ネッタイムス・ブログ

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1ヶ月以内に大きな地震が発生?

2011-11-22 15:55:07 | ニュース
気象庁は18日、東日本大震災の震源域やその周辺で、1ヶ月以内にマグニチュード(M)7以上の余震が発生する確率は15%との見通しを、地震予知連絡会で発表した。
大地震が発生する確率は、震災前に比べて7倍程度高く、注意が必要と呼び掛けた。
これは15日~12月14日の1カ月間の発生確率を計算したものだが、15%と言う微妙な数字なので私は余り気にしていなかった。

しかし、である。20日には茨城県北部(M5.3)で地震があり、日立市で震度5強を観測。
そして、21日午後7時16分頃、広島県等で地震があり、同県北部で震度5弱、島根県東部と西部で震度4の揺れを観測したのである。
気象庁によると、震源地は広島県北部で、震源の深さは12キロ、マグニチュードは5.4と推定。

広島では、2001年3月24日に震度6弱を観測した芸予地震(M6.7)が起きているのだが、これは約50年周期で起こる想定の範囲内と言える地震であり、それを除けば広島は地震が少ない地域なのだ。
広島で震度5を超える地震は、06年6年12日に大分県中部(M6.2)で起きた地震により、呉市で震度5弱を観測して以来5年振りの事。
茨城に続き、滅多に地震が起きない地域で大きな地震が発生すると言うから気味が悪い。

また、ニュージーランド自然保護局は16日、ゴンドウクジラ61頭が同国南島北端のフェアウェル岬の浜辺に乗り上げ死亡したと発表、死亡の原因は不明と言う。
ニュージーランド近海でクジラ座礁は年に2、3回発生していると言うのだが、東日本大震災の前にも同じ様な事が起きており、こちらも気味が悪い。

気象庁の発表があった直後に震度5が連発したのだが、これは偶然なのか?、はたまた大きな地震の予兆か?。
何れにせよ、過剰にならぬ程度に注意した方が良いのかも知れないな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

ブータン国王夫妻と民主党の不敬な輩

2011-11-20 16:35:24 | ニュース
ブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王夫妻が新婚旅行の為、国賓として来日している事は御存知の方も多いと思う。
ブータンと言えば、金銭的や物質的な豊かさでは無く、精神的な豊かさを示す「国民総幸福量」を国是としている国である。
そんなブータンを見ていると、物が溢れ金銭的に豊かになった日本が無くしてしまった大切な何かが、ブータンと言う国では大切に生きていると感じるのは私だけでは無いだろう。

しかも、である。新婚旅行で日本を選んだ理由の一つが、国王が普通に東日本大震災の被災地に訪問すれば、海外に対する大きなアピールになるとの事なのだ。
これを聞いた時、私は頭が下がる思いがした、何と言う寛大且つ親日振りなのだろうかと。
当ブログで、これ程までに人を褒める事を書いたのは余り記憶に無いのだが、それ位に有り難く、感謝の気持ちしか言い表す事が出来ない。

そんな恩人なのに、一川防衛相は17日の参院予算委員会で、国賓として来日しているブータン国王夫妻を招いた16日夜の宮中晩餐会に欠席し、民主党参院議員の政治資金パーティーに出席していた事を明かし、「申し訳無かった。反省している」と陳謝した。
これは、晩餐会への欠席理由を質した自民党の宇都隆史の質問に答えたものなのだが、無礼としか言い様が無い。
しかも、一川は16日のパーティーで「宮中で催し物があり、他の大臣は皆そちらに行ったが、私はこちらの方が大事だと思って来た」等と挨拶しているのだが、国賓の接待よりも大事な事が有るとは、日本の政治家として恥ずべき事であり、一刻も早く大臣を辞任すると共に、さっさと議員バッジを外してしまえ。と思う。

一川みたいな不敬な輩が居るのは、日本国民として恥ずかしい事だと思っていたら、一川だけでは無く、元クラリオンガールで行政刷新担当相のグラビア蓮舫こと村田蓮舫も、やらかしやがった。
蓮舫が、来日中の国王夫妻を歓迎する宮中晩餐会前に行なわれた立食形式のカクテルパーティーの際、携帯電話を使用していた事が判明。
国王夫妻にも皇室にも礼を失する行為であり、野党は徹底的に追及する構えを見せている。

