にっち・自然に囲まれて

多様な生きものといっしょに生きる雑貨店。

「アイヌの治造展」と「カムイと生きる」映画上映会のご案内

2016-08-28 08:14:24 | イベント案内
8月31日(水)から始まる「アイヌの治造展」が、
いよいよ近づいてきました!

展示の準備を進めなくては、と、
にっちでも、日々忙しくなってきました。



↑ ヤナギの木で、イナウを作っている治造さんです。©I.Sekido


削りたては、白い肌がまぶしいほどのヤナギは、
アイヌにとって、カムイとの間を結んでくれる、神聖な木なのです。

美しく削ったヤナギの枝は、イナウと呼ばれ、カムイへの贈り物です。

季節によって、樹皮がむけやすかったり、そうでなかったり。
乾燥の具合によってもちがうので、水に浸しておいたり。
木のようすを見ながら、木と対話しながら、削っていくのです。

私は何度も、治造さんをはじめ、アイヌの方々がイナウを作る場面を見てきたのですが、
自分の手で触れ、ヤナギの枝に向き合う時間、
その時間そのものが、いちばん大切なのではないかと思うようになりました。

自然、というのは大きな言葉ですが、そのひとつのヤナギに肌身で触れ合う時間。
カムイ(自然)からの恩恵を受けて暮している人間が、こんどはカムイに感謝をこめて
イナウを作る。刃の当てかたで、削った部分のカールがちがってきて、
いつまで見ていても、飽きないのです。


「アイヌの治造展」には、治造さんもいますので、
いろんな話を聞いてください。



初日に、千葉から新幹線で来る予定ですが、台風がどうなるかなあ・・・






↑ 「カムイと生きる」 映画のポスターです。


治造さんの人生を、まわりの人々のインタビューを加えて綴った映画カムイと生きる


2016年9月2日(金)午後6時〜8時
    9月3日(土)午後2時〜4時


場所:こっぽら土澤集会室(東和町土沢商店街・岩手銀行前) にっちが入っている建物です。
チケット代:1,000円


各回、20名なので要予約なのですが、
現在の状況は、3日(土)のほうにまだ余裕があります。

お問合せや、ご予約は、にっちまで。  TEL 080-4516-4643


映画の上映時間は、116分。
上映後に、治造さんを囲んで、お話の会を予定しています。


アイヌのことを知ってほしい

それが、治造さんの願いです。



↑ 豪快な笑いが、そばにいる人の心をときほぐしてくれる治造さん。©I.Sekido



どうぞ、「アイヌの治造展」そして「カムイと生きる」映画上映会にぜひお越しください!

アイヌに関する本の展示や、アイヌ刺繍の作品もあり、一部は販売いたします。




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キノコの季節の到来です! キノコ♬ キノコ♬

2016-08-25 14:19:28 | 生きものあれこれ
キノコの季節は、秋。
と、思っていませんか?

