ニッチャメンの我道行願~我が道を行きたい。

「我が道を行きたい」とちょっと弱気な、
でも「我が道を行く」と強気な所もある日記です。

『X-GUN 西尾』

催眠

2007年03月17日 03時31分22秒 | Weblog
こんばんは、ニッチャメンです。

今日は『こたえてちょーだい』のロケに行って来ました。
テーマは『催眠療法』。
まぁ内容は後日の放送を見てもらうとして、その合間の話。

よく所謂『催眠術』みたいなのってテレビで見てましたよ。
だいぶ前に外国の催眠術師が、芸能人の人をずらーっと並べて
みんなに催眠をかけてて、クラッシックが流れたら指揮する人がいたり
合図を送ると大木凡人さんがタバコを吸いだして、それがめちゃめちゃ
まずくて、手から捨てたいんやけど手からタバコが離れない
みたいなのをやってんの見て、正直「みんなうまいなー」と思ってましたよ。

でも今日ね目の当たりにしたんですよ。

そのロケ終わりの空いた時間で、催眠療法の先生が
嵯峨根に催眠をかけたんです。
まずは簡単に背中に手のひらを当てて、「だんだん後ろにひっぱられるよ」と
先生が手を離していくと、嵯峨根の身体がすーっと倒れていくんですよ。
「うそやろ!」とマネージャーと笑ってても嵯峨根はマジ顔で
「ホンマやって」と言ってました。

その後手すりを持たされた嵯峨根。
先生は嵯峨根にこう言いました。
「この手がね、もうここから離れなくなるよ。いい私がパンと手をたたいたら
もうここから離れなくなる。もう今ギューッてどんどん締まって行ってるから
いい手をたたいたら離れなくなるよ、はい」と言って
パーン!と手をたたきました。
先生に「手を離してみて」と言われる嵯峨根。
ボーッとしてる嵯峨根の表情がだんだん「あれ?」みたいな顔になってくる。
「ん?」なんて言いながら、全然離そうとしない。
「おい、いいから離せや!」と俺が言っても
「え?離れへん」と言って全く離さない。
またマネージャーと「えー!?マジで!?」なんて言ってると
先生がまたパーンと手をたたいて「はい、もう離れるよ」と言ったら
嵯峨根は手すりからスッと手を離したんです。
「すげー!!」マネージャーとマジびっくりですよ。
マジで手を離さないんやもん。
嵯峨根に聞いても「ちゃうねん、離し方がわからんようになんねん。
どうやったらここから手が離せるんやったっけ?って頭の中が
混乱してんねん」と興奮してました。

そんな事をしてるうちに、ロケバスも用意が出来て
最寄り駅まで送ってもらいました。

駅に降りたのは俺と嵯峨根とマネージャー。
催眠術の先生はロケバスに乗っていった。
俺はここぞとばかりにすかさず、嵯峨根に聞いた。

「おい、マジでぶっちゃけどうやったん?」

嵯峨根はこう言った。

「マジで離れなかったんやって!!!」

空気読んで離さなかったとかじゃなくて、本当に離れなかったらしい。

マネージャーと「こいつ言ってるからマジやわ。こいつもし嘘やったら
絶対『嘘、離せたけどあの場はしゃあないやん』とか言うはずやもん
マジなんや、あの先生すごいなー」と感心していたら
嵯峨根はポツリと独り言のようにこうつぶやいた。

「悔しいなー」

嵯峨根の言う「悔しい」の意味を今探しています。