しかも、後ろめたさからか、藤村修官房長官は17日の記者会見で、晩餐会で閣僚が携帯電話を使用した事を認めたが、誰が使用したかは明らかにせず、蓮舫も記者団の質問に一切答えなかったのである。
その当事者である蓮舫は18日、宮中晩餐会の際に携帯電話を使用した事に付いて「皇太子殿下、ブータン国王の御前や晩餐会では一切使っていない。招待客が集まる控えの間では確かに使用したが、配慮した」と述べ、携帯の使用は認めたのだが、礼は失していないと述べた。

もうね、この期に及んでも自身の仕出かした失態を素直に反省する事も無く、言い訳がましいコメントを発するとは見苦しい。
蓮舫は、潔く恥ずべき行為を認め、謝罪するなら見込みはあると思うのだが、失敗を言い訳で誤魔化し、自身を正当化しようと考えているのなら、蓮舫は政治家としても人間としても、これ以上、成長しませんよ。
これは蓮舫と言う政治家、個人の問題では無く、諸外国から見れば、日本の政治家は国賓に対する礼儀作法すら知らないのかと言う話になる。

今回の一川と蓮舫の非礼に付いて、ブータン国王は寛大な方なので、笑って赦されるのだろうが、日本の政治家の無礼な行為は消える事は無いだろう。
藤村官房長官は一川と蓮舫の行為に付いて、問題視しない姿勢を示しているが、民主党には自浄作用が働かない事を改めて露呈した形である。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

怪しい食品、福島産と日本の基準

2011-11-19 04:05:11 | ニュース
厚生労働省は18日、福島県会津若松市で生産された乾燥キクラゲから、食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える550ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表。
キクラゲから基準値を超える放射性物質が検出されたのは初めての事。
しかも、今回規制値を超えたキクラゲは既に市場に流通しており、福島県は生産者に自主回収を要請しているが、残念ながら一部は既に消費された可能性があると言う。

福島県と言えば16日に福島市大波地区で生産されたコメから暫定基準値を超える放射性セシウムが検出され、同地区の米を出荷停止したばかり。
10月12日に福島産の米は大丈夫だと強調した佐藤雄平知事による安全宣言は何だったのか?。って事になり、福島産の飲食物への信頼感は更に悪化。
福島県によると、11月14日に同地区で生産されたコシヒカリをJA新ふくしまが簡易検査をした所、基準値を上回った為に15日に県が検査した結果、玄米から1キログラム当たり630ベクレルが検出された。

キクラゲとは違い、汚染米は出荷されてなかった事が、せめてもの救い。
福島県は15日にも、南相馬市で栽培しているキウイと伊達市で栽培しているワサビの根から、暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたと発表している。
県によると、キウイから1120ベクレル、ワサビから1060ベクレルが検出されたが、出荷前であり市場には流通しておらず、県は両市と生産農家に出荷自粛を要請した。

「怪しいお米、セシウムさん」「怪しいキクラゲ、セシウムさん」「怪しいキウイ、セシウムさん」「怪しいワサビ、セシウムさん」等と相次いでセシウムさんですわ、「怪しい茸、セシウムさん」ってのも有ったな、ここまで来ると「怪しい食品、福島産」と言わざるを得ない。
一番酷かったのは、「怪しい牛肉、セシウムさん」の「放射能汚染牛」だと思うのだが、次から次にセシウムが検出される状況なのに、未だに「風評被害」とか声高に言っている奴が居るが、恥ずかしく無いのかね。

風評被害とは現実から逃避した魔法の言葉であり、一種の呪文みたいなもんだ。
風評被害と言う言葉は、実態が伴わない風評等の誤った情報により、被害を被る事を言うのだが、次から次に放射性物質が検出される状況で、風評被害と言う言葉を使えば、回りから馬鹿だと思われ信用されなくなるよ。
前にも書いたのだが、放射能汚染された現実を認めて、風評被害と言う言葉は使わない方が良い。

福島第一原発事故は、福島原発はメルトスルーからサーフェス・フュージョンへにも書いた通り、現在進行形で放射能汚染が拡大中なのである。
最近の話を例に出せば、東京電力は16日、福島第一原発3号機の原子炉建屋1階で、毎時約1300ミリシーベルトの放射線量を測定したと発表している。
3号機建屋では過去最高の線量で、事故の緊急作業員に特例で認められている上限被曝線量250ミリシーベルトに約12分で達するレベル。
こう言う事実を事実として認め、福島第一原発事故は収束していない事を前提にして、我々が口にする飲食物の事を考えなければならない。