いえいえ、7月ころから夏キノコが出てくるのです。
そして、8月末の今頃は、もうキノコの本番が始まりつつあります。




↑ 左上から時計回りに、ウスムラサキホウキタケ、ハナビラタケ
  タマゴタケ、チチタケ。


 
そんなことを私が知ったのも、にっちと同じ建物、こっぽら土澤1階と、
その向い側に店がある、「きのこやおいよ」さんを知ってから。

夏になると、いろんな山男たちが、店を訪れます。



↑ 一見、お客さんのようだけど、じつはキノコ採り名人のマウンテンマン、山の人。


キノコ採り名人たちは、天候に敏感です。
雨が続くと、む、む、これはあのキノコが!
と察知して、翌日早朝には、もう山に出かけます。

かくいう「きのこやおいよ」さんのご主人も ↓



天候には、ひじょうに敏感です。
キノコの季節には、ご主人自ら、早朝から山へ!
頭の中に、山や木々、キノコの地図が、ちゃんとあるのでしょうね。





↑ アカヤマドリ




↑ ウスムラサキホウキタケ



↑ ハナビラタケ



↑ タマゴタケ

アップで見ると、改めて、ほんとうに美しいなあと、
ほれぼれします。

もうじき、



↑ ハツタケ



↑ マツタケ

も、出てくるでしょう。

私は、いろ〜んなマウンテンマン(ときには、女性もいます)が
登場するこの季節が、とっても楽しみです。

「自然」がもつ時間の流れで動いている人の、

独特の魅力、があるのです。

自然のもつ大きな力の元では、人間は傲慢にはなれません。
人間がいちばん、なんて、ぜったいに思えませんから。

自然から離れれば離れるほど、人間は自分の力、自分の采配で何でもできる、
と、思いがちですよね。


さてさて、キノコがどんどん持ち込まれると、
店はもうたいへん。
ゴミをとったり、その下ごしらえに、延々と時間がかかるのです。



毎日、毎日、量が多くなればなるほど、その日のうちに処理しないといけないので、
夜遅くまで作業が続きます。

見ていると、ほんとうに頭が下がります。

山菜も、キノコも、見えないところで、
多くの手間ひまがかかっているのです。


キノコは、おいしさが人を引きつけるわけですが、
その造形も、多くのアーチストを引きつけます。

下記は、東ドイツ時代の、キノコのポストカードです。




にっちの店で、簡単な額に入れました。
額入りで、1,000円です。

全部で、現在11種類のキノコがあり、
部屋の壁に飾ると、なかなかすてきです。





キノコ好きの方、いかがですか?







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モンスター・キーホルダー入荷! そして、ふしぎなサツマイモ・・・

2016-08-23 09:49:49 | にっち&くるみ:店情報
皆さま、どんなキーホルダーを使っておられるでしょうか?

合鍵を作ったときにもらうような、シンプルなもの。
旅行に行ったとき、あるいはおみやげにもらった、記念の品。

じつは私も、おみやげにもらった、ニューヨークのセントラルパーク動物園の
ちょっと重いけれど、金属のキーホルダー、いまだに使っています。

そんななか、最近は、下記のような、布製でちょっと大きめの
キーホルダーが出現してます。

これは、タイのモンスター・キーホルダー



↑ カエルのような、ウサギのような、ネコのような・・・
  よくわからないけれど、まあ、モンスターといえば、ぜ〜んぶが含まれるような呼称、ですね。


じっさいに使っていると、バッグに入れたときに、さっと手探りで探しやすい。
むくむく、もちもち、していて、触っていてキモチいい。
触っているうち、長い間に少しずつ汚れていきますが、
その汚れ具合にも、愛着が出る(ホント?)




↑ このキーホルダーが、ど〜んと入荷しました!


もう少しアップでご紹介・・・




何ともいえず、ほほえましいのです。



さて、話はいっきょに変わって、サツマイモの話。

台所に置いていた野菜のなかから、
かわいい葉が出てきたサツマイモを見つけました。
もう、3週間ほどになります。

野菜は古くなると、しなびる。 根が出てきて、やせていく、くさっていく、
など、いろんな経過をたどりますが、
こんなサツマイモが出現するとは!




↑ かわいい葉が茂って、ほんとうにその葉っぱがかわいいのです。
  カエルたちは、店のスタッフが置いたもので〜す。


盆栽のように、皿の上で楽しんでいます!



さてさて、ラトビアのバスケットフェアは、いったん終了して、少し模様替えをしましたが、
バスケット類は、店内にそのまま置いています。

まだまだ、素敵なバスケットがあります。
お値段を知りたい、という声がありましたので、
遅くなりましたが、それも合わせてお知らせします。

オンラインでの販売をしていないので、価格を出していませんでしたが、
ご検討材料として知りたいことですよね。


今回は、ラトビアバスケットの中でも、大ぶりなものをご紹介。




↑ 独特のラトビア模様が美しいです。
  長さ42センチ、幅25センチ。ハンドル含む高さ40センチ。13,000円
 





↑ 左側。長さ36センチ、幅29センチ。ハンドル含む高さ40センチ。
     部屋に置いて、物の整理に使うのもすてきです。12,000円。

  右側。長さ40センチ、幅20センチ。ハンドル含む高さ37センチ。
     こちらは取っ手が外側に開くので、物の出し入れがひじょうにしやすいです。
     編み方が独特。アケビの実を大きくしたようで、可愛い! 15,000円

