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ネッタイムス・ブログ

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ルーピー鳩山は混じりけ無しの馬鹿である

2012-07-21 17:08:16 | ニュース
民主党のルーピーこと鳩山由紀夫元首相は20日、反原発や脱原発を訴える市民グループが、首相官邸前で行ったデモに参加し、「この土壇場の再稼働を止めるべきだと私も思っている」と、原発の再稼働反対を訴えた。

ルーピー鳩山は午後6時頃に議員会館を徒歩で出て、デモが行われている首相官邸前を訪れ、デモ参加者を激励したのだが、民主党関係者によるとルーピー鳩山は、「社会現象となっているデモを元総理として見ておくべきだ」として、今回の行動を決めたらしい。

デモでルーピー鳩山は、「国民の声を官邸に届けよう」と声を張り上げ、そして突然何を思ったか、「今から官邸に思いを伝えて来ます」と宣言し、デモの参加者から拍手で送られ官邸に向かったが、官邸の主である野田佳彦首相は九州視察の為に不在で、代わりに藤村修官房長官が応対した模様(笑)。

ルーピー鳩山は「再稼働への反対意見を首相に聞いて貰いたい」と、主無き官邸で侘しく訴えたと言う。
官邸に行って思いを伝えると言うのなら、野田首相が居るかどうか位は調べてから発言すれば良いのだが、どうせルーピー鳩山の事だから、軽挙妄動なのだろう(笑)。

政権与党の首相経験者が、デモに参加する異例の事態に、党内の多くは唖然としたらしく、ルーピー鳩山に近い議員も「鳩山氏の目立ちたがり屋ぶりは止められない」と嘆き、他の民主党議員からは「総理を遣った方が行くのは、仮に同じ考えでも如何なものか」といった批判が出ている様だ。

ルーピー鳩山のデモ参加には、民主党の関係者で無くとも驚いた人は多いと思うが、斯く言う私も俄には信じられなかったね。
何故かと言えば、ルーピー鳩山が首相の時、温暖化ガスを25%削減する為に原発の利用率を最大88%にアップと言った温暖化対策に軸足を置き、2030年までのエネルギー政策の方向性を示す「エネルギー基本計画」を閣議決定。
その基本計画とは、エネルギーの安定調達や地球温暖化対策を強化する為、2030年迄に14基以上の原発を増設すると言うものである。

更には、運転開始から40年を超え、耐用年数を過ぎ老朽化した福島第一原発1号機を廃炉せずに、10年間稼働を続ける運転延長を認可する路線を敷いたのは、ルーピー鳩山だったからである。
これらの原発推進実績を見れば、ルーピー鳩山が反原発のデモに参加するなんざ有り得ない訳で、そんなルーピー鳩山に拍手をしたデモ参加者の対応にも呆れてしまう。
通常ならばルーピー鳩山は罵倒されたり、帰れコールが起こっても不思議では無いのだから。

ルーピー鳩山は政権交代前の野党時代に、「首相を退任後、政界に残ってはいけない。影響力を残したいと言う人が結構いるが、首相まで極めた人がその後、影響力を行使する事が政治の混乱を招いている」と述べ、自民党の首相経験者を批判した事があるのだが、混乱を招いているのは鳩山由紀夫と言う男そのものではないのか(笑)。

ルーピー鳩山は首相になる前、自身が首相に就任したら首相退任後は衆院選に立候補しない意向を示し、自身が首相を辞任した際には、その言葉通り次期衆院選には出馬せず。と、言っていたが、舌の根も乾かぬ内に、その発言を撤回したと言う筋金入りの馬鹿である。
我が国の政治のトップを務めた事もある御仁に、馬鹿と言う言葉を使うのは恐縮だが、ルーピー鳩山は常軌を逸した馬鹿と言える。

