ネッタイムス・ブログ

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お酒は温めの燗が良い、神輿は軽くてパーが良い

2012-12-06 18:00:06 | 様々な話題
月日が経つのは早いもので、暦を見ると師走となりましたね。って、沁々している場合では無いんだが、今年の日本の師走は、「嘘吐き総理」こと野田佳彦首相による衆議院の「電撃解散」で、師走と言う年末の忙しい最中に「総選挙」が行われる訳です。
選挙戦と言えば、衆院選の候補者が他人の迷惑なんざ顧みず、朝から晩まで名前を連呼しつつ、時折「清き一票を」とか喚きながら、選挙カーで彷徨くのが煩いったらありゃしない。

選挙が来る度に、鬱陶しい気持ちになるので、選挙戦の仕組みを変えて欲しいと思うんだが、どうにかならないもんかね。
政治家連中にしても、選挙の時には頭を下げるのだが、いざ選挙に当選したら、踏ん反り返って偉そうなもんだよ。
踏ん反り返るのもいいが、この鬱陶しい選挙戦をどうにかしてくれよ。とね、心の底から思うんだが・・・。

まぁ、あれだね。師走の声を聞くと寒さが厳しくなる訳で、そんな時は日本酒を熱燗にして「きゅーっと」呑みたくなるのが人情ってもんだよ。
「閻魔蟋蟀(えんまこおろぎ)」こと八代亜紀の曲に「舟唄」ってのが有るのを御存知の方も多いと思う。
ちょっと前のコマーシャルで、トミー・リー・ジョーンズが舟唄を聴いて涙していたのも記憶に新しい所。

その舟唄の歌詞に「お酒は温めの燗が良い」と言うフレーズが有るんだが、その歌詞の通り、お燗は人肌が丁度良いんじゃよ。って、近所の爺さんが言うとりました。
熱燗の話ばかりしていても仕方が無いので話を進めるのだが、じゃあ、何の話をするのかと言えば、滋賀県の嘉田由紀子知事が代表を務める「日本未来の党」の話。

未来の党はオザワンこと小沢一郎が、俺が「一兵卒」として影から支える云々とか言って嘉田代表を口説き、野田首相の電撃解散を受けて、急場凌ぎで結成した政党である。
前にも書いたのだが、オザワンは「一兵卒」と言う言葉が気に入っている様で、それだったら、いっその事、名前を「一郎」から「一兵」に変えたら良いんじゃねえか。って思うんだが、そんな事は余計なお世話だろうから話を戻す。

小沢一兵ことオザワンの持論は、「神輿は軽くてパーが良い」だが、オザワンがこの度、担いだ嘉田由紀子と言う神輿はパーなんだろうか(笑)。
八代亜紀の舟唄の歌詞じゃないけど、「お酒は温めの燗が良い」、「神輿は軽くてパーが良い」って奴ですな(笑)。

まぁ、あれだ。当ブログのエントリ、日本未来の党、比例の届け出で大混乱にも書いたのだが、未来の党は中央選管への比例名簿の届け出すら、まともに出来ず、公示日を丸一日潰してしまった。
更に、中央選管への手続きが完了しなければ、比例代表の選挙運動が出来ないにも拘わらず、嘉田代表は街頭演説で再三に渡って「比例は未来に入れて」と、投票を呼び掛けてしまったのである。
軽くてパーな神輿は、どう考えても公職選挙法違反なんだけど、その嘉田代表が公示日に福島県飯舘村で行った演説を以下に書いてみる。

嘉田代表「今、世界が見ている。福島の事故の後、原発の再稼働は恥ずかしい。水も大地も地球の一部だ。
放射能汚染を地球にバラ撒く事は地球倫理として許されない。地産地消の経済、未来へのエネルギー社会は災害にも強い。地域から日本を変えて行く。
決して二度と飯舘村の様な被害を繰り返してはいけない。この教訓を私達は受け継いで全国の同志と戦いたい。」