バスケットの材料は、ヤナギ。皮つきのままだと濃い色になり、皮をむいたものは、白い肌。
それも、ヤナギを採取する季節によって、微妙に色合いが違ってくるそうです。

↓ こちらは、バスケットではありませんが、
やはり、ラトビアのヤナギで編まれた、キノコの置きもの。蓋を開けると、中に物が入れられます。



↑ キノコは、高さ18センチ、直径約11センチ。キノコの傘の部分の直径は15センチ。4,500円
  右側は、木製パズル。中のキノコ模様のところが、ふたつに分かれてはずれるようになっています。
  飾りとしてもかわいい!です。 タテ・ヨコ 11センチ。2,400円


上記で紹介したバスケットは、大ぶりで、価格が高い部類です。
あとのバスケットは、これらより小ぶりになり、お値段のほうも
5,600円、6,000円と、それに合わせて低くなります。

このブログの左側の「にっち:アクセス」のところに、店の住所、電話番号があります。
個別に対応いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。



では、最後にもう一度、モンスター・キーホルダーの写真を
楽しんでくださいね!









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クルミの実がたわわに! リスの活躍の季節です!

2016-08-20 17:31:33 | 生きものあれこれ
岩手は、クルミの木が多いところです。
もちろん、秋田、新潟、山形などは、クルミを使った料理が美味で、
東北は、豊かなクルミ文化が育まれているところといえます。



↑ 枝の上を走っているのは、リス。
  クルミの実をくわえています。


今、ちょうどあちこちで、クルミの実がたわわになっている光景が見られます。
川沿いを通るときに、気をつけて見てください。
クルミの木を見つけたら、そこに、
ブドウの房を大きくしたような、緑の房が、
目に入ってくるはずです。





この緑の実の中に、おなじみの茶色い殻の種が入っているのです。

この時期のクルミをいちばん待っているのは・・・・?

やはり、何といってもリスでしょう。
殻ががんじょうで、、ヨーロッパのクルミ割り器では割ることのできない、
オニグルミ

それを自力で割って食べることができるのは、日本の動物では、リスだけ

ほかには・・・
アカネズミは、クルミの両側に穴を開けて食べますし、
カラスは、車をつかって、クルミを割って食べていますね。


さて、これからリスの大活躍のシーンが、あちこちのクルミの木で見られるはずです。



↑ 外側の緑の殻をかじって捨て、ようやく中身の種にたどりついたリス。
  ここからが、堅くてたいへん!

クルミがどのくらい堅いかは、自分で割った経験のある方はおわかりでしょう。
たいていは、かなづちで叩く!
殻は割れますが、実と殻のかけらが混じって、
実をていねいに選んでいくのが、ちょっとたいへんかな。

フライパンで少し炒って、殻に少しすき間ができたところで、
かなづちで叩くと、きれいに二つに割れる、という、
上級編のやり方もありますね。


で、リスは? 

クルミの実は、ちょうど真ん中に壁があります。
リスは、そこのところに歯を当てて、削っていくのです。

ほんの少し削っただけで、パカッと、二つに割れるラッキーなこともありますが、
↓ こんなふうに、全体を削っていっても、なかなか割れないこともあります。



これは、クルミの木の下で拾ったのですが、
頑固に堅いクルミだったのでしょう。
一周分、削っていったところで、落としてしまったのかもしれません。





↑ これは、みごと二つに割った後、
  上のほうの殻を、ぐいっと持ち上げているところ。


そうして、上のほうの殻を、下の殻のうえにのせるのです。
ちょうど、二段のお弁当箱のように、ね。

カッカッカッ、シャッシャッシャッ、カカカカカッ、
リスがクルミを割っているときの音は、ほんとうに軽快で、
けっこう大きいのです。
クルミの木の近くで、そんな音が聞こえてきたら、
そ〜っと、音が聞こえてくる方向を見てください。

無心に、クルミに取り組んでいるリスが見られますよ!