参考になるのは、福島原発と同様に原発事故があったチェルノブイリのあるウクライナだろうか?。
ウクライナの食品に関するもので「ウクライナ基準」と言うのがある。
ウクライナ基準とは1986年のチェルノブイリ原発事故後、ウクライナが制定した食品の安全基準。
許容される放射性セシウムは、果物が1キロ当たり70ベクレル以下、野菜は40ベクレル以下であり、日本の暫定基準値500ベクレルを大きく下回る。

日本の暫定基準値である1キロ当たり500ベクレルは、全面核戦争に陥った場合、餓死を避ける為に止むを得ず口にする食物の汚染上限。
もしも放射性セシウム137が1キロ当たり500ベクレルも含まれた食品を3年食べたら致死量に達する。
食品以外の基準を見れば、福島第一原発事故の直後に設定された暫定基準値は、放射性セシウムの被曝上限は年間5ミリシーベルト。国際放射線防護委員会(ICRP)は、平常時の一般人の被曝限度を年間1ミリシーベルトである。

日本の基準は食物にしても、空気中の放射線量にしても異常な数値だと言う事が判る。
ホット・パーティクル(プルトニウムを含む高放射性粒子)と言う言葉を御存知だろうか?。
これも前に書いたが、ホット・パーティクルとは、人間の肺に留まり、消化器官、内臓筋肉、骨に溜まり、放射線を出し続け、微細放射性粒子として細胞を攻撃し続けると言うもの。

放射能汚染された食品を食べ、放射性物質を口から吸い込めば、内部被曝と外部被曝のダブル被曝だわな。
私は何時も疑問に思うのだが、食品だけで考えれば、例えば定食を食べたとする。
主食の米、オカズの牛肉や野菜、味噌汁に入っている茸、付け合わせのキクラゲ、デザートのキウイ。
もう言わなくても判ると思うが、それらが基準値ギリギリ以下だったとして、全部食べたら、どうなんだ。ってね。

食事は毎日食べる訳で、放射性物質は蓄積されるから、累積被曝はかなりの量になるのではないのか。とね。
そう考えると、食品一つ一つの基準は大切であり、日本の基準は異常な数字と言え、更に言えば食品の検査や管理も出鱈目な気がする。
目に見える健康被害が出る前に、早急に基準値の見直しが必要なのは言うまでも無いな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

TPP交渉参加と日本の国益

2011-11-18 04:24:16 | 様々な話題
野田佳彦首相が交渉参加を表明し、何かと話題のTPP問題なのだが、当ブログでもTPPに関して色々と書いて来た。
私は、日本にとってTPPは単なる貿易自由化と言う話だけでは無くて、日本のシステムを根底から揺るがす様な大きな問題だと思っている。
これは、私だけで無く多くの人が思っているから、TPPに付いて賛否両論が渦巻いているのだろう。

しかし、である。そんな大問題なのに余りにもTPPに関する情報が少なく、多くの人がTPPの事を本当に理解しているのか疑問視が付く。
今まで色々と書いて来た斯く言う私も、日本がTPPに参加して我々国民の生活がどう変化し、TPPの影響がどの程度なのかを全て把握しているとは言い難い。
それらの事に付いて、明確に答えられるのは、専門家や評論家でも少ないのではと思う。

そんな状況の中、TPPの交渉に参加した日本だが、TPPに参加する意義は何なのか?。
サブプライムローン問題とリーマン・ショックと言う金融問題により、国内経済が停滞している米国のオバマ大統領は、来年に大統領選を控え、経済回復と支持率アップの為に「輸出拡大して雇用創出」と言う方針を掲げ、2014年迄に輸出を2倍にする事を国是に掲げている。

これらの実行の為に、米国はTPPを最大限利用すると言う方針と、アジアに於ける米国のプレゼンスを確保し、中国を牽制すると言う方針を持って、TPPに参加した米国の考えは判り易い。
明確な方針の元に、TPPに参加する米国とは違い、我が国はどんな考えを持ってTPPに参加するのだろうか?、何の果実を得る為に交渉に参加するのだろうか?。

前にも書いたが、交渉とは利害関係を調整する事であり、自らの利益ばかりを主張しても上手く行かない。
しかし、相手の主張ばかりを呑んでいては、こちらが一方的に損をするだけである。
自らの利益と相手の利益を考え、双方に旨味のある果実がなければ交渉する意味を持たない。
そこら辺の微妙な匙加減が重要なのだが、TPPに関して日本の利益、つまり国益とは何であろうか?。

