今月はじめからポッドキャスティングを始めて、すでに3回目の収録が終わった。これはボストンに住む友人と趣味で始めたものなんだけど、メジャーリーグのニュースやトリビアなんかを日本語で紹介するもので、リスナーは日本人野球ファンだけだと思っていたんだけど、リスナーから来たメールに面白いものがあった。メールの送り主は、エリザベスさんというシカゴ在住のアメリカ人女性で、日本語を勉強しているときに僕らのポッドキャスティングを偶然発見したらしい。もともとはヤンキースとマリナーズの情報だけが大本営発表的に流される日本のスポーツメディアへのアンチテーゼとして、もっとメジャーリーグそのものを知ってもらおうと考えた企画だったんだけど、アメリカ人リスナーにも聞いてもらって、しかも連絡までもらえるなんて嬉しい驚きだ。ポッドキャスティングはまだ趣味の段階でやっているんだけど、いろいろと可能性がありそうなので、これからも新しいものをドンドンと取り入れていこうと思う。さて、今日はイスラエル軍のレバノン攻撃に関するニュースを。
16日付のワシントンポスト紙はイスラエルとアメリカの両政府高官の話として、イスラエルによるレバノン爆撃が今後数週間継続される可能性が高いと報じている。イスラエル側の最終目標は国家安全上の脅威であるヒズボラを完全に排除させることで、指導者のハッサン・ナスララ氏の殺害も視野に入れている模様だ。ワシントンポスト紙の取材に答えたイスラエル政府高官は、ナスララ氏の殺害によってシーア派によるゲリラ活動が停滞していくだろうとの認識を示している。一方で、アメリカ政府高官は戦略上の理由からヒズボラ、ハマス、シリア、イランの連携を破壊するのが最終的な目的だと語っている。イスラエルによる軍事行動で、アラブ諸国における反米感情がこれまで以上に吹き荒れることが懸念されるが、ワシントンでは「最終的にはアラブ諸国からの支持を取り付けられる」との楽観論が存在している。
「おそらく最後まで行くと思います。人質事件を二度と起こさせないためにも、今回はヒズボラの壊滅を目指します」、ダニエル・アヤロン駐米イスラエル大使はそう語っている。ホワイトハウス高官が15日に明らかにしたところによると、ブッシュ大統領はイスラエル政府に対し、民間人の犠牲者を最小限に抑えることと、レバノンの現政権を転覆させないようにと要請した。しかし、レバノンに対する軍事行動を中止するように迫ることは無かったそうだ。「ブッシュ大統領はイスラエル国民が自衛権を行使しているのだと認識しています」、ホワイトハウスのトニー・スノー報道官はサンクトペテルブルグでそうコメントした。レバノン国内では民兵組織のヒズボラが1万2000発以上のロケット弾とミサイルを保有しており、あるイスラエル政府高官はワシントンポスト紙に対し、「レバノン政府がヒズボラの武装解除を実施した跡で、停戦にむけての話し合いが行われるだろう」と語っている。
レバノンに対する攻撃が激しさを増す中、現地在住のアメリカ人を国外へ脱出させる計画も進められている。16日には地中海方面から来た2機の米軍ヘリがベイルート北部のアメリカ大使館の敷地内に着陸しており、AP通信は救出チームと現地の大使館員との間で脱出プランに関する協議が行われていると報じている。現在、レバノン在住のアメリカ人は約2万5000人とされているが、現時点では希望者のみを対象に脱出計画が実施される見込みで、脱出希望者をヘリなどでキプロスに送る案が出ている。フランスは16日に1300人の移送が可能なフェリーをキプロスからレバノンに向けて送ったが、アメリカがどのような救出方法を用いるのかは、現在のところ明らかにはされていない。CNNによると、アメリカ人希望者のレバノン出国は数日後から開始される予定だ。
久しぶりにDVDを購入。僕の好きなデーブ・チャペルによる秀作ドキュメンタリー映画「ブロックパーティー」は、本当は劇場まで見に行きたかったほど気になっていた作品で、昨日の夜からすでに2回も繰り返し見てしまった。この作品はチャペルがブルックリンにあるベッド・ストゥーイという地域でブロックパーティーを行うまでの3日間を記録したものなんだけど、参加アーティストや一般人へのインタビューも多く、物凄く生活臭の強いドキュメンタリー映画なのだ。ベッド・ストーゥイという地域はスパイク・リー監督の「ドゥ・ザ・ライト・シング」の舞台にもなった所だけど、ノートリアスB.I.G.やモス・デフ、ビッグ・ダディ・ケインといったアーティストたちの生まれ故郷でもある。友人のハリー・スティーブンソンが「Increase The Peace」という言葉を好んで使っていたけど、ブロックパーティーの盛り上がりを見ながら、彼の言葉を知らないうちに思い出していた。この映画、日本で公開(またはDVDの発売)されるかどうかは分からないんだけど、チャンスがあればぜひ見てください。参加アーティストはモス・デフ、カニエ・ウエスト、コモン、エリカ・バドゥ(いつ見ても綺麗だ、この人は)ほか多数。そしてブロックパーティーの最後にはフージーズによる7年ぶりのパフォーマンス(この日を境に3人は再び活動を共にし始めている)。心が癒される一本でした。