↑ 食べたばかりのクルミの殻。
  まだ、生々しい感じで、木の下に落ちています。

この割れたクルミの殻拾いが、ほんとにおもしろい!

貝合わせのように、ふたつがぴったり合うものが、
なかなか見つからないのです。

たくさん拾ってきて、
うちに帰って、ゆっくりと「クルミの殻合わせ」ゲーム、
楽しいですよ!

さて、さて、やっぱり食べるほうが・・・
という方。

日本のオニグルミの実が、すぐに食べられる形で売られてますよ!!




↑ 「きのこやおいよ」さんの店で売られている、オニグルミの実。
  にっちの建物の目の前、のお店です。

量によって、200円、400円のパックがありますが、
「きのこやおいよ」さんのご夫婦が、丁寧に、堅いクルミの殻を割って、
中身を出しているのです。

いまどき、こんなお店、ほんとうに少ないと思います。

私は、これをから煎りして、サラダに入れるのが定番ですが、
ほんとうに香ばしくて、大好きです。

チャーハンをつくるときも、このクルミを入れると、
ひと味ちがった仕上がりになります。

ぜひ、「きのこやおいよ」さんの店 ↓ をのぞいてくださいね!















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『アイヌの治造展』8月31日(水)〜9月5日(月)、開催します!

2016-08-16 09:06:08 | イベント案内
にっちでのイベントのご案内です。

8月31日(水)〜9月5日(月)まで、
『アイヌの治造展』を開催します。

治造さんの本名は、浦川治造(うらかわ はるぞう)、
北海道浦河郡浦河町の出身です。

浦河町の町の名前は、「ウララペツ(霧深き川)」から
ついたものだといわれていますが、
北海道の地名のほとんどは、アイヌ語が元になっており、
自然と近しく生きるアイヌの人々の自然観が、そこに現れています。



↑ 馬が大好きな治造さん。写真撮影は、関戸勇さん。


牧場主の方が、「馬は、ほんとうに繊細だからね。治造さんみたいに、
すぐに仲良くなるなんて、めずらしいんだよ」と、おっしゃってました。


北海道(この名前は、明治時代につけられたもの)の元の名前は、「アイヌモシリ」。
そこに先住していた、アイヌの人々。
明治時代以降の歴史は、アイヌの人々にとって、
住んでいた土地から追われていくという、悲惨な歴史でもありました。

北海道といっても、たいへん広いのですから、
その土地土地に、文化が少しずつ違う、アイヌの人々が住んでいました。
今も、各地で、先祖からの文化を掘り起こし、伝承して、
誇り高く生きているアイヌの方々がたくさんいます。

まずは、そのひとりひとりに出会って、
私たちが、事実を知ること、感じること。それが大切だと思います。

治造さんに初対面のとき、

「アイヌの治造です!」

といわれて、私は、びっくりしました。
いろんな緊張もあったし、
自分の無知からくる言葉で、知らないうちに相手を傷つけるかもしれない、と
過敏になっていたからです。

治造さんの、野太く、しかし明るい声、そして、むじゃきな笑顔に、
ふーっと、緊張が解け、
治造さんがよくいう、「アイヌ」は「人間」という意味で、みな同じ人間同士だ、
ということを、すとんと納得した瞬間でした。






そんなわけで、皆さんにも、ぜひ、治造さんに会っていただきたいと思い、
『アイヌの治造展』を開催することにしました。


治造さんが、これまでアイヌの儀式などに用いた衣装、
ふだんに着ている衣装なども展示。
美しい刺繍の紋様が、じかに目の前で見られます。
木彫りは、治造さん自身がつくったもの。
スプーンや、まな板、お盆など、小さなものから、
大きなフクロウまで。