以上が嘉田代表の演説なんだが、突っ込み所が多々あるけど、先ず「地球倫理」と言うのが何だか判らない(笑)。
嘉田代表は、その「地球倫理」を「全国の同志」に呼び掛けているのだが、「地球倫理」と来て「同志」と続けば、この同志とは所謂「地球市民」と言う奴なんでしょうか(笑)。
地球市民と言う言葉は、脳内お花畑の連中や、進歩的文化人、所謂「残留左翼」とかの「空想的平和主義」の左巻きが、よく使う言葉だな。

嘉田代表は、「原発の再稼働は恥ずかしい」とか言っているが、大飯原発の運転再開を決めた際、政府の動きに付いて、「決めた以上は早く手を打って欲しい。私達は、再稼働は電力の逼迫期に限ってと言う条件を出しているが、早く決めて頂かないと経済界などが心配している。効果が出る様な意志決定を政府としてはして頂きたいと思う」と、述べているんだが、今後、電力が逼迫する状況になったら、どうするのかね?。

野田佳彦首相が、大飯原発の運転再開の必要性を国民に訴えた時に嘉田代表は、「野田総理には、目の前の行き当たりばったりの判断では無く、明日へ向けての責任ある判断をして欲しい」とも述べているのだが、行き当たりばったりなのは嘉田代表自身ではないのか?。
未来の党は社民党と選挙協力したのだが、社民党は原発の「即時廃炉」を目指している政党であり、この人は「反原発」と「脱原発」の違いをよく理解していないと感じるね。
まぁ、あれだ。嘉田代表の事ばかり書くのでは無く、神輿の担ぎ手である未来の党と言う組織に付いて触れてみる。

12月3日に「ネットでプレ総選挙」と称したウェブサイトが開設され、最初は「『脱原発』に賛成ですか?」と言う問いでアンケートを開始。
すると、未来の党の方針とは逆の、原発存続を意味する「反対」に多数の票が集まる投票結果が出た(笑)。
これでは都合が悪いので「設問が分かりにくかった」として投票結果をリセットし、今度は「『原発推進』に賛成ですか?」と言う問いでアンケートを再開した。
しかし、である。やはり党の方針とは逆の「賛成」が多数を占める投票結果が出た(笑)。

そして、不都合な事実は「隠蔽」すると言う、左巻き特有の行動に出て、このアンケートサイトは閉鎖された(笑)。
まぁ、冗談みたいな笑える話なので、ネット上では、このアンケートサイトは「偽物」との噂も流れ、未来の党も「その様なサイトの事は聞いていない」とコメントし、ツイッターには「【緊急大拡散】先ほどの(ネットでプレ総選挙)は、党の関係者からの話によると『党を装った悪質な偽サイト』の可能性が強いそうです。」等のツイートが出回った為、このサイトは偽物なのかと思われた。

しかし、である。公式サイトには掲載されていない嘉田代表の写真が使われていたり、ヤフーに出ている未来の党の広告から、このアンケートサイトにリンクされている事から、このサイトは「本物」であるとの説が多数を占めた。
更には、2ちゃんねるに「公式サイトで宣伝してるんだけど」とのレスが見受けられ、レスに書いてある未来の党の公式サイトへのリンクを辿れば、確かに宣伝しているのだ。
そう、日本未来の党を名乗るアンケートサイトは、やはり未来の党が広報の一環として開設していた公式サイトだった訳である(笑)。

そして未来の党は4日、アンケートサイトは「本物」だと認め、「セキュリティーの問題や悪戯が有った為、このままにしておくのは問題があると判断した」と、閉鎖に付いての説明をしている。
つまり未来の党は、直ぐにバレる嘘を吐いていた訳で、更に、都合の悪い事実に対し、頬被りして逃げ出そうとしたが、バレてしまったのである。
オザワンは、これに付いて「秘書が勝手に遣った事」とでもコメントすれば良いのにな(笑)。
「神輿は軽くてパーが良い」けど、それを「担ぐ奴らもパーでした」って事かな。

