてお知らせいたしますね。



そして、もうひとつ。

ハンズ・アラキ・トリオの来日予定が決まり、
東和町でのライブは、11月11日(日)になります!







11月11日(日) 午後2時〜
場所:東和町 谷内振興センター

昨年は、ライブの最終日だったのですが、
今年は、ライブ三日目が東和町、とのことでした。



皆さま、どうかどちらも予定に入れておいてくださいね!


展覧会のご案内です♬

2018-07-04 11:15:18 | にっち&くるみ:店情報
にっちで行われていた、下坂久美子さんの作品展は、
7月2日(月) 終了しました。
いろいろな方に見ていただき、楽しいひとときでした。
感謝いたします。

ただ、期間が短かったために、
え〜っ、終わったの? という方もおられ、
下坂さんにお願いして、販売可能な服について
いましばらく、にっち店内に置かせてもらうことにしました。


そんなわけで、爽やかな「夏の装い」の服が
まだまだ見られますよ!
どうぞ手にとって、ご試着ください。




カフェくるみで開催中の、条谷泉「篆刻習作展」。
こちらは、7月23日(月)までです。


7月2日(月)の岩手日日新聞に紹介されました↓








ぜひ、足をお運びください!



さて、次回のカフェくるみでの展覧会のご案内です。










にっちでも、同時開催で、台湾の絵本展をやります!









楽しみにしていてくださいね!

ツバメの巣立ちは、ドラマでした!

2018-07-01 21:58:06 | ツバメの家
ツバメたちのその後。ご報告が、
すっかり遅くなってしまいました。


そろそろ巣立ち寸前、というところから先が、
なかなかドラマの連続で、
目が離せませんでした。




↑ 6月17日の朝、いつも通り、メスとオスによる給餌が始まっていました。


長い尾羽のオスが、獲物を持ってやってきました。

ひなはすっかり大きくなって、羽毛をふくらませていると、
親と同じくらいに見えることもあります。




↑ 父さんツバメは、なんのためらいもなく、ひなの背中にのりました。


ひなもあわてていません。
ひなの上にのっても大丈夫、と親もわかり
ひなのほうも、へっちゃらなわけです。


で、このとき。ひなが一羽いないことに気づきました。
あたりを見回すと・・・






近くの小さな窓枠に、ひながいました!
左のほうがひな。そして、右上には、母さんツバメがいます。

ひなは、母さんに近づこうとしているのか、
羽ばたきを繰り返していました。


つまり、巣から一羽のひなが飛び立ったというわけです!


この子↓




↑ いちばんに巣から飛び出した、いちばんの年長さん。
 若鳥の貫禄が感じられるようにも見えます。


どうも、自力で巣からここまで飛んだようで、
これまでの巣立ちでは見たことがない、冒険心に富んだ若鳥のようです。




↑ 巣のひなたちは、大騒ぎ。


飛び立った若鳥がピィピィ鳴くと、ほかのひなたちもピィピィ鳴いて、
それはそれは大騒ぎ。親鳥のジュジュッという声も混じるのですが、
だんだん興奮して、巣に残っているひなのいちばん大きな子が、
他のひなの上にのって羽ばたいています。





↑ 巣立った若鳥が飛び立ち、父さんツバメがその後に続きました。
 

若鳥は、天井近くの茶色い桟(さん)を目指したのですが、
足の爪がすべって、うまく止まれません。





↑ 壁をすべり落ちる若鳥・・・


父さんツバメは、体を立てて、静止飛行でつき添いました。


結局、若鳥は、父さんツバメが見守るなか、
バランスをくずして床に落ちました。


母さんツバメも、同じように飛びながら、
若鳥を見守っていました。


床に落ちた若鳥は、ふたたび飛んで、元いた窓枠のところに戻りました。


それからしばらくたって、
父さんツバメも、母さんツバメも、外に出ていってしまいました。


子どもたちだけが残っていたとき、
窓枠にいた若鳥が、飛び立ち、
旋回した後で、外に出ていってしまいました。
朝10時10分のこと。


親がいないときに! たった一羽で出ていってしまった!
ああ、たいへん、どうなるんだろう、と胸がつぶれる思いでした・・・



そのあとは、親たちが戻ってきても、ひなは巣にいる3羽だけ。
出ていったあの子はどうなったんだろうと、気がかりでした。


その子の姿を再び見たのは、
午後1時50分のこと。

ツバメの家の前の電線に、若いツバメがいたのです。




↑ よく見ると、40センチほど離れて、母さんツバメがいました。





↑ 若鳥はとまった場所からほとんで動かず、
 父さんツバメや母さんツバメがそばにきて、ともに時間を過ごしていました。
 ときどき、食べものをもらっています。




↑ こんなふうに・・・


母さんツバメは、飛んできては、身をひるがえし、
「さあ、行きましょう」というふうなしぐさで
若鳥を誘っています。





↑ なんどもこうやって身をひるがえし、L字ターンで、
  ツバメの家へ飛んでいきます。


そして!
ねぐらでもあり、巣があるこの場所に、
若鳥を連れ戻したのです↓





↑ この後、中に入っていきました・・・


翌日は、次の子どもが巣から飛び立ち、
そのまた翌日は、三番目の子どもが飛び立ちました。
なかなか巣から離れなかった四番目も、その翌日に飛び立ちました。


しかし、夕方になると、み〜んなこの場所に
戻ってきます。



ここは、子育ての場所だけではなく、
ねぐらになっていることが、よくわかりました。

この間の写真は、またの機会に。


明け方、ねぐらから6羽で飛び立って、夕方に帰ってくる。
そんな暮らしが、6月末まで続きました。

そして、7月に入って、
両親のツバメたちは、同じ空間の、しかし新しい場所に
巣づくりを始めています。
これからどうなっていくのでしょう。


それにしても、子どもたち全員の無事な巣立ち。
こんなに嬉しいことはありません!



親と子の距離感、見守り方、
いろんなことを教わった気がしました。