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 市井の片隅で暮らす者の備忘録です。

祈り

2022年08月02日 | 日記・ひとりごと

夜明けが徐々に遅くなり5時前は薄暗く、
猛暑でも一日一日秋への歩みを重ねているのがわかります。

8月は、広島、長崎の原爆の日、15日は終戦の記念日と戦争と平和について
考えたいと思います。

昨晩、NHKで朝ドラ「ちむどんどん」に出演中の仲間由紀恵さんと黒島結菜さんが沖縄を訪ね、
「沖縄戦 “記憶”の旅路」が放映されていた。沖縄出身の二人が、77年前、私達の想像を
超えることが起きていたんだというシーンがありました。ロシアのウクライナ侵攻についても
同じこと言えるんだと思わざるを得ないです。これをまた子や孫たちに伝えていかねばならない、
それが私たちの仕事。

侵攻が終わるように祈るしかないですけど、早く難民となった人たちが母国で、朝起きて、ご飯を食べて
学校や仕事に行って、2/24以前の、普通の暮らしが戻って来てほしいと切に願います。

坂村真民さんの『坂村真民一日一詩』より

「バスのなかで」 

この地球は
一万年後
どうなるかわからない

いや明日
どうなるかわからない

そのような思いで
こみあうバスに乗っていると
一人の少女が
きれいな花を
自分よりも大事そうに


高々とさしあげて
乗り込んできた

その時、
わたしは思った

ああこれでよいのだ

たとい明日
この地球がどうなろうと
このような愛こそ
人の世の美しさなのだ

たとえ核戦争で
この地球が破壊されようと
そのぎりぎりの時まで
こうした愛を
失わずにゆこうと
涙ぐましいまで
清められるものを感じた

いい匂いを放つ
まっ白い花であった



梅花藻 バイカモ)

岡山後楽園では、昨日からライトアップされた後楽園の夏の風物詩
「夏の幻想庭園」が始まりました。
※画像はお借りしました。

一日一生 今日も良い一日になりますように!


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