賛成派によれば、TPPに参加する事で国を開くと言う事と、関税撤廃が大きなメリットの一つと主張しているのだが、反対派に言わせると日本の平均関税率は諸外国と比べても低い方であり、その意味で国は既に開かれていると反論している訳だ。
次にTPP参加による経済効果であるが、2.7兆円と言う数字が出たのだが、これは10年間の数字であり、単年度で見れば2700億円。
しかも、この数字は農水業関連で現在の関税や規制を守ったままと言う、お粗末な数字だった事も判明している。

賛成派が主張している日本がTPPに参加するメリットは、何か弱い気がするのは私だけでは無いだろう。
日本がTPPに参加したら、こうこう、こう言うメリットがあるから、参加するのです。と言う強いビジョンが無く、TPPを「輸出拡大して雇用創出」すると言う強い意思を持ち、交渉に挑んでいる米国と比べ、海外向けと国内の反対派や慎重派に配慮した二枚舌を使う日本とは、余りにも差が大きい。

米国は「輸出拡大して雇用創出」と言う方針の元、輸出拡大の為に、色々と策を打ち、実行に移している。
米国だけが丸儲けの米韓FTAに貼った、週刊ダイヤモンドの記事にある様に、米韓FTA(自由貿易協定)も、その一つ。
私は、この記事を読んで米韓FTAみたいな不利な協定を、よく韓国は了承したなと、そして日本は米韓FTAと「同じ轍を踏むな」と思ったね。
米韓FTAは、韓国の批准がまだなので、正式に締結には至ってないのだが、仮に締結したとしても、その影響が出るのは数年後である。

その数年後に米韓FTAによる影響が、米国と韓国の双方にどんな影響を与えているのか非常に興味深い。
金融や農業等に、どの様な影響を与え、国内のルールや仕組みを米国企業に有利になる様に改定させられると言われる協定で、韓国の人々の生活がどうなるのか?。
本来ならば、それらを見た上でTPPへの参加の是非を決めたい所だが、そんなのは甘えた考えなのだろう。

TPPと武器を持たない戦争にも書いた通り、外交とは武器を持たない戦争である。
明確なビジョンを持たない日本は、強い意思を持って交渉に挑む諸外国との交渉に於いて、明らかに不利なのではないか。
TPPは日米修好通商条約で書いた様に、不平等条約と言われた通商条約とTPPはよく似ている。
不平等条約ならば、最初から交渉に参加しない事も、日本にとっては国益である。
バスに乗り遅れるなと言う声もあるが、地獄行きのバスならば乗らないのが賢明である。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

グラビア蓮舫と台風の夜

2011-11-15 19:37:37 | 様々な話題
TPP問題で揺れる中で行われた15日の国会なのだが、意外な人にスポットが当たった。
2011年9月、台風15号が首都圏を襲った夜、覚醒剤所持で逮捕歴がある男性と会食していた事を報じられた、元クラリオンガールで行政刷新担当相のグラビア蓮舫こと村田蓮舫だった。

蓮舫と逮捕歴のある男性との会食報道に付いて追及したのは、自民党の西田昌司。
西田は「大臣の担当は、所謂、防災担当では無かったかも知れないけれども、都民が家に帰るのにも困っている様な時に、祝杯・飲食しているのは、どうかと思うんですが」と質した。

これに対し蓮舫は「私の交友関係の中で、自分の中でお付き合いする人達が、過去どう言うお立場があったのか、そう言う事を知らなかった。報道等で知る事に付いては、軽率だと思って反省しています」
「知らなかった事は、私の不注意だし、それは反省しましたし、それ以降、お付き合いは控えています」等と述べた。

自民党の西田昌司と言えば、鋭い追及で評価の高い議員なのだが、今回の質問はイマイチだな。
私は、この記事をパッと見た時、「2011年9月、台風15号が首都圏を襲った夜、蓮舫が覚醒剤所持で逮捕」って見えて、蓮舫が逮捕されていたのか?(笑)。と思ったので、最初のインパクトが強すぎて、蓮舫が逮捕歴のある男性と会食した位では驚かない(笑)。

逮捕歴がある男性と一緒に覚醒剤を射っており、その男性とは「シャブ友」です。って事なら兎も角、会食しただけでしょ?、ショボいよ。
と言っても、台風で国民が大変な時に、酒を飲んで浮かれていたら問題だな。
次から次に起こる政治家のモラル無き行為に慣れて来て、私の感覚も麻痺して来た様だな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】