更に言えば、ルーピー鳩山は「無添加」「無着色」「無香料」の混じりけ無しの本物の馬鹿と言えるのだが、ドイツの詩人・ゲーテは「活動的な馬鹿より恐ろしい物は無い」と言い、ナポレオン・ボナパルトは「真に恐れるべきは有能な敵では無く、無能な味方である」と言っている通り、鳩山由紀夫と言う人間は、恐ろしい程の馬鹿だと思う。
厚顔無恥や軽挙妄動と言う言葉では説明する事が出来ない純度の高い馬鹿なのだ。

民主党の面々は、そんなルーピー鳩山を、よくもまあ野放しにしているもんだと呆れるが、ルーピー鳩山は実質的なオーナーだから、誰も面と向かって文句を言えず、正す事が出来ないのだろうか。
ドイツの哲学者・ニーチェは、「馬鹿を論破するのは不可能」と言っている通り、ルーピー鳩山には何を言っても無駄だから、放置プレイなのだろうか。
こんなのが政治家、こんなのが総理大臣だったとは、鳩山由紀夫に一票を投じた有権者は、今、何を思っているのだろう。では。

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【ネッタイムス・東坊京門・作】

参議院に新会派「みどりの風」

2012-07-19 00:48:06 | ニュース
民主党の参議院議員である舟山康江(山形選挙区)、行田邦子(埼玉選挙区)、谷岡郁子(愛知選挙区)の3人は17日、民主党から離党する意向を示し、同じく参議院議員で先に国民新党を離党して現在は無所属の亀井亜紀子(島根選挙区)と共に記者会見を開き、女性4人の新会派「みどりの風」を設立すると発表した。
「みどりの風」は、「原発ゼロ社会」「反TPP」等を進めて行くとし、会派は4人代表制を取り、党議拘束は掛けないと言う。

新会派や新党と言えば当ブログのエントリ、小沢新党の党名は「国民の生活が第一」で、新党では無いが派閥の名前は最高ですか?等にも書いている様に定番ネタだから、「みどりの風」と言う会派の名前にも触れてみるとする。
参議院の会派で「みどりの風」と言えば、昔、参議院が「良識の府」と呼ばれていた頃に「緑風会」と言う無所属議員の会派が有った事を思い出したのだが、両方に共通なのは「緑」と言う色だな。

緑は七色の虹の中央に位置し、右にも左にも傾いていない事や、清新・静寂・平安・沈思を連想させる色と言う理由等から「緑風会」と名付けた様だが、「みどりの風」もそんな感じで名付けたのだろうかね。
「緑風会」が有った頃の参議院は、「良識の府」と呼ばれていたのだが、今の参議院と言えば当ブログのエントリ、参議院は衆議院の劣化コピーにも書いた様に、衆議院のカーボンコピーと言う状態だから、政党政治から脱却して貰いたい。とか書いていると、長くなるので話を本題に戻すとする。

「みどりの風」と言う名前は、まぁ、可も無く付加も無く無難な印象だね。
先日、旗揚げした小沢新党の「国民の生活が第一」は、「国民の生活は二の次」とか揶揄されたり、今月12日にはツイッターで歌手の宇多田ヒカルに「ついに政党の名前にもキラキラネームきたか…。」とツイートされたり、色々と変な意味で話題になっている。
「キラキラネーム」とは、当て字を使ったりして、子供にユニークな名前を付けると言う、所謂「ドキュンネーム」って奴ですね(笑)。

宇多田は6月24日のツイッターで、「最近日本では風変わりな名前の子供が多いらしいけど、絶対読めない名前とか、日本語っぽくない名前とか、ちょっとかわいそうだなと思う」と、批判的なツイートをしているから、「国民の生活が第一」に対して余り良いイメージは持っていないのだろうな(笑)。
まぁ、政党らしくない名前だから、色々と茶化されるのは覚悟の上だわな。

これから新党を作ろうかなと思っている議員は、こうなったら、そんな批判的な意見を逆手に取って、インパクトのみで勝負したらどうだろうか?。
昔、ビートたけしが主演していたテレビドラマで「刑事ヨロシク」と言うのが有ったのだが、それに対抗して「新党ヨロシク」とかね(笑)。
他には、「甘栗むいちゃいました」に対抗して「政党たちあげました」とかさ。