自分の住む家から、なんでも自分で作ってしまう治造さんです。

治造さんは、いつもカムイとともに生きています。
水のカムイ、山のカムイ、という言葉からわかるように、
カムイは、神様、とは少し違います。

アイヌ(人間)と、カムイとは同等で、
カムイのなかにも、ウェンカムイ(悪いカムイ)もいるのです。




↑ 治造さんの故郷、浦河町にあるカムイ岳。©I.Sekido
  町を流れる川、元浦川は、ここから流れ出しています。



そして、もうひとつ。
今回は、にっちが入っている「こっぽら土澤」集会室で、
治造さんの映画、『カムイと生きる』を上映します。


『カムイと生きる』映画上映会

9月2日(金)午後6時〜8時
9月3日(土)午後2時〜4時


場所:こっぽら土澤集会室  
チケット代:1,000円
上映後、治造さんとのお話会を予定しています。


治造さんが、生活のために45歳で上京し、働いてきた日々。
関東で、アイヌの人々が集って、火を使える場所がない、
という長年の悩みを何とかしたいと思い、
千葉県、房総半島の亀山湖の近くに「カムイミンタラ(カムイが遊ぶ庭)」と
呼ぶ、集いの場をつくりました。

カムイノミの儀式には、火が欠かせないのです。

もちろん、家も、池も、すべて手づくりで作ったのです。
そんな日常の日々を、まわりの人たちのインタビューを加えて描いた、
治造さんの映画です。

2011年の暮れにでき、一般の映画館でも上映しました。
今も、自主上映の形で上映できるシステムになっています。

カムイと生きる』の映画のホームページで、
予告編が見られますので、ぜひ、ご覧ください。


各回、20名という小さな集会室での上映なので、
要予約となります。

予約・問合せは、「にっち」までお願いします。
店でも対応しますし、
お電話( 080-4516-4643)でもけっこうです。

治造さんご本人も、「アイヌの治造展」会期中、
土沢に滞在します。

どうか、ご本人にも、会ってください。
そして、これまでの人生を振り返る映画も、見てください!



治造さんの長女の真喜子さんは、コーヒーの焙煎をしたり(これが、美味しい!)、
アイヌ刺繍を教えたりしていらっしゃるのですが、
会期に間に合うように、作品(販売可能)を送ってくださるとのことでした。
コーヒーも!
これも、とっても楽しみです!






↑ マタンプシをつけた治造さん。©I.Sekido

治造さ〜ん、元気に土沢に来てくださいね!


































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13日〜15日、お盆も営業しています!

2016-08-13 10:04:32 | にっち&くるみ:店情報
少しだけ、朝夕が涼しくなってきましたね。
さすが、岩手です。

ところで、にっちは、お盆の期間も営業しています。
どうぞ、ご来店ください。

東和町の丘の上にある「萬鉄五郎美術館」では、

『ちいさな恋のものがたり  みつはしちかこの世界』展

を開催中です!

懐かしいですねえ、
女子高生チッチと、のっぽのサリーの、
小さな恋のものがたり・・・

なんと、みつはしさんの原画が370点、展示されています。

美術館で「みつはしちかこの世界」展をたっぷりと見て、

お隣の、八丁土蔵ギャラリーで、
『金野圭助展 〜水面の詩〜』(水のある風景が、すてきです)
を見て、そして、
喫茶「八丁土蔵」で、おいしいコーヒーを飲んで、

それから、どうぞ土沢商店街(岩手銀行前)の
にっち へ、おこしください。



↑ こんなさわやかなコットンスカーフも、入荷しました。





↑ バスケットフェアも、好評です!

ラトビアの手しごと、アフリカのケニアの手しごと、
どうぞ、じっくりと手にとってご覧ください。


こんなかわいい、はんこもありますよ!




インドの木彫りはんこですが、
愛用しているお客さまから、こんな使い方のヒントをいただきました。

「手彫りだから、ゴム印のようには、平らではないんです。
 だから、固いところで押すのではなく、少しやわらかな、
 はんこが軽く動かせるようなところで押せば、
 インクのつきにむらが出ませんよ」


ありがとうございます! 
たしかに、インクのつきむらをなくすためには、
そのような方法は、ひじょうに効果的。

そして、焼きものをなさる方も、これで粘土に模様をつけたらどうなるかな、
と、入手していかれました。


商品というのは、本来の目的を超えて、
その人、その人のアイディア、独自の工夫が加わって、
世界が広がっていくのだなあ、と
しみじみと、感じたしだいです。

お店って、交流の場なんですね。
そういうところが、ほんとに楽しいです!