写真:自宅のベランダでヒズボラ指導者のテレビ演説と市街地から上がる黒煙を見つめるベイルート市民 (AP通信より)
16日付のワシントンポスト紙はイスラエルとアメリカの両政府高官の話として、イスラエルによるレバノン爆撃が今後数週間継続される可能性が高いと報じている。イスラエル側の最終目標は国家安全上の脅威であるヒズボラを完全に排除させることで、指導者のハッサン・ナスララ氏の殺害も視野に入れている模様だ。ワシントンポスト紙の取材に答えたイスラエル政府高官は、ナスララ氏の殺害によってシーア派によるゲリラ活動が停滞していくだろうとの認識を示している。一方で、アメリカ政府高官は戦略上の理由からヒズボラ、ハマス、シリア、イランの連携を破壊するのが最終的な目的だと語っている。イスラエルによる軍事行動で、アラブ諸国における反米感情がこれまで以上に吹き荒れることが懸念されるが、ワシントンでは「最終的にはアラブ諸国からの支持を取り付けられる」との楽観論が存在している。
「おそらく最後まで行くと思います。人質事件を二度と起こさせないためにも、今回はヒズボラの壊滅を目指します」、ダニエル・アヤロン駐米イスラエル大使はそう語っている。ホワイトハウス高官が15日に明らかにしたところによると、ブッシュ大統領はイスラエル政府に対し、民間人の犠牲者を最小限に抑えることと、レバノンの現政権を転覆させないようにと要請した。しかし、レバノンに対する軍事行動を中止するように迫ることは無かったそうだ。「ブッシュ大統領はイスラエル国民が自衛権を行使しているのだと認識しています」、ホワイトハウスのトニー・スノー報道官はサンクトペテルブルグでそうコメントした。レバノン国内では民兵組織のヒズボラが1万2000発以上のロケット弾とミサイルを保有しており、あるイスラエル政府高官はワシントンポスト紙に対し、「レバノン政府がヒズボラの武装解除を実施した跡で、停戦にむけての話し合いが行われるだろう」と語っている。
レバノンに対する攻撃が激しさを増す中、現地在住のアメリカ人を国外へ脱出させる計画も進められている。16日には地中海方面から来た2機の米軍ヘリがベイルート北部のアメリカ大使館の敷地内に着陸しており、AP通信は救出チームと現地の大使館員との間で脱出プランに関する協議が行われていると報じている。現在、レバノン在住のアメリカ人は約2万5000人とされているが、現時点では希望者のみを対象に脱出計画が実施される見込みで、脱出希望者をヘリなどでキプロスに送る案が出ている。フランスは16日に1300人の移送が可能なフェリーをキプロスからレバノンに向けて送ったが、アメリカがどのような救出方法を用いるのかは、現在のところ明らかにはされていない。CNNによると、アメリカ人希望者のレバノン出国は数日後から開始される予定だ。
久しぶりにDVDを購入。僕の好きなデーブ・チャペルによる秀作ドキュメンタリー映画「ブロックパーティー」は、本当は劇場まで見に行きたかったほど気になっていた作品で、昨日の夜からすでに2回も繰り返し見てしまった。この作品はチャペルがブルックリンにあるベッド・ストゥーイという地域でブロックパーティーを行うまでの3日間を記録したものなんだけど、参加アーティストや一般人へのインタビューも多く、物凄く生活臭の強いドキュメンタリー映画なのだ。ベッド・ストーゥイという地域はスパイク・リー監督の「ドゥ・ザ・ライト・シング」の舞台にもなった所だけど、ノートリアスB.I.G.やモス・デフ、ビッグ・ダディ・ケインといったアーティストたちの生まれ故郷でもある。友人のハリー・スティーブンソンが「Increase The Peace」という言葉を好んで使っていたけど、ブロックパーティーの盛り上がりを見ながら、彼の言葉を知らないうちに思い出していた。この映画、日本で公開(またはDVDの発売)されるかどうかは分からないんだけど、チャンスがあればぜひ見てください。参加アーティストはモス・デフ、カニエ・ウエスト、コモン、エリカ・バドゥ(いつ見ても綺麗だ、この人は)ほか多数。そしてブロックパーティーの最後にはフージーズによる7年ぶりのパフォーマンス(この日を境に3人は再び活動を共にし始めている)。心が癒される一本でした。
写真:自宅のベランダでヒズボラ指導者のテレビ演説と市街地から上がる黒煙を見つめるベイルート市民 (AP通信より)
あやかちゃんから招待状をもらって
やっとこさミクシーデビューしました。
そしたらダスティン発見。
写真をいろいろ載せていこうと
思うので見てください。