「お酒は温めの燗が良い」の所で書いた八代亜紀の渾名「閻魔蟋蟀」なんだが、これは八代亜紀の頭が大きくて、「閻魔様の冠」に見えるから閻魔蟋蟀と名付けられたと記憶しているが、未来の党のスタッフも嘘ばかり吐いていたら、閻魔様に舌を抜かれちゃうぞ。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

日本未来の党、比例の届け出で大混乱

2012-12-06 00:28:20 | 様々な話題
「嘘吐き総理」こと野田佳彦首相による衆議院の電撃解散で、12月16日に投開票される衆院選の公示日である4日、総務省内の中央選挙管理会(中央選管)に各政党から選挙名簿の届け出が行われた。
比例代表名簿は全国11ブロック毎に中央選管への届け出が必要であり、主要政党は軒並み朝の内にスムーズに手続きを終えていた。が、である。届け出で大混乱してパニック状態となり、狼狽した政党があった。
その政党とは、滋賀県の嘉田由紀子知事が代表を務める「日本未来の党」である。

未来の党が11ブロック分の提出を終えたのは、午後5時の締め切り瞬間であり、それも男性スタッフ2人が届け出の書類を手に、慌てて飛び込んだのである(笑)。
スタッフが慌てるのも無理は無い、書類の提出が間に合わなければ、比例候補と小選挙区との重複立候補が認められなくなるからだ。

未来の党の関係者によると、スタッフは午前9時半頃に比例名簿を中央選管に持参したが、幹部から「比例名簿の順位を入れ替えるから、そのまま持ち帰る様に」との指示が有り、その指示に従い一旦、書類を持ち帰ったと言う。
これに付いて森裕子副代表は、「代表に了承頂き、作業を進めたが、飯田哲也代表代行から方針転換の話が有り、ストップした。全ての(比例)ブロックを変更する事になった」と語った。

午後5時の締め切り直前の微妙なタイミングとは言え、何とか書類を提出した事で、未来の党のスタッフは安堵していた。
しかし、である。中央選管に持参した書類一式の中に、肝心の比例名簿が見当たらないと騒ぎ始めて現場は混乱、狼狽した女性スタッフは泣き出してしまった。
騒ぎを聞いて中央選管に駆け付けた森副代表が見守る中、締め切り前にスタッフが持ち込んだ鞄の中から名簿が見付かり、全てのブロックでの届け出書類が受理されたのは午後10時半で、その後も中央選管の職員は深夜まで作業が続いたと言う。

公示直前に駆け込みで結成した新党だから準備不足とは言え、行方不明だった比例名簿が締め切り後に見付かる等、手続きに胡散臭さも残した。
公示日に比例代表の選挙運動が出来ないと言う前代未聞の選挙戦となったのだが、それに付いて関係者は「普通は有り得ない。中央選管から許可が出ないと比例用の選挙カーを動かす事も出来ず実害だ」と呆れる始末。

関係者が指摘する通り、中央選管への手続きが完了しなければ、比例代表の選挙運動が出来ないのだ。しかし、である。嘉田由紀子代表は街頭演説で再三に渡って「比例は未来に入れて」と、投票を呼び掛けてしまったのである。
これはどう見ても公職選挙法違反だと思うのだが、嘉田代表は「私のミスで、選管にお詫びしたい」と述べている。
流石は「神輿は軽くてパーが良い」が持論のオザワンこと小沢一郎が担いだ神輿だ(笑)。って、公職選挙法違反なんだから笑い事では無いけどね。

嘉田代表は4日夜、手続きのゴタゴタに付いて「たった1週間で徹夜で作業したが、書類に不備があった。党首としての私の責任で、お詫びしたい」と語り、届け出の混乱を陳謝した。
比例名簿の順位を巡ってオザワンと対立が有ったのではと問われると、「勘ぐらないで下さい。丁寧に対応しただけ」と否定している。
もう何が何だか、訳の判らない政党なんだが(笑)、これはもう政党としての体を成していない、前代未聞の失態だろう。
呆れて物も言えないから、今日はこの辺で。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】