↑ バッファローの焼きもの。


商品ではありませんが、友人が、自分で作った登り釜で焼いた、
バッファローの頭骨を模した、焼きものです。

にっちの壁に、オープン以来ずっとかかっています。


バッファローについては、いろ〜んな思いがあるのですが、
それは、また次回に。

では、お盆休みで、ちょっと散歩に出かけようかな、という方。

にっちに、おいでくださいね!


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ツバメの報告、第五弾。巣立ちです! でも・・・

2016-08-12 08:02:48 | ツバメの家
前回、ブログでご報告したのは、8月10日の早朝。
何と、その日が、巣立ちの日だったのです!

下は、朝5時の写真。




ひなたちの成長はめざましく、一週間ほど前から、中くらいのトンボを
食べるようになりました。
何より驚くのは、体の大きさです!
親鳥よりも大きく見えるくらいで、
羽の色も、親とそっくりになってきました。
背側は黒、腹側は白、です。



羽ばたきも、一人前です。
最初は、巣の中で、片方の翼を広げていたのが、
両方の翼をばたつかせるようになり、
ついには、巣の縁に止まり(↑ 翼を広げているのは、ひなです!)
このまま飛び出してしまうのではないか、と
心配になるほど、上下に激しく翼をふっていました。

というわけで、いつ巣立ちをしても不思議ではない、
ここ数日でした。





↑ 一部のひなが、巣の外にあふれ出たように
  巣の外壁にしがみついていました。


数十分ごとに見に行っていたのですが、9時頃用があって出かけ、
午前10時少し前に、こっぽら土澤の建物前から、
ツバメの家のほうを見ると・・・

↓ 電線に止まる4羽のツバメが目に入りました。




電線のツバメの動きを見逃さないように、
ゆっくりとツバメの家の前に行って巣を見ると、
巣に、ひなが一羽、残っていました。

巣立ちです!

で、とっさに、4羽のツバメが巣立った、と思いました。

そうして、あちこちを見ているうちに、
巣の中のひなが消えていました。




↑ 近づく親鳥に、左端のひなが、
  食べものがほしいと、翼を上下させていっています。


電線に止まるひなと、親の数が、いろいろと変わって、
数が合うように思えた瞬間と、
多すぎたり、少なすぎたり、と思う瞬間とがありました。

どうも、巣立ちのときは、
昨年もそうだったのですが、一回目の巣作りで巣立った前の子どもたちが
きているのではないか、と思えるところがあります。

近所の人たちも出てきて、「かわいいね!」と
巣立ちしたツバメたちの動きを、いっしょに見守っていました。

すると、一人の方が、「ツバメが車にひかれている!」
と、思いがけない発見をしたのです。



↑ う〜ん、むざん。絶句・・・


どうみても、羽の感じからして、ひなでした。
ショックで、言葉も出ませんでした。
辛いので、写真も小さく・・・

車に当たって落ち、それを後続の車がひいて
ぺしゃんこになった、と、その光景は語っていました。


ツバメは、道に向って巣を飛び出します。




↑ これは、10日の朝に、巣を飛び出した親鳥の
  飛行コースです。

道に向って飛び出し、地面近くまで高度を下げます。

自動車が来ているかどうか、左右を見て、
タイミングをみはからないと、はねられてしまいます。

親はそれができますが、
ひなは、生まれて初めての飛行です。
車のことなど、まったく知らないのですから、
タイミングをみる、なんてことはできません。

ああ、車が来ていなかったら、
5羽のひなが全部、巣立っただろうにと思うと、
残念無念、です。

生きものに優しくない環境は、
人間にとっても優しくない環境であり、
だからこそ、あちこちで交通事故が頻発して、
人間だってひかれて死んでいるわけです。

この近辺も、今年やっと時速40キロ制限の看板が立ったのですが、
早朝など、猛スピードで車は駆け抜けていきます。





こちらに何かできることはないかな、
と考えたのですが、ツバメの家の前の左隅に、
ブッドレアの実生が育ってきました。
かつて鉢を置いていたことがあり、
そこから種がこぼれて、勝手に生えてきたようです。

