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菅前首相の献金問題で地検特捜部が捜査に着手

2011-09-07 01:45:13 | ニュース
今回は菅首相、拉致容疑者の親族を支援の関連エントリと言う事で。

菅直人前首相の資金管理団体「草志会」が、日本人拉致事件容疑者の長男が所属する政治団体「市民の党」の派生団体に6250万円を献金していた問題を巡り、神奈川県の住民らが政治資金規正法違反罪(虚偽記載)で、菅前首相に対する告発状を東京地検特捜部に提出し受理された。
特捜部は立件の可否を判断する為、捜査に着手する。

告発された事実は、自民党の西田昌司参院議員が8月11日の予算委員会で指摘して発覚。
税理士でもある西田が、草志会の提出した07年の政治資金収支報告書を元に、収支を日付順に並び替えた所、帳簿上で一時的に現金が足りず、寄付が不可能な状態に陥っていた。
不足金額は最大で658万5593円。

同委員会で、西田が「残高がマイナスになる事は有り得ず、収支報告書の記載は出鱈目だ!」と追及すると、菅前首相は「立て替えと言う事もあり、必要であれば調べて報告する」と答弁。
しかし、である。直後に退陣表明した為、残念ながら疑惑は有耶無耶になっていた。

注目の告発状は、記載すべき収入を記載していなかったとして、政治資金規正法に抵触すると指摘。
また、菅前首相が国会答弁で寄付に付いて「私が判断をした」と話している事から、収支報告書の記載の責任は事務担当者では無く、菅前首相にあるとしている。

菅前首相の献金問題が刑事事件に発展する可能性も出て来た事は、船出したばかりの野田ドジョウ内閣にとっても大きな痛手だ。
野田佳彦首相自身と、前原誠司政調会長の外国人献金問題も発覚しており、ドジョウ首相も暫くは、枕を高くして寝れない様だな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】