後は、「新党どうですか?」とか「政党ですか?」とか、有権者に問い掛けるイメージや、「投票して下さいよ」とか「一票お願いします」とかの名前にして有権者に頼む形の名前とかね。
もうこうなったら破れかぶれだろうよ、どうせなら名前のインパクトで勝負すれば良いさね(笑)。
そう考えたら「みどりの風」って、普通と言うか真面目な名前だわ。
「みどりの風」は、女性ばかりの会派なんだから、それを全面に出した名前にすれば女性票が集まるかも知れないな。って、もう名前は決まったのだから、余計なお世話だな。

最後に、「みどりの風」の亀井亜紀子に付いてだけど、これまた当ブログのエントリ、消費税増税の談合三兄弟を打倒せよにも書いたのだが、未だに亀井静香と亀井亜紀子が親子だと誤解している人が居るね。
亀井亜紀子の父親は亀井静香では無くて、「津和野藩の藩主の末裔」である亀井久興前衆議院議員だよ(笑)。
久興、亜紀子の亀井家は津和野藩主の家系だから、亜紀子の渾名である「姫」は、津和野藩の正真正銘の「姫」だからであり、単に苗字に「姫」が付いているだけで「姫の虎退治」と言われた、どこぞの「ぶってぶって姫」とは根本的に違うのである(笑)。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

小沢新党の党名は「国民の生活が第一」

2012-07-12 01:03:08 | ニュース
消費税増税法案に反対して、民主党を除籍(除名)されたオザワンこと小沢一郎らによる結党大会が11日にあり、政党名は「国民の生活が第一」と発表され、小沢新党が正式に発足。
新党には衆議院から37人、参議院から12人の計49人の国会議員が参加し、代表にオザワンを選任した。

オザワンは「先ずは社会保障と税の一体改革に名を借りた実質増税だけの消費増税法案を撤回させるべく行動する」と表明。
増税前に遣るべき事は、地方復興と生活再建、地域主権の確立、行財政の抜本改革、デフレ経済対策、新エネルギーの開発促進で脱原発の方向性を鮮明にして行きたい。としている。

小沢新党の政党名に付いては色々と噂されていたが、オザワンがお気に入りのフレーズだからと報じられた通り、「国民の生活が第一」に決定した様だ。
政党名と言えば、当ブログのエントリ、民主党から離党議員の政党名は新党きづなとか鈴木宗男が政党名を新党大地・真民主に変更で、政党名では無いけど、派閥の名前は最高ですか?等で色々と書いており、言ってみれば当ブログの定番ネタになっている。

それらのエントリで必ずと言っても良い位に出て来るのが「勃ちやがれ!」と言う言葉なんだけどね(笑)。
御存知の方も多いとは思うが、勃ちやがれと言うのは、平沼赳夫らが集まって作った政党の名前なんだけど、老人が集まって「勃ちやがれ!」と声高に叫ぶ姿を見て、涙ぐむ老人も多いと思う、多分(笑)。
いや、老人のみならず中年の男性も、来るべき我が姿なのかと共感を覚えるかも知れない。

思春期の少年だった頃は、「勃ちやがれ!」と気合いを入れなくても自然に勃っちゃうから、逆に大変だったりする訳で、意味も無く障子紙にイチモツ(ティムポ)を突き刺して、破ったりして遊んだりする少年も居たりしたもんですよ。
私の場合は家に障子が無かったので、やかんを持ち上げたり、イチモツで釘を打って遊んだりしていたもんだよ(笑)。

そしたら、釘の打ち方が周囲で評判となり、近所に住むオッサンから、日曜大工を手伝ってくれと頼まれて、止む無く釘を打っていたら、また違うオッサンから釘を打ってくれと頼まれ、そしてまた違うオッサンから・・・と、最後は町中の釘を打たされたと言う苦い思い出がありますね(笑)。