来年に向けてこれを大きくしたら、
ツバメの止まり場所に使ってもらえるかも。
カラスには止まりにくい場所、
でも、ツバメには使えそう、というところを用意したいと思います。




↑ その後は、電線に止まっているひなは、4羽
  と、はっきりわかってきました。上にいるのは母親。

母親がそばで見守り、父親が食べものを運んできました。
ひなたちは、電線をあちこち移動しながら、
この日は、巣から数十メートルの範囲で、
一日を過ごしました。

そして、10日の午後5時過ぎ。
巣立った4羽は、巣に戻りました。

親鳥が運んでくる食べものを、
口を開けて受け取って、
また元のひなに戻った、という印象でした。


そうして、親ではない、数羽のツバメが訪ねてきました。



静止飛行をして、
巣のひなたちを、観察していきました。

もしかして、先に生まれた兄さん、姉さん、なのでしょうか・・・?

なんだか、とっても温かい雰囲気でした。


一羽のひなの交通事故のショックで、報告が遅れたのですが、

4羽のひなは、元気に巣立ちました!










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ツバメの報告、第四弾。大きくなりましたよ!

2016-08-10 04:44:02 | ツバメの家
巣づくりから、子育てまで、
ずっと見守ってきた、ツバメたち。
今年は室内ではないので、
親たちを心配させないように、側に立っている電信柱の陰から、
そっと見ている、という感じでしたが。

こんなに大きくなりました!




↑ 母親が、食べものをもってきたところです。


ツバメらしいスピードで、さーっと飛んできた後、
巣の前で、ぐぐぐっと、ブレーキをかけます。
体を立てて、こんな美しい模様を見せてくれました。




↑ そうして、巣の端に足をかけようとしています。


それにしても、ひなたち、大きいですねえ。
親よりも大きいのではないか、と思うくらい。

近所の方も、一日のうちで大きさが変わっているね、
と、おっしゃってました。

体の色が、灰色から、黒くなってきたのも目立ちます。
巣立ちが近いのかなあ・・・。

楽しみなような、寂しいような。

目が離せません。
何より、こんなせまい巣から、落ちないキミたちが えらい!
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お盆も、にっちは通常通りの営業です!

2016-08-09 07:55:21 | にっち&くるみ:店情報
猛暑が続く、岩手の8月。
お盆が過ぎると、また朝夕涼しくなるのかなと思うと、
この暑さ、なかなか貴重なものかもしれません。

ところで、にっちの営業日のお知らせです。

お盆の時期も、通常営業です。つまり、

8月10日〜20日までの期間、
お休みは、定休日16日(火)のみ。


その後も、ふだん通り、定休日の火曜以外は、
ずっと営業しています。

営業時間は、10時〜17時

お盆休みで帰省されている方といっしょに、
ぜひ、ゆっくりとお出かけください。

夏にふさわしい、ラトビアのバスケット、ケニアのサイザルバッグなどの
フェアも、開催中です。

新しいスカーフ類も、入っています!





土沢商店街・岩手銀行前にある、こっぽら土澤の建物を入って、
1階奥です。

商店街に面していないので、開店して3年目を迎える今も、

「え〜っ、こんなところに店があったの?!」

と、驚かれている日々・・・(涙)

あるんです、こんなところに。
左欄の、アクセスのところをクリックすると、
地図や、詳しい道順、駐車場のことなどがわかります。

ぜひ、どんなところか見に来てくださいね!




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チャメとの出会い その3 遊びがすべて!

2016-08-06 06:57:17 | ムササビのチャメ
ムササビの赤ちゃんを山小屋の前で拾って、
思いがけず、育てることになりました。
「チャメとの出会い」シリーズは、その記録です。



↑ ひと月で、もうメキメキと大きく元気になり、
  立ってミルクを飲めるようになりました!


