ネッタイムス・ブログ

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消費税増税の談合三兄弟を打倒せよ

2012-06-22 03:33:05 | 様々な話題
消費税増税関連法案は、「消費税増税大政翼賛会」と言える民主党、自民党、公明党(民自公)の「三党翼賛体制」による「三党談合」が行われた事で、一気に成立へと向かうと言う由々しき自体となっている。
この「団子三兄弟」ならぬ「談合三兄弟」に関する流れは当ブログのエントリ、消費税増税の三党翼賛体制と違法ダウンロード刑事罰化と、民主党、三党談合の合意を了承を是非とも読んで頂きたいと思うのだが、この悪しき三党談合によって、これまた当ブログのエントリ、違法ダウンロード刑事罰化とリッピング違法化が可決にも書いた様な悪法成立と相成っている。

民自公の談合三兄弟による三党談合で、消費税増税は「数の論理」の上では成立の可能性が高くなり、これに対抗するには消費税増税に反対する「心ある」勢力が結集する必要があるだろう。
私が消費税増税に反対する理由は、これ迄にも当ブログで散々書いているのだが、掻い摘んで書けば、今の日本の経済状態で消費税増税を行えば、日本と言う国が立ち行かなくなる程の打撃を受けるのは確実であり、3%から5%に消費税率を引き上げた時よりも更に深刻な状態になるのが目に見えるからである。

民自公「談合三兄弟」の政治家は実際に庶民の生活を見て、そして話を聞いて、その上で消費税増税だの抜かしているのか?。
今、消費税増税を行えば消費は更に落ち込んで、小売り業界にダメージを与え、「シャッター通り」と言われる商店街が更に増える事になるのは明白だろう。
選挙の時だけ地元に入ったり、上っ面だけを見ていたら庶民感覚なんざ判らないだろうが!。

福島第一原発事故による賠償や、事故の影響で原発が再稼働されず、燃料代等のコストが掛かるからとの理由で、「総括原価方式」によって電気料金が値上がりし、更に再生可能エネルギーの普及を促す為の「固定価格買い取り制度」によって電気料金が値上がりして、各家庭は負担が増える一方である。
そんな状況の中で、消費税増税ってのは庶民に負担を掛け過ぎだろうが!、庶民は「カネの成る木」を持っている訳では無く、財布は一つしか無いって事を政治家と官僚は理解した方が良い。

まぁ、あれだ。言いたい事は犬の糞ほど沢山あるが、先を急いで話を消費税増税を取り巻く永田町の情勢に移すとする。
民主党と連立を組む国民新党は20日の議員総会で、消費増税関連法案を巡る民自公の三党談合による合意を了承。
自見庄三郎代表は、「最低保障年金の創設や後期高齢者医療制度廃止への対応等が依然として未確定だが、社会保障への対応は待った無しだ。賛成は苦渋の選択」と消費増税法案に賛成する姿勢を示した。

国民新党は、民自公「三党翼賛体制」の「蚊帳の外」であり、忘れ去られた状態なんだけど、自分達がクーデターで追い出した亀井静香が代表だったら、こんな「蚊帳の外」で存在感が無い状態なんざ有り得ないだろうし、亀井静香代表だったら消費税増税には真っ向から反対して頼もしい存在だっただろうと思うと、何だか悲しくなるね。
亀井静香と一緒に党を離れた「津和野の姫」こと亀井亜紀子も、連立与党の中から消費税増税の反対を声高に叫んでいただろうと思うと、更に悲しくなるね。

真面目な話をしている中で、ちょっと余談と言うか話が逸れるが、亀井静香と亀井亜紀子が親子だと誤解している人が居るので説明すると、亀井亜紀子の父親は亀井静香では無くて、「津和野藩の藩主の末裔」である亀井久興前衆議院議員だからね(笑)。
久興、亜紀子の亀井家は津和野藩主の家系だから、亜紀子の渾名である「姫」は、津和野藩の正真正銘の「姫」だからであり、単に苗字に「姫」が付いているだけで「姫の虎退治」と言われた、どこぞの「ぶってぶって姫」とは根本的に違うのである(笑)。

ここまで亀井に付いて書いたので、物はついでと言う事でもう少し書くと、国民新党には以前、亀井静香と、静香の兄の亀井郁夫前参議院議員、そして津和野藩の亀井久興と亀井亜紀子の親子が在籍しており、一時4人の亀井が居たのである。
国民新党は悲しいかな少数政党であるのだが、その少ない人数の中に4人もの亀井が在籍していたから、国民新党は「亀井党」と揶揄される事も有った訳だ(笑)。

因みに、津和野藩の久興と亜紀子の亀井家と、静香と郁夫の亀井家は先祖が近い関係だったと言われており、遠縁に当たる関係らしい。
何か話がどんどん脱線して、明後日の方向に向かっているから、ここで本題である消費税増税に戻すとする。
まぁ、消費税増税の事ばかり書いていると、私はだんだん頭に来て、胸糞悪くて「ファック」とか「ファッキュー」とかの言葉ばかりを羅列してしまい、冷静な文章が書けなくなるから、敢えて脱線したのである(笑)。

まぁ、あれだ。民主党と連立を組んでいる国民新党が、犬の糞ほど役に立たないとなれば、消費税増税反対派のオザワンこと小沢一郎が率いる小沢一派の動きを見てみると、オザワンが採決への反対を表明したとされている。

それに対する反応はと言えば、ルーピーこと鳩山由紀夫は「自身の態度は決めているのか?」と記者に問われて、「当然、私自身がマニフェストの旗を掲げて当たった訳ですから、国民の皆さんに消費税は遣らないと訴えて、お陰様で政権大勝利を収めたと、その責任はどう言う形であれ、取らなければと思っています」と述べ、相変わらず何を言いたいのか判らない(笑)。
ルーピーは、一事が万事こんな感じだから、混ざりっけ無しの「本物の馬鹿」だと言われるんだよ。

オザワンが採決への反対を表明した事に付いて、オザワンの師匠だった田中角栄の娘である田中真紀子は、「前回の菅さんの不信任の時にも、みんなを煽りながら来なかった事もある。今回も煽っているだけなのか、本人が投票行動を起こされるのか、昨日も来ていなかったですしね。ちょっとおかしいなと。判り易い行動を取って欲しい」と述べている。

田中真紀子が言う通り、オザワンは「肝心な時に居なくなる」とか、オザワンは「逃げ足には定評がある」とか言われている。が、今回の消費税増税に対する反対で、オザワンが腹を括って行動せず、またしても逃げる様だと、小沢一郎と言う男の政治生命は終了だわな。

オザワンは、そこら辺りを十分承知して行動すると思うし、造反して離党するにしても、消費税増税に反対と言う大義名分が有るのだから、胸を張って離党すれば良い。
民自公の「談合三兄弟」による「密室政治」での「三党談合」と言う遣り方に反発している人達も多いから、次の選挙の際に「小沢新党」が消費税増税を争点にして増税反対の立場で戦えば、第三極として票を得る可能性も高い。

「談合三兄弟」による「三党談合」は、「消費税増税大政翼賛会」と言う「翼賛体制」であり、この悪しき政治システムに対する嫌悪感の高まりを、民自公の当事者は理解しているのか?。
小沢一派のみならず、民主党や自民党、その他の政党や無所属の「心ある」議員はキンタマが付いているなら、今こそ「勃ちやがれ!」じゃなかった「立ち上がれ!」とね。
腰にぶら下げている物は見かけ倒しか?、男なら「立ち上がれ!」、男だけじゃなく女性議員も「よろしくね!」(コントゆーとぴあ・談)。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やり方が汚いね、、、(w (傍観者)
2012-06-22 14:10:17
増税反対派の切り崩し工作で、永田町の各議員に浅草の消印で週刊文春に掲載された小沢一郎夫人の直筆手紙のコピーが届いたらしいね、、、(w
密室談合とか工作とか増税派のやり方は汚いね、、、(w
談合三兄弟には支持が集まらないよ、、、(w
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Unknown (Unknown)
2012-06-22 15:24:47
財務省の犬でしかない野田の口から出まかせ、うそだらけの言い草にはあきれる、もう国民は騙されないと思いたい
騙されるのは、自民と公明のアホ達だけで十分ですよ
野田みたいなアホをつくる松下政経塾は口先だけの人間ばかり
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草刈り場、、、(w (傍観者)
2012-06-22 20:56:50
みんなの党の渡辺喜美代表は22日の記者会見で、民主党議員が消費税増税に反対して離党した場合、「アジェンダ(政策課題)が同じなら、我々の救命ボートを回したい」と述べ、政策一致を条件にみんなの党が受け皿になる考えを示した、、、
民主党の小沢一郎元代表が新党結成に言及していることに関しては「政党自爆装置のスイッチが入ったという事だ」と指摘、、、
ネッタイムスさんが好きな政界再編ガラガラポンが始まるかもね、、、(w
民主党は草刈り場となればいい、、、(w
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Unknown (Unknown)
2012-06-23 02:18:06
他の人もコメントしていらっしゃるが小沢和子夫人の手紙が永田町の議員連中にバラ蒔かれたようだねー
あんな手口は左翼の学生運動に身を投じていた仙谷あたりが考えたのかねー
中傷ビラなんて手口は左翼の常套手段だからねー
仙谷はセクハラしたり鼻糞をほじって食べながら中傷ビラみたいな手紙のバラ蒔きを考えたのかな? 汚い話だねー
それとも週刊文春に記事をリークした筋が考えたのかな?
誰が考えたのか不明だけどこんな方法は逆効果になると思うよ
そう考えたら消費税増税反対派のマッチポンプかもねー
水面下では消費税増税したい勢力と反対する勢力の駆け引きが凄いのだろうね
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どうも (東坊京門)
2012-06-24 07:11:15
松下政経塾の議員連中は、全てとは言わないが碌な奴が居ない事は明白だね。
松下幸之助は経営者としては素晴らしい人だったが、政経塾なんざ作ったのは大失敗だったと言わざるを得ない。

民主党が草刈り場となるか不明だけど、政界再編ガラガラポンの切っ掛けになると良いんだけどね。
仰る通り、私は政界再編ガラガラポン論者ですから(笑)。
小沢一郎の妻である和子夫人の手紙に関しては、当ブログのエントリに書いたので読んでみて下され。
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