まぁ、日曜大工で釘を打たされ、町中の釘を打ったと言うのは冗談なんだが、思春期の頃は元気過ぎて困っていたのは本当だよ。
それが今では、そんな元気な姿は何処へやらってな感じだから、「勃ちやがれ!」と叫ぶ気持ちも判りますよ(笑)。って、一体、何の話をしているのか判らなくなったね。
そうそう、新党とか政党名の話だった訳だが、時々、話が脱線し過ぎて自分でも何を書いていたのか判らなくなる事がある(笑)。

「勃ちやがれ!」の話は置いといて、小沢新党の話に戻すのだが、政党名は「国民の生活が第一」ですよ。
政党名にしては長いと思うが、選挙の時はどうなんだろうね。
選挙対策を考えれば、短くて書き易い政党名が良いとされ、有権者を馬鹿にしている訳では無いが、出来れば平仮名が良い。ってのを読んだ事があるけど、小沢新党は丸っきり逆だね。

長い政党名の小沢新党が次期衆院選で勝ったならば、今までの選挙の常識を変える事になるね。
まぁ、「国民の生活が第一」と書かなくても、政党名が判別出来れば問題無いとされるが、「生活」とか「第一」とかでオッケーなんだろうか?、何れにせよ、冒険と言えるだろう。

今後の政局だが、今回の小沢新党の旗揚げメンバーは第一陣であり、民主党の中間派の離党予備軍から、第二陣の参加もあると噂されている。
それらが小沢新党に合流するかは不明だが、次期衆院選で民主党が大敗するのは確実な情勢だから、泥船からネズミが逃げ出す様に、次から次に離党しても不思議では無いのである。

有権者の立場から政党を見てみると、民主党がマニフェスト詐欺を行う等、拙い政権運営をして有権者から大顰蹙を買っているのに、それに対抗する自民党も不甲斐ないから話にならず、消費税増税法案を巡っては、民主党、自民党、公明党(民自公)の「談合三兄弟」による「三党合意」と言う名の「密室談合」を行う等、民主党と自民党が同じ穴の狢となった感が否めない。

民自公が消費税増税の共犯者となった事で、次期衆院選の争点は「消費税増税政党vs反消費税増税政党」と言う構図になる事が予想される。
そうなると、消費税増税に反対する勢力が俄然有利になると見て、小沢新党に合流する議員が増えるかも知れないな。
オザワンの政治手法に嫌悪感を持つ連中は、小沢新党に合流せず、消費税増税反対を旗頭にして、独自に政党を作る等、様々な動きがある事も予想され、今後の永田町の勢力図は大きく変わる事も有り得るって事で、政局の動向に注目だな。

最後に一応お断りと言うか説明しておくと、文中に出て来る平沼赳夫の「勃ちやがれ!」は、正しくは「たちあがれ日本」と言う政党名なので、「勃ちやがれ!」と誤って覚えない様に(笑)。
単に茶化して書いているだけだから。では。

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国会の事故調の最終報告書と報道

2012-07-07 20:40:24 | ニュース
東京電力の福島第一(福一)原発事故に関し、国会が設置した事故調査委員会(事故調、黒川清委員長)は5日、「事故は自然災害では無く明らかに人災だった。政府、規制当局、東電は人々の命と社会を守ると言う責任感が欠如していた」と言う内容の最終報告書を纏めた。

報告書にある「原発事故は自然災害では無く明らかに人災」と言う文言を見て思うのは、当ブログだけで無く、様々な媒体でも言われて来た事なので、何を今更って感じなのだが、国会の事故調が報告書と言う形で、原発事故は人災だと正式に認定した訳だ。

それはそれで意義深い事なのだが、私が気になったのは、昨年12月26日に政府の事故調査・検証委員会(事故調、畑村洋太郎委員長)が中間報告を纏めた際、それを報じた27日の朝刊に比べ、今回の国会の事故調による最終報告書を報じる記事の扱いが小さかった事である。

前にも何度か書いたが、私は「日本経済新聞」「産経新聞」「地方紙」「スポーツ新聞」を読める環境にあり、それらを読み比べる事により、各新聞社の思想信条や報道姿勢を客観的に見る様にしている。
その私が見る限り、先述した政府の事故調の記事と、今回の国会の記事を比べると扱いが小さく感じる。

あくまでも私個人のイメージや見方なので、他の方の見方とは違うかも知れないが、1面の配置やスペースだけを見ても明らかに違いがある。
1面を見比べると、左巻きの地方紙はメインで扱っているので大きい方だが、日経新聞(西日本、14版)のメインは欧州の利下げ記事、産経新聞(西日本、13版)のメインは将棋の羽生善治がタイトル通算81期を記録したと言う記事。

日本の空と海と大地に放射性物質を撒き散らした、あれだけの原発事故の記事と、欧州の利下げや羽生の偉業とは、どちらが重要な記事かは、言わずもがなだと思うけどね。
以前、新聞協会の提灯記事か何かで、新聞は事件や事故を掘り下げて扱います。とか云々と言うのを見た事があるのだが、チャンチャラ可笑しいね、とんだお笑い草だよ。

福一の原発事故に関する事故調の最終報告書と言う、こんな重要な記事の扱いが小さいなんざ、日本の新聞社として恥ずかしく無いのかね?。
当ブログは、国会の事故調の最終報告書に関して、ネットの記事とか、新聞の朝刊とかを色々読んでからエントリを書こうと思っていたが、朝刊1面を見て、虚脱感と言うか何とも言えない重たい気分となって、エントリを書く気力を失ったもんだ。

まぁ、国会の事故調の最終報告書は約640ページも有る物だから、各新聞社はそれらの情報を精査したり分析している途中なのかは知らないが、余りにも軽い内容ではないかな?。
勿論、1面以外にも記事を書いているけど、今回の最終報告書は政府の事故調や民間の事故調査委員会に比べ、地震と津波対策の不備や、政府、関係機関、東電の責任に関して、厳しく突いた記述が有るにも拘わらず、そこら辺りを追及する姿勢が弱いのではないか?。

今回の事故調が最終報告書を提出したと言う絶好の機会に、福一の原発事故の原因究明や責任追及を行わないで、何時、遣るんだ?。
マスコミは常日頃、国の政(まつりごと)を監視する第四の権力だとか、社会の木鐸だとか偉そうに言っている癖に、こんな重要な事に腰が退けた様な記事を書いてて、どうすんの?。

国会の事故調の最終報告書にしても、その報告書の内容が正しいのかどうかを検証しなければならない。
例えば、周辺住民の避難に活用する為に、巨額の費用を掛けて運用されている緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)に付いて、事故調は「初動の避難指示に活用する事は困難」としている。

しかし、である。放射性物質の飛散方向を予測する事で、避難指示に役立てる事が出来た筈だとする、これ迄の指摘を無視する様な意見であり、SPEEDIや他の拡散予測システムの存在そのものを否定する事になるのではないか?。
事故調は、更に「避難区域の設定の根拠とする事が出来る正確性は無い」とも言っているのだが、SPEEDIの情報は避難誘導に関して一つの目安となる事は明らかであり、事故調の見識には大きな疑問符が付くだろう。

それらを精査し検証するのも新聞社を始めとする各メディアの仕事だと思うのだが、まぁ、各メディアからすれば、「そんな直ぐには出来ないよ!」と言う事になるだろうから、今後の報道に期待しときます(笑)。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

造反の処分を巡る民主党のゴタゴタ劇

2012-07-04 21:23:01 | ニュース
今回は、消費税増税法案に賛成、棄権、欠席した議員は恥を知れの関連エントリと言う事なのだが、消費税増税法案の衆議院採決で反対票を投じ造反した議員の処分に付いて、まるで遅漏のセックスの様に、ダラダラと決められずにいた民主党の執行部。
そんな遅漏集団のトップである野田佳彦ドジョウ首相は6月28日、国民新党の自見庄三郎代表と会談した際には、「賛成した人が地元で批判され、反対した人が英雄視されている」として、造反者への不快感を示していた。

その民主党は3日、遅漏のセックス状態から脱して、やっと造反した議員への処分を決定したのだが、オザワンこと小沢一郎ら離党組に「厳正な対処」を求める野田首相が主導する形で、小沢一派の衆院議員に除名と言う厳しい態度を示した。
昨年末に民主党を離党し「新党きづな」を旗揚げした内山晃ら10人を除名したのと同様の処分を決め、小沢一派を特別扱いしなかった。
野田首相の取り巻きは、「念願の小沢切りだ」と歓迎していると言う。

しかし、である。小沢一派衆院議員の処分とは違って、参院議員12人に付いては処分せず、離党を認めた形を取った。
これは「参院に政権の行方が掛かっている」として、参院での消費税増税関連法案可決に向け、小沢一派の離党組参院議員の協力を得ようとする参院議員会長で、水気の無いボウフラこと輿石東幹事長の助平心なのだろう。
それと、離党組の参院議員にも厳しい処分を下せば、他の議員の反発を招く恐れがあり、新たな離党者が出ると今国会での重要法案の成立が一段と難しくなる為だ。

ここで注目されるのが、ルーピー鳩山元首相への処分である。
ルーピー鳩山と言えば、先日、弟の邦夫と共に、俳優の麿赤児が女装した様な母親から、各々42億円の贈与を受けた事が話題となった、あの鳩山由紀夫である。
何時も目が泳いでいて視点が定まらず、挙動不審で警察官に職務質問されるレベルの鳩山由紀夫。
政治活動での名前を由紀夫から、友愛の「友」の字を取って「友紀夫」に変更したが、回りから相手にされない鳩山由紀夫の処分だ。

その「気違い」じゃなかったルーピー鳩山は、党員資格停止6ヶ月と言う厳しい処分となったのである。
衆院の法案採決に反対し離党届を出さなかった衆院議員19人の内、ルーピー鳩山だけが党員資格停止6ヶ月(他は党員資格停止2ヶ月)であり、これは党員資格停止の期間としては民主党の指針で最も長いもの。
ボウフラ輿石はルーピー鳩山の処分に付いて、「元首相、元党代表と言う地位に鑑みて重い処分とした」と説明した。

党員資格停止になると、党の会議に出席する事が出来ず、党所属議員としての行動も著しく制約され、ルーピー鳩山は9月に行われる予定の代表選での投票権をも失う事になる訳だ。
更にボウフラ輿石は、「党員資格停止中に解散総選挙になったら、民主党の公認候補にはならない」と断言した。
ルーピー鳩山を離党予備軍に対する「見せしめ」に利用し、党幹部は「市中引き回しの刑」と述べている。

これに対して、今回の処分に不満を持つルーピー鳩山の側近は、「離党なんて何時でも出来る。与党過半数割れの鍵を鳩山さんが握る事になる。何時か、ぎゃふんと言わせてやる」と語り、小沢一派に続いて離党する可能性も示唆し、新たな火種となって民主党内で燻り続ける訳だ。ぎゃふん(笑)。
一方、当ブログのエントリ、小沢一派が民主党に離党届を提出に書いた離党する面々なのだが、小沢新党の旗揚げを前にして、色々とゴタゴタしている様だ。
オザワンらと共に、離党届を提出していた衆院議員の水野智彦が、執行部に撤回を申し出て受理され、小沢新党に参加すると見られていた衆院の瑞慶覧長敏と参院の友近聡朗が、当面は新党に参加しない事を表明した。ってね、何なんだ、この纏まりの無さは。ぎゃふん(笑)。

また、衆院議員の加藤学は4日、執行部に離党届を提出し、「新党に入る方向で遣って行く」と述べ、小沢新党に参加する意向を表明した。
小沢一派は、出たり入ったり賑やかなんだが、離党届を親分のオザワンに預けて一任したと言うのは、所謂「血判状」みたいなもんなんだけど、その血判状の意味すら理解していない奴は何なのかね(笑)。
最近の政治家は言葉が軽くなったと、私は何度も書いているのだが、軽くなったのは言葉だけでは無く、行動も軽くなった様だな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】