野生動物を捕ったり、飼ったりすることは、
鳥獣保護法によって規制されています。
そこで拾ってすぐに県庁に連絡し、森に戻せるようになるまで
飼いたいという申し出を行いました。

チャメを飼うことになって4日目、ミルクを与えるために
袋の中に手を入れると、
手をなめて遊びました。
なぜ、なめるのが遊びかというと、手を動かしたりすると、
手にかみかかる闘争遊びや、追いかけっこなど
他の遊びに変化したからです。

そして、あごをなでると、
チャメは、恍惚の表情になりました。




最初は布袋、カメラバッグなどの巣の中でやっていた遊びを
だんだん、外でやってくれるようになりました。

てのひらの上で丸くなったまま、手をなめたり、かんだり、
前足で引き寄せ、後足でけったりしました。
人の手にじゃれる遊びで、巣の中のせまい場所で遊べるのが特徴です。
相手が、大きな体の人間だから、手を相手にしています。



↑ 後足でけるチャメ。

かんだり、けったり、と書きましたが、
痛いことはまったくありませんでした。
爪は、なかなか鋭いのがついているのですが、
決してその爪を出すこともないし、
かむときも、いわゆるあまがみ、でした。

あまり動かず、丸まった姿勢のまま、
というのが、幼いムササビの遊びの特徴で、
高い木の上の巣から落ちないように、
という大きな目的があってのことでしょう。

最初に紹介した、立ってミルクを飲むチャメ。
6月に入って、これができるようになったころ、
チャメは食事のあとにすぐに眠らず、
しばらく遊ぶようになったのです。



↑ ひもを調べるチャメ。

たとえば、部屋の中にあるもので、関心を引くものを
調べていく、探索遊び。





↑ 鉛筆は、こんなふうにかじられました。

いったい、どんな性質なのかと、
とくに、表面の塗りに関心を引かれたようでした。



↑ 手にじゃれて遊ぶチャメ

いろんな遊びをしましたが、一番のお気に入りは、
最初にはじめた、仲間(親)といっしょにする遊びでした。

よく遊ぶ場所も、山小屋の土間に置かれた椅子の上、
と、決まっていました。
午後11時を過ぎたころから、真夜中まで、
椅子にいっしょに座って遊びました。

手をなめ、前足で(こちらの)手をかかえ、
後足でける闘争遊びをよくしました。

ムササビの闘争遊びは、イヌやネコの闘争遊びとちがって、
攻撃ではなく、防衛の遊びです。

チャメは、攻撃をさそい、受けた攻撃に対して、
守りとして前足で抱え込み、後足でける、という戦法をとりました。



↑ クリンチ(とっくみ合い)をといて、逃げる準備のチャメ。

逃げるのも、遊びのひとつでした。
人の遊びの追いかけっこは、追うほうが主役の遊びですが、
ムササビの追いかけっこは、逃げるほうが主役です。

つまり、「追いかけっこ」ではなく、「逃げかけっこ」なんです!




↑ 遊びの後、手をなめるチャメ。


たっぷりと遊んだ後は、ひじょうに満足そうに、
穏やかな表情で、手をなめました。

そうして・・・



↑ パンダ座りでくつろぐチャメ。

ただし、こちらがいっしょに椅子に座っていないとやりません。
こちらが立つと、やめてしまうのです。




↑ 深夜の遊びのひとときを過ごして、
  昼寝ならぬ、夜寝にはいるチャメ、です。


見守られながら、安心して眠る、
というのが、子どもにとっての最高の幸せなのかもしれませんね。



こうして、日々遊び、うちの中でも、活動範囲が広がっていきました。

土間に自分でやってきた日。



↑ 「ウォールデン(Walden)」と書かれた、
  漆喰塗りのざるの上にのりました。


そして・・・




初めての、大きな滑空!


そうです! ムササビは、膜を広げて、滑空するのです!

チャメが向ってくるのは、こちらの肩の上! 

では、続きはまた次